台風が通り過ぎた2日後、日帰りバスツアーで長野へ行ってきた。
今回は超有名な観光名所ではなく、フォトジェニックでちょっとだけ知られた場所、
3ヵ所を回るツアーだった。
最初に訪れたのは御射鹿池(みしゃかいけ)。
東山魁夷の絵で有名になったため池だ。
この日は風もなく、緑の水面に対岸の木々がきれいに映り込んでいた。
このアングルが一番有名。
木々と水面との境界に、明るい緑色の草地が伸びているところが絵になる感じ。
それほど大きな池ではなく、道路沿いの遊歩道を端から端まで歩いてもそれほど時間はかからない。
次に向かったのは、白駒の池。
この周辺には日本三大原生林のひとつが広がっている。
そして、苔の森として有名。
多くの森では下草としてクマザサなどが繁茂しているが、
ここでは一面が苔の絨毯だ。
じつは、今年は猛暑の晴れの日が続いていたので、苔もみずみずしさを失っているのではないかと
少しばかり心配していたのだが、ここは霧もよく発生するらしく、まったくの杞憂だった。
気温も標高2115mのここでは25度と快適だった。
倒木の株や、木の洞を覆い尽くす苔がおもしろい造形を作り上げている。
駐車場から白駒の池までは15分ほど。
一周すると40分くらいだが、ゆっくり写真を撮りたかったので、
わたしは白駒荘と青苔荘のあいだをゆっくり歩いた。
ボート乗り場もあった。マイカーで来たのなら乗ったかもしれない。
このあたりはツアーの不自由な点だ。
ところで、苔の森を撮影していたら、カメラのバッテリーが残り少ないという表示が。
これまでいつも出かける前日にはフル充電していたのに、今回はうっかり忘れてしまった!
仕方ないので、旅の後半はiPhoneで撮影することに。
苔の森での写真はだから縦横比率の違う写真が混在している。
このあと蓼科大滝へ行くのだが、時間がなくなったので、今日はここまでに。
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