昨日、パナソニックの技術者さんにブルーレイ・レコーダーのHDを交換してもらった。
録画した映像を見ていると、時々画面が乱れるのだが、戻して見直すと乱れない。
以前はたまにしか起こらなかったが、だんだん頻繁に起きるようになっていた。
症状を聞いて、HDの不良に間違いないということだった。
中を開けて部品を交換するだけなので、修理はすぐに終わった。
ビデオデッキなんかと比べると、内部はものすごくシンプルだ。
機械自体、ずっと小さくて軽いし。可動部分が少ないから、だそうだ。
ビデオデッキは、家電品の中でも飛びぬけて部品数が多いと聞いたことがある。
それでも新型になるほど軽くなっていった。もっとも、家電店の店長さんによると、
重い機械のほうが部品をふんだんに使っているから品質としてはいいんだそう。
新しい機械は、低価格にするために、部品を切り詰める傾向にあるという。
うちには11年前のDVDプレーヤーがあるが、これなどものすごく重い。
最近のDVDプレーヤーなんて、片手で持ててしまう。
重い機械に入っていたたくさんの部品は、どこへ行ったのだろう?
技術の進歩で小型化したものももちろんあるだろうが、
日進月歩の分野で10年も持たせる必要はないからと
切り捨てられた部品もあるかもしれない。
昨日の技術者さんは、テレビについても似たようなことを言っていた。
うちのテレビはマットな画面だが、これ以後に出たテレビはつるつるの画面になったそう。
映り込みが少なくなるから低反射マット画面の方がずっと優れているのだけれど、
これは値段が高いので、テレビの価格を下げるためにそうなったとのこと。
この機種は故障も非常に少なくて、いいものを買いましたよと言われた。
ところで、新しいブルーレイ・レコーダーはDVDも再生できるから、
「断捨離」を実行するなら、ほとんど使っていない11年前のDVDプレーヤーは
捨てるべきということになりそうだ。でも、これはマルチ・リージョナルで、
何枚かあるアメリカから輸入したDVDはこれでしか再生できないのだ。
数枚のために、大きくて重い機械を置いておくのはどうかとも思うが。
もっと古いLDプレーヤーもそう。ソフトがある限り捨てられない。
不要なビデオなど、少しずつ処分しているのだけど、
他では手に入りにくいものにはやはり未練がじゃまして……。
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