できあがったお風呂を見ようと、朝の買いもののついでに新居に寄ってみた。仮設キーをはじめて使って中に入った。内部は金曜から特に変化はない。
バスルームは完成して検査も済んだという紙が貼ってあり、鍵までかけてあった。開けてのぞいてみる。ところが、バスタブの色がちがう。わたしが希望したオレンジではなく、白が入っている。着工以来、最大のトラブル発生だ!
金曜にのぞいたとき、バスタブの部分がオレンジ色でないことには気づいていたが、まちがっている可能性など浮かびもしなかったので、あれは下地でこれから本体をはめこむのだろうと思っていたのだ。なんか変だと思ったときには、やはりその場で聞くべきだなあ。
帰ってすぐS建さんに電話してみた。社長さんが調べてくださったところ、注文書の段階で白になっていたそう。こちらの清算書にはそこまで詳しい仕様が載っていないので、確認のしようがない。そして、S建さんでは色のチェックまではされていなかったとのこと。
明日、さっそく交換の手配をしてくださるそうで、完成したお風呂を見られるのはもう少し先になってしまった。
そうそう、バスタブのトラブルのせいで、昨日受け取ったお中元のお礼を言うのをすっかり忘れてしまった。バスビーズとハーブ入りソープとオーガニックコットン・タオルのセットで、さすがS建さん、ギフトに関してもすっごくセンスがいい。
ハリー・ポッターの新作が届いた。写真のように、期日前に配達されないように、厳重な注意書きが貼ってある。とはいえ、新聞によればネットにも内容が漏れているし、書評でも何人が死ぬなどと発売前にばらされてしまったらしいが。
わたしは、主人公たちの何人かが死ぬことになったとしても、必然性があればそれでもちっともかまわないと思う。たとえば「デスノート」。原作でも、映画でも、ライトとエルは死ぬけれど、あのラストは気に入っている。あれしかないと思う。
朝、Hさんから、今日システムバスを設置しますと連絡があった。もともと今日は現場へ行こうと思っていたのでグッドタイミングだ。
午後行ってみると、もうかなりできあがっていた。アクセントパネルはイエローにしたのだけど、思ったより淡い感じ。それとも、アクセントパネルはまだ取り付け前だったのかな。広さは1坪だが、じゅうぶん広く感じられた。作業中だったので、残念ながら写真は取れなかったけど。
眺めているところへ、Hさんがやってきた。朝の電話では、今日は現場へは夕方に仕事のチェックにみえるだけと聞いていたのだが、水曜の打ち合わせで変更した見積もりをわたしに渡すためにわざわざ早めに来てくださったのだった。この見積もりを検討して、今月中にIHと食洗機の型を決めなくてはいけないが、おそらくこのままで行くと思う。追加予算の余裕もだんだん残り少なくなってきたから、今後は引き締めなくては。
外壁は北側のガルバリウムが貼り終わっていた。シルバーのガルバに白い窓枠という組み合わせは悪くない。北側は隣地が高くなっていることもあり、あまり見えない部分なのだが、南側の2階部分も同じ組み合わせになっていて、こちらは表からよく見えるから、見映えがいいというのはうれしい。
シャッターの入荷がまだで、サイディング貼りはシャッターを取り付けてからになるそう。
前から興味があった家具のアウトレットショップへ行ってみた。どれも半額以下で驚きの安さ。ダイニングセットもかなりの種類が置いてあったが、みなテーブルの高さは70センチ。お店の人の話では、60センチ高のものは非常に少なくて、あっても和風のどっしりしたタイプだという。たしかに、これまで他のお店で見たものもそういうタイプだった。つまり、シンプルモダンなうちのLDKに合うような60センチ高のダイニングセットはまずなさそうということ。
ところで、高さは70センチだが、お店に置いてあった中に、ものすごく素敵で部屋にもぴったりなセットがあった。テーブルの天板は白で足は黒(あるいは黒に近いこげ茶かも)。椅子は白と黒のツートン。シンプルだけど、デザインがさりげなく洗練されていて、一目で気に入ってしまった。特にキズがあるわけでもなく、もうこれ以上にすてきなセットには出会えないような気がしたので、思い切って予約をしてきた。3ヵ月先の納品でもOKだというし。メーカー希望価格の3分の1の値段になっていたので、ダイニングセットの予算として見てあった価格のなんと半分で買えた。
もうひとつベッドも下見してきた。ヘッドボードなしのタイプが希望だったが、今考えている置き方だと、ヘッドがあっても別にかまわないかもしれない。それより、お店の人の説明を聞いてみて、マットの構造が寝心地に思ったより大きく影響することを知った。はじめ、ダイニングセットのときと同じように、ひとりで勝手に見て回ろうと思ったのだが、お店の人がベッドに関してはちょっと説明が必要ですからと言って、いろいろと教えてくれたのだった。どの分野においても、商品知識が豊富な店員さんというのは尊敬に値するプロフェッショナルだ。
おととい借りた照明器具のカタログを返すついでに造作棚の相談をしようと、S建さんのオフィスへ行ってきた。
今日は、棟梁さんが体調をくずして作業がお休みということで、Hさんも社長さんといっしょに待っていてくださった。前の打ち合わせから今日までのあいだに、HさんがIHと食洗機について調べてくださっていたので、まずその説明を聞いた。最終的にどのタイプを選ぶかは、追加の設備・工事にいくらかかるかを見てからにすることにした。
見積もりにない費用としては、造作棚、カーテンレール、ロールスクリーン等がある。造作棚は、寝室のクローゼットとWIC、2階のストックルームにつける予定になっている。どういう棚をつけてもらうか、ほぼ決めてきたので、近いうちに見積もりが出せるそう。
キッチンのアイランドカウンターも、既製品ではなかなかぴったりのものが見つからないので、もしかしたら作ってもらうことになるかもしれない。
あと、これは家の工事と直接関係はないが、ダイニングテーブルの色について、社長さんの意見をうかがってみた。うちのLDKは壁と天井は白、床は濃いチョコレート色なので、テーブルを白にするか、濃い色にするか、ずっと迷っていたのだ。社長さんのお返事はずばり白だった。ということで、今後は白にしぼって探すことにしよう。でも、よくある70センチの高さではなく、60センチくらいの低いテーブルがほしいので、まだまだ見つかるまでに時間がかかりそう。