7年以上前に買ったオーブンレンジが、少し前から不調だった。
オーブン機能は問題ないのだが、レンジ機能が悪くなってきたのだ。
全般的に、同じ加熱をするのに前より時間がかかるようになっているが、
これにもむらがあって、時おり全然温かくなっていないことがある。
そろそろ買い替え時かなと行きつけの家電ショップをのぞいてみた。
ネットで下調べをしたところ、同じパナソニックの製品がよさそうだったが、
今の製品はうちのと違って上のヒーター部分がむき出しで汚れやすく、
掃除しにくいというのが欠点だ。修理には2万円ほどかかるそうだが、
買えば7、8万はするので、いろいろ話をするうち、修理するのも
ありかなという気がしてきた。
そんなときだ。パナソニックに電話していた店長さんが、笑顔になって
「isakoさん、ラッキーでしたよ! 無料で修理できます」と言ったのだ。
話を聞いてみたら、この製品のマグネトロンは寿命が短いことがわかって、
無償で交換してくれるのだという。買ってから7年以上たっているのに。
なんて良心的なパナソニック! やっぱり買うべきは一流メーカーの製品だなあ。
ということで、今日、パナソニックの人が来て、マグネトロンを交換してくれた。
使ってみて驚いた。前とパワーがぜんぜん違う!
まったく温まらないという不調はいつも出るわけではなかったのだが、
働いているように見えたときでも、そのパワーは落ちていたのだろう。
徐々にだったから気づかなかったのだと思う。
冷凍ごはんのホカホカになり具合が明らかに違っていた。
心臓部のマグネトロンが新品になって、これならまだまだ使えそうだ。
ところで、修理の際に、古い耐震ゲルパッドを新しいものに交換した。
これは4、5年前に買ったものだが、やっぱり硬化していたようで、
新しいパッドはレンジの扉の開閉時でも、ゆらゆら揺れ方が違う。
ヘタをすると、中のコップの水がこぼれそうなほどだ。
十分な耐震効果を得るには、やはり数年おきに交換したほうがいいなと思った。