3年前に買った加湿器が壊れたことは前に書いた。
修理代は最低でも6千円かかるが、ちょうどそれと同じ値段で
うちのと同じだが年式の新しい加湿器を安売りしていた。
これはディスク気化式だった。でも、また3年で壊れたらいやなので
今回はけっきょく現品限り4800円のスチームファン式の加湿器にした。
(もっとも、これだって元の値段は1万4千円ほどしていた)
前の加湿器はかなり大きかったが、今度のは二周りくらい小さくなったのもいい点だ。
でも、前の加湿器は22畳用だった。今度のはわずか13畳用だ。
数字から言えばLDKだけでも力不足。だから全室に行き渡らなくても、
いる場所にあわせて加湿器を移動させればいいだろうと思った。
だいたいが前の22畳用加湿器をつけて、加湿器本体の湿度表示は上がっても、
部屋の湿度計はあまり変化しなかったからだ。
ところが、新しい加湿器をLDKで稼動させると、
隣の部屋の奥まったところに置いた湿度計までちゃんと上昇する。
実は、この湿度計はつい最近買ったものなのだ。
ひそかに疑っていたとおり、前の湿度計はやはり古くなって
性能がかなり落ちていたようだ。
強力でない加湿器で隣の部屋の湿度までちゃんと上がっていることがわかって
何に感心したかというと、家の性能だった。製品の仕様書に、
適用床面積は「木造和室8畳」と「プレハブ洋室13畳」と書かれているが、
おそらくFPの家としてはもう一段階広い床面積を適用していいのではないか。
もう一点は、加湿器からの蒸気はふわっと出ているだけで、
全然勢いなどない。それが隣の部屋まですぐに行き渡っているのは
室内の空気がとてもよく循環している証拠だと思った。
エアコンをつけても上下の温度差がないことは前から気づいていたが、
加湿器でもそれが裏付けられた。
相変わらず全国を飛び廻っています。
今回の加湿器と【FPの家】の性能の関連の話は私のFP語録の中に頂きます。
実は私も最近蓄暖を入れ替えて改めて【FPの家】の性能の凄さを再認識したばかりです。
7.5~12畳用と表示されている蓄暖ですが、家中(約47坪ですから94畳?)が想定以上の温かさになっています。有難いことです。
もっとも、床面積が同じでも、天井の高い部屋もあれば吹き抜けもあったりするので、
これからは2Dではなく3Dで表すべきかもしれません。
それに、高気密高断熱を謳っていても、その性能にはかなり開きがあります。
住宅メーカーに偏光メガネ、じゃない、偏向メガネを知らないうちにかけさせられたりしないよう、
これから家を建てようとする人はよーく注意したほうがいいですね。