前日と同じ料理屋・煌凜丸で今度は刺身メインの昼食を食べたあと、午後は寺地遺跡公園へ。
ここでも縄文時代の住居跡が見つかっている。
復元された住居も。
その後、青海海岸で石拾いをしたが、石拾いについては後でまとめて書こう。
青海海岸と糸魚川海岸の間に、天津神社へ寄った。
ここは、拝殿はひとつなのに、本殿はふたつある。
右が天津神社、左が奴奈川神社(半分しか写ってない)
さて、石拾いのこと。
最初に訪れたのは青海海岸。
次に立ち寄ったのが糸魚川海岸。
ヒスイ海岸と看板が出ているが、ジオガイドさんによれば青海海岸の方がお薦めとのことだった。
これらの海岸で拾ったヒスイはお持ち帰り自由だが、最近ではめったに見つからないそう。
とはいえ、ここでは海岸に落ちている石の種類がとてもバラエティに富んでいて、石拾い自体が楽しかった。
道の駅では海岸で拾える石の一覧というポスターを売っていた。
しかし、同じ種類の石でも見かけはずいぶん差があり、素人が同定するのは難しい。
その点、ジオガイドさんが一緒だと、石の名前をその場で教えてもらえて助かる。
わたしが拾ってきた石たち
左上から時計回りに、キツネ石(左下部に白雲母入り)、結晶片岩、電気石入り流紋岩、
薬石(流紋岩質凝灰岩)、緑色の石英、変はんれい岩
最後の変はんれい岩だけは海岸で拾ったものではなく、フォッサマグナ境界で
ガイドさんが手渡してくれたものだ。
キツネ石は正式にはリストベナイトと言う。
キツネ石の名がついたわけは、きれいな緑色の鉱物が入っているため、
ヒスイかとだまされてしまうからだそう。
この日は午後になっても雲があまり流れてこず、ずっと青空がきれいだった。
どの訪問地も、雨だったらぜんぜん楽しめなかったはず。
親不知トンネルへ下りる階段など、雨天だったら滑りそうで怖かったろう。
ほんとうに天気に恵まれた3日間だった。