昨今の夏の暑さは異常としか言いようがない。
最高気温37~38度と言われている日でも、庭の温度計は40度超だ。
日陰でその温度なのだから、日向にある草花はそれ以上の高温にさらされているわけだ。
これまでの常識ではもう植える花を選べなくなるだろう。
それでも、がんばって咲いている花はけっこうある。
百合の中で一番遅く咲く鹿の子百合。
オレンジ花の中国産鹿の子百合もどきは、すでに先月咲いて終わってしまったが……
パイナップルリリーも開花。
つぼみはパイナッブルそっくりにゴツゴツしていたが、花は柔らかいイメージ。
もっと花茎が伸びるかと期待したけど、思ったより低かった。
初開花だからだろう。
来年はもっと大きくなるかも。
グロリオーサは6月に咲いたが、なぜか1輪だけ今頃になって咲いた。
エキナセアも同じように6月に咲くが、1ヶ月以上も咲いたままなので、
ややくたびれてきているものの、今もけっこう庭の賑わいになっている。
白いエキナセア
青いのは三尺バーベナ。
これも暑さに強い。
タイタンビカスは一度咲いたあと、少し休んで次のつぼみを準備しているところ。
アメリカフヨウの遺伝子を受け継いでいるから、これも暑さには強い。
とはいえ、日中、葉がぐったりしているのは他の草花と同じ。
一年草は、夏も咲き続けているのが多い。
ペンタス
初めて植えてみたが、アンゲロニアも次々開花中。
あと、ブルーサルビア、ニチニチソウ、イソトマもよく咲いている。
こぼれ種組の千日紅も暑さには強い。
低木のアブチロン、これも春から冬の初めまで花期は長い。
こうしてみると、次々花を咲かせる一年草をもっと増やせば、夏枯れの庭も改善できるかもしれない。