図書館で三つ星シェフのお手軽フレンチというレシピ本を借りてきたので
さっそく冷蔵庫にある材料で作れるものを試してみた。
上は「豚肉のビエノワーズ アーモンド風味」
基本的にカツレツなのだが、フライ衣がパン粉とアーモンドパウダー
半々になっているだけで、びっくりするほどおいしい。
いい意味で衣が重いというか、しっとりして、とてもこくがある。
肉がカツレツ用よりも薄いしょうが焼き用なので、
衣と肉の存在感が同じくらいなのだ。
アーモンドスライスをフライ衣にしたことはあるが、
パウダーを使うというのは新鮮な使い方だと思った。
スライスを使ったときと、まったく食感が違う。
ちなみに、本ではしめじでなく、ほうれん草を添えていた。
もうひとつは「バナナのオムレット」
砂糖の入った卵の甘味と温かいバナナのコンビネーションが絶妙だった。
バターたっぷりで焼くし、卵には生クリームに、砂糖もこんなに入れるの?
という感じだったので、ちょっぴりカロリーが心配ではあるけれど。
ところで、本では焼き串で上に格子模様をつけているのだが、
IHではガスのように串を焼いて熱くできない!
これには困ったが、わたしが作ったオムレツは表面に焼き色がついたので
格子模様をつける必要はなかったのだった……。
それにしても、いつも使っているありふれた材料で、この味。
さすが三つ星シェフは違うと思った。
わたしが取っている新聞に毎週ケンタロウさんが料理を載せている。
ときどきそれを見て作ってみるのだが、まずくはないけれども、
特別おいしくもない。何より全然おしゃれ感がない。
よく言えば庶民的、悪く言えば、貧乏くさい(笑)。
ありふれた材料を使ったとしても、できあがりまでありふれていたらつまらない。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます