電気の検針があって、過去1カ月の電気代が出た。
去年はお正月までは夜間エアコンをつけなかった。
今年は11月に入って、最低気温が6、7度になりそうな夜は
一晩中エアコンをつけるようにした。
だから11月中旬からはほとんど毎晩つけっぱなしだ。
夜間エアコンを切ると、朝の室温はだいたい15度までさがる。
エアコンをつけたままだと(18度の設定)、20~21度で保たれる。
ちなみに、前の家は同じ市内にあって気候条件はいっしょだが、
冬の朝の室温は4~7度だった。
FPパネルだけで10度以上の差が生じるわけだ。
最低気温が15度なら、夜間エアコンを切ってもまったく支障はないが、
FPの家はつけっぱなしのほうが電気代がかからないと言われている。
去年はそういう生活に慣れていなくて、ちょっと出遅れたが、
今年は早いうちからそれを実践してみたというわけ。
さて、問題の電気代だが――
去年 10,893円(11,619円)
今年 12,622円(11,781円)
カッコの中が実際の請求額だが、使用日数が32日と28日なので、
単純に30日に換算したものが、カッコの外の数字だ。
でも、これを見て今年のほうが電気をたくさん使っているとは言えない。
電気代もあがっているし、燃料費調整額も増えている。
それで、使用量で比べてみようと思う。
夜間エアコンを切っていて、朝起きてからつけると、
ホームタイムにもちょっとかかると思うので、
ナイトタイムとホームタイムで見てみよう。
それぞれ30日換算した数字だ。単位はkwh。
ナイトタイム ホームタイム
去年 354 252
今年 419 228
FPの家は、温度を一定に保つためにはエアコンの弱い運転で十分だが、
夜間に運転を止めてあると、運転を再開したとき、電力をたくさん使う。
まさにそのとおりの結果になった。
ついでに言うなら、電気代の差はエアコンだけから来るのではない。
今年は毎朝ニュース番組をつけるようになった。
その分の使用量約20kwhを引けば、ホームタイムの使用量はもっと少なくなる。
そして、増えているナイトタイムの電気代はホームタイムの3分の1程度だ。
朝起きたときから家じゅうほかほかで(もちろん夜中に目が覚めても)、
しかもそのほうが電気代がかからないなんて、ほんとに最高。
私は一人暮らしなのにエアコン2台つけっぱなしなんですよ。1階がリビング、中2階がキッチン、2階が寝室なので、どうしてもエアコン2台つけちゃいます。それでも電気代安い事を期待して!!
朝、目が覚めて家じゅうあったかいのはホント最高ですよね。
FPの家に住んでる者としては、ちょっと寂しいですね。
最近のエアコンは電気代がかからない上に、建物そのものが高気密化・高断熱化しているので、電気代はそれほどかからないと妻には説明しているのですが「モッタイナイ教」の妄信的な信者であるたーちゃん妻にはなかなかその意を変えず、改宗させるにはいたりません(笑)
松本建工って、FPパネルを作っている大元ですよね。
HPをちらっとのぞいてみたところ、うまくいけばFP事業はよそへ譲渡されて、FPの家がなくなると決まったわけではないようですが、それにしても大事件です。
この不景気風、いまや巨大台風並みですね。
問題はコスト・パフォーマンスなので、ほかほか生活の快適さを味わったあとなら、これくらいの電気代でこんなに快適にすごせるなら……となるかもしれませんよ。
似たり寄ったりの家を作っているハウスメーカーだったら、こんなふうには思わないでしょうが、FPの家のようにほかにないいい家を作る会社は、なんとか今後も存続してほしいものです。