今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

秋深まる山の息吹と100年杉

2017年11月13日 | 森林

 先週末の土曜、群馬の自社林で地域の会社さんの主催の「森林ツアー」を開催。心配した朝方の雨も上がり、集合場所の道の駅ではうって変わって青空となる。

  前橋から中型バスに乗って約20名が到着。バスは道の駅特製のお弁当を積み込み秋深まる山へと向かう。こちらは一足先に山では最強と言われているジムニーで自社林入り口に到着する。バスは遅れること15分で無事到着。そこは平坦な林道とは言え、幅員ギリギリの上に高速用のタイヤのため路面の石の出っ張りに最新の注意を払って到着。

  自社林の中でも100年スギとヒノキが林立する自慢のエリアへと沢沿いの山道を山の息吹を感じながらのハイキング。小学一年生の女の子のNちゃんの元気な掛け声で、皆元気になり紅葉の落ち葉を踏み分け目的地へ到着する。

   ツアーのメニューの一つに伐木体験があり、10年を経過したシオジの植栽地の苗木から熊や鹿の被害にあった木を伐る。

   一旦、山を降りて昼食タイム。日差しが燦々と降り注ぐ公園の草地で道の駅特性のお弁当。午後の部は、最新の林業機械のコックピットに入りロボット戦士体験。

  ツアーのメインイベントは、山の職員による100年杉のチェンソー伐倒。大木が目的の位置に地響きを立てて倒れる様を目の当たりにして思わず拍手。大木は、切られても100年以上は生きると言う、製材後、何処かの家の大黒柱か梁で支えてくれるだろう。

 


高崎駅西口「バル T-STYLE BAR」で気軽な新幹線待ち

2017年11月12日 | 食事とお酒

 高崎駅西口駅前の新築ビルに関西系「オーパ」の一階に気軽に飲める店「T-STAILE BAR」がオープン。ビールやワイン中心でハッピーアワーがワインと四種の生ハム、バケットがついてなんと500円!!。新幹線の待ち時間に最適、グラスビールも380円とくりゃあ、ついつい新幹線を飲み(乗り)過ごしてしまいそうである。

 レンタカー営業所のIさんからの情報で、早速に新幹線待ち時間で訪問する。オーパの一階の酒売り場の店内に、売り場との仕切りもなくロの字のカウンターで隣接したバー、全面ガラスのウインドウ越しに外から丸見えで気軽さ申し分ない。カウンターは満席なので二人席に一人飲みで着席。早速、ハッピーアワーのセットを注文。生ハムと赤ワインの相性が良い。その後、レモンハイボールを追加し新幹線の予約の時間まで過ごす。店内の酒売り場の日本酒が気にかかる。BARには焼酎はあるが日本酒はない。店長さんに「日本酒」を置いたらと申し入れると検討していますとの回答。申し入れついでに旨い群馬の地酒「大盃」を紹介、グラスでの提供を推薦。実現することを期待する。

 出張の楽しみが増えたのじゃ(^^♪


「松平」の高松市往訪記

2017年10月24日 | 居酒屋

 恒例の全国総会と研究発表会、業界展示会が高松市で開催。前日に疾風のように通り抜けた台風の影響もなく、無事に羽田をフライト。雲海の上を一路高松へ。雲海を抜けると突然現れた小豆島を眼下に見ながら、溜池の多い香川の高松空港に着陸。空港からホテルまでの道すがら、他の多くの地方都市のような閉塞感はなく活気ある街に意外性を感じつつホテルへ。

 到着当日は予定なし、三時近くにホテルにチェックインした後、一両の電車がいやに長い「琴電」に乗り「栗林公園」へと向かう。緑深い「紫雲山』を背景に6つの池と13の築山を巧みに配し、江戸初期の回遊式庭園として国の特別名勝に指定されている。栗林公園は、高松藩主松平家の別邸として、歴代藩主が修築を重ね300年近く前に完成した。黒松を主体とした木石の雅趣に富む庭園である。「栗林公園」入り口でボランティアさんから声を掛けられ興味深い解説付きの案内で回る。何故に栗林公園が三大庭園に指定されないのか生い立ちを聞く。一千本もの見事な手入れの行き届いた松とともに一歩一景といわれる変化に富んだ美しさを醸し出している。背景の山と手入れの行き届いた見事な黒松に囲われた庭園の池の風景は一服の絵を見ているようである。途中「夫婦松」があり赤松の根本から黒松と赤松に分かれた雌雄同一の不思議な松であった。約一時間、公園の半分であったが丁寧な説明を受け、幕末から明治の初頭の歴史に翻弄された公園の生い立ちを知る。

 ホテルに戻り、夜は職場の幹部職員や仲間と「ぴかでり屋」で前夜祭の飲み会に参加。約2時間半の飲み放題、料理はご当地名物の鳥中心。懇談も二時間半、堀こたつではなく座布団は厚手だか長いと足が痛くなる。もう一軒との声もある中、体調イマイチの状況なので明日からの三日間の体力温存でホテルへ戻る。

 二日目はの朝、「瓦町」から琴電に乗り終点の「高松築港」へ。高松城址の堀端が終点である。JR高松駅のロータリーを回り込み、目指すは総会会場のコンベンションの「サンポートホール」に入る。三階席までほぼ満席で、二階左翼の張り出し席に確保する。オペラの貴賓席のような場所だ。午前中の総会・セレモニーを終えたのち、興味を引いた研究発表のブースをアチコチと移動する。

 二日目の夜は、総会のレセプションで会場は隣接する「サンポートホテル」へ。満員の会場は同一階の大宴会場を二つ使用しても尚且つ満員。仲間を探すのに四苦八苦。その中でも懐かしい顔を探し出し旧交を温める。レセプションの半ば過ぎには、参加者も他の寄り合いへ参加するためか、会場も相当空いてきた。締めまで見守り会場を後にするも、なぜか飲み足りない。ホテルに到着後、隣室の仲間を誘いホテル近くの「寅や」へ入る。カウンターに座り、焼酎「黒霧島」のロックと、高松名物と言われる「骨付き鳥」を注文。 やはり爺さんには日本酒だ、燗酒を飲みながら「あーでないこーでもない」と高松の夜が更けていった。

 三日目は、台風の影響で一日短縮となった業界の展示会の開始。ホテルから日本有数の長い商店街である「高松中央商店街」を歩いて会場へ。約20分は朝の運動には丁度良い感じである。会場での朝礼の後、いよいよ展示会開始である。パンフレットを配ったお客が来てくれることを祈りつつ、待つこと数時間、ボチボチと知り合いの顔も音連れてくれて、主要な顧客もブースに立ち寄ってくれた。まずは一安心と気になる研究発表の会場へと向かい、会場をアッチコッチと移動する。

 夜は「OB会」が予定されているので、体力をつけるべくアーケードの中のうどん屋さんで「さぬき饂飩」でスロースタート。近くのアーケード下の「魚屋さん北島商店」が会場である。一階は目立たないが二階の宴会場は二部屋あり20人以上の会は可能だ。

  翌日は高松四日目の最終日、午前中でブース来訪者、研究発表も概ね終了。早めに食事をして一人「高松城址・玉藻公園」へと向かう。研発参加者が少ないうちの昼時は城址来訪は少ない。65歳以上は無料で一人静かな高松城址を散策。海水が入り込む城址のお堀の「城船体験」(500円)も一人占め、船頭さんとマンツーマンの解説付き。高松城天守閣跡の特殊な「石垣」の作りに感嘆しつつ、船べりに集う黒鯛、真鯛へ撒き餌を撒きながらお殿様気分で約30分の遊覧となる。

追: 帰りは行きと同じく「高松空港」からの3時半のフライトで羽田へ。あろうことか、同乗の飛行機の自分の席の一列前のエコノミーに尊敬する勲一等旭日章のご仁が座っておられた。席がなかったのか予定を変えたか、はるばる北の大地から高松の地まで後輩指導にいまだ頑張っている元気なご様子に感服した。


ディープな神田駅前界隈

2017年10月14日 | 居酒屋

 山懐深く作業している林業の現場リーダーの研修、東京神田で毎年開催している。一週間に及ぶ座学は、いつもは山中で体を動かしている者にはさぞ辛かろう!!。てなわけで、研修に来ている山のベテラン職員と本社役員のH氏との意見交換と慰労を兼ねてオジンのフランチャイズズ神田の街で飲もうということになった。6時近くまで熱の入った研修を行ったようで、先に飲み屋で待つことになった。

 まずは神田駅近く新幹線ガード下の「はま寿司」、一階のテーブル席で店の親父と雑談しながら待つこと30分、四日目の研修が終わった山のベテランさん到着。あと一日、お疲れ様子だがホットした面持ち。「はま寿司」は、7~8席のL字カウンターに四人掛けのテーブル席二つ。二階は一組限定で予約専門だそうだ。カウンターの中には「はま寿司」の店の親父とベテラン板さんが握る。まずは、刺身のおまかせ、メニューは黒板に書いてあるが少ない。日本酒も清酒一種類のみ。実にシンプルであれもこれも悩まないので良い。まずは刺身のおまかせ、黒板からは干物とおしんこを注文。まずはビールで乾杯後と日本酒で話が弾む。常連さんがカウンターを埋めるころ、あっという間に二時間半。そろそろ河岸を変えようと店を出る。いい店だ、ネタはいいし勘定も優しい。今度は二階は日本酒飲み放題というので予約でこようと思う。

 さて、いよいよ夜の神田、北口の飲み屋密集地に参陣。吉田類放送の「鶴亀」に顔を出すがあいにく満席。近くの路地へと移動し鼻をきかす。狭い路地だが間口が広く賑やかな店があり「海鮮屋台おくまん」である。キャパは1、2階で100人は入るそうなので即入店。追い込み座敷に案内される。メニューは豊富でビールで二度目の乾杯、あとはハイボールを注文し話の続きをする。賑やかな店でビール、日本酒「大関」共価格は280円と安く、雰囲気は若い連中向け、日本酒メニューは「大関」以外の銘酒もありそうだが面倒なので大関を注文する。

 林業の未来は明るいが、まずは林業の現場能力をつけることが必要、機械化も肝要だが基礎的な力をつけることにつきると意気投合。和気あいあいと第二ラウンドで語り合う。


「モリカケ解散」と「不倫便乗解散」の結末予測

2017年10月08日 | 国際・政治

  安部首相による唐突な今回の臨時国会冒頭解散!! 森友・加計問題から逃げる方策をアレコレ考えている矢先、民進党の山尾議員の不倫疑惑を絶好の好機チャンス到来と見た安部ちゃん。臨時国会も開かず解散権を行使した。立憲国家で憲政史上稀にみる暴挙だ。もともと憲法など米軍の押し付けとしか思っていないご仁、何を言われようがお爺ちゃんの岸首相譲り。

 自民党の歴代の鳩山(民主党の鳩山とは違うぞ)、宮沢などリベラル派と言われた首相は、立憲の趣旨をキチンとわきまえていたのが懐かしい。しかし、安部(ヤベー)首相は、自民党リベラル派の対局に位置している。対米追従を岸の爺さんの代から世襲する三世坊ちゃん世襲政治家。テロ準備法(国民監視目、実質意味なし法案)など国民個人の権利は国家の二の次と断言して憚らない国家主義者そのもの。国家は我にあり。忖度するのは仕える部下は当たり前とファシズム丸出し。

 旧民進党・前原代表の体たらくは目を覆うばかり。安部の解散をすでに見通していたように結党した小池「希望の党」に狼狽し擦り寄る様は、秘密保護法や安保法案にあれだけ反対していた者の姿かと疑いたくもなる。その結果、小池の踏み絵に民進党分裂。みじめを通り越して哀れとしか言いようがない。矜持のかけらも見られない。もともと、小池ゆり子の本質は、森派の幹部、もともとオリンピック翼賛議員の一人。自民党政治の権化が何で都民ファースト? 同志音喜多議員の離党も頷ける。因みにオジンは当初から都民に将来負担を負わせるオリンピックには反対である。以降、住民税はふるさと納税限度額を地方へ実施しているのである。 

 その点、枝野は立憲民主党を立ち上げ、分裂前の民進党の支持率にあっという間に近づいている。リベラル派本流の党を立ち上げたとみる。民進党離れをしていた連中も久々戻ってきたとも考えられる。その内、「希望の党」の本質に気づいた有権者が雪崩を打って「立憲民主党」に投票することも想像に難くない。ただ、時間がなさすぎるネ・・

 それにしても、民主党は結党以来の小沢、鳩山などの二世議員を排除できずに混乱していた。政権奪取してまだ数年も経ないお勉強の最中に、震災による原発の事故発生。自民党政権時代の原発政策の尻を拭かされ選挙で惨敗の体たらく。一部の維新の会議員と合流、ますますリベラルから遠ざかった感があった。今回の「小池の踏み絵」でもともとの革新リベラルの皮をかぶった連中を排除できてよかったネ。

 自民党内リベラル派といわれる議員も安部にすり寄って久しい。小泉チルドレンのノー天気な議員は全く期待できない。「希望の党」や「維新の会」も今や安部以上に自衛隊の海外派兵や機密保護法、憲法改正にご熱心。選挙後に自民の過半数割れ後の後継レースに加わりたいの心なのだ。あわよくば・・・なのだ。

 

 


「越後湯沢の花火」と日本のミケランジェロ「石川雲蝶」とは

2017年08月16日 | 秘湯と名所

  お盆休みに開催される「越後湯沢の花火」。ここ数年仲間のマンションからの花火見物。昨年は向かう途上の三芳PAでの自車のトラブル。今年は仲間の希望により新幹線の旅とした。運転担当の身であればむしろ歓迎である。到着後、ニューオータニNASPA前のゲレンデでの花火大会まで湯沢駅前へ。駅前の祭りのショーもそこそこに駅前のへぎ蕎麦の名店「中野屋」で地酒と肴と蕎麦で一次会。肴は「板わさ」、「天ぷら盛り合わせ」、酒は「湊屋藤助」、「鶴齢地元で飲む地酒はやはり一味違う。もちろん「へぎ蕎麦」は酒の肴にも食事としても最高に旨い。

 ニューオータニ隣のマンションに戻り、駐車場の先頭の好位置を確保。マンション組合からのビールと缶酎ハイの有難い配給を受け、一足早く「中野屋」の続きの二次会に突入。肝心の花火はといえば、雨模様が心配だったがここ数年の内で一番綺麗に咲いてくれた。

 

  翌日は、仲間の勧めもあって駅前でレンタカーを借り受け大和スマートICから降りて魚沼市の名刹「西福寺」へ。お堂を囲う異様な姿の開山堂。中に入ると圧倒する木彫群。江戸後期の彫物師「石川雲蝶」の作。殆どの作品が新潟県の重要文化財に指定されている。「石川雲蝶」は、もともと江戸の雑司ヶ谷の生まれ。石川門下の逸材と言われ、三条の金物商に「一生良い酒とノミを終生与える」との誘いに越後に居を移す。以降、越後の各地の寺の彫り物や襖絵、石彫なと多くを手掛けて後世「日本のミケランジェロ」と言われているとのこと。

 日光東照宮の左甚五郎など先人の彫刻があるが技法や色彩感覚は、十分に凌駕するものがあった。木彫の技法と泥絵の衰えることない色彩は見る物を圧倒する。案外と知られていないのは、代表作品のある西福寺へ辿り着くには相当苦労するため車がないと不便なところだろう。これからブレークする予感がする。

  さて、西福寺を後にして、仲間との旅行のお約束事は秘湯の「露天風呂」。魚沼には地温泉はいくらでもあるが、立ち寄り露天風呂はなかなか難しい。しかし、場所は魚沼、「どこかにもあるさ!!」と、まずは奥只見方面の「大湯温泉」へ。大湯温泉の古のトヨの給湯の共同浴場は見当たらず、栃尾又温泉「自在館」の前まで行くが、ネットでは立ち寄りのアナウンスがないので方向転換。

 しからば、ランプの宿「駒の湯温泉」へと越後駒ケ岳山麓に入り込む。途中の橋を渡ると携帯不通は承知のうえ。過去二回ばかり宿泊したことがある。屋外の風呂は毎分2000リットル、相当な出湯量である。出湯泉質はアルカリ性単純温泉、源泉の温度は32.6℃、pH8.6。昔は屋根掛けがあったが今は混浴の大風呂は露天風呂となっている。女風呂は屋根掛けで仕切りの戸で出入りするがお目にかかったことがない。露天風呂の真ん中から勢いよく源泉が噴出している露天では、裸の体にアブの攻撃もあり、相当ぬるいが野趣この上ない。

 昼飯先を探していると、小出ICへの帰り道に、たまたま見つけた山野草の料理いろり じねん」。デドックス効果を求めて人気の店のようだ。料理の説明も丁寧にしてくれた。全体的に苦みのある料理だが、体によさそうで次も来る機会がありそうだ。

 
         


虎ノ門ヒルズ「イタリアン」で暑気払い

2017年08月12日 | 食事とお酒

 週末の夕方、市ケ谷の仕事先から虎ノ門へ。虎ノ門の勤務先の暑気払いは、虎ノ門ヒルズ2Fのイタリアン「ARBOL(アルボール)」。  以前、ランチで寄ったような寄らないような??  スタートまでは少し時間があるので虎ノ門の老舗酒屋「升本」へ寄り、盆休みにいく地元仲間と行く旅行の酒の買出し。 「獺祭」の四号瓶を仕入れてヒルズのイタリアンへ。

 店はヒルズの2階、広いフリースペースを低い仕切りで区切り開放感を出している。天井の梁にはムク材、天井板は合板たがホールの竹林とマッチしている。店の外のフロアの広さをうまく生かし、洒落た音楽も落ち着いた雰囲気を醸し出す。

 「ARBOL」ではコース料理でやや二名の吞兵衛に合わせて放題つき。コース料理は魚介のカルパッチョから始まり、メインは豚肉に変えて特別注文の牛肉料理コース。吞み放題のメニューは、ワイン(赤白)、ビール(一種)、ハイボール(メニューは白洲だが当日はバーボンのMaker`s mark)、サングリアと選択の余地がなく寂しい。しかし、我儘いってハイボールをロックにして貰い、お酒も結構進んだ。

 メインデッシュは、輸入牛で柔らかい肉の草分けであるアンガス牛。スタッフさんの言によるとTPPで今後は高くなりリーズナブルに手に入りつらくなるという。前日、農産物交渉の日本EU・EPA交渉の説明会に参加した際、長期的には全ての品目の関税撤廃するという。特に、EUからの牛肉輸入量は少量なので影響は少なく即時撤廃のようだ。EUからの輸入牛は安くなるはずだが、セーフティガードでもあるのか? アンガス肉のお味はと言うと、流石に柔らかく旨みがあり美味しい。

 平均年齢の高い暑気払いも無事終了、日本酒が恋しくなり帰り道途上の老舗居酒屋「升本」で二次会。驚いたことに連休前にも関わらず空席が目立つ。スンナリと二階席を確保し、静岡の「純米 臥竜梅」で二度目の乾杯。旨い酒である。


イマイチの新橋「ふくしまの酒まつり」と吉田類

2017年08月09日 | お酒

 ふくしまの酒まつり」が8月2日から3日で新橋「汽車ポッポ広場」で開催。吉田類が2日の日にゲストで出演。昨年のワインのソムリエ「田崎信也」が第一代福島酒ソムリエの公認として二代目を任命されるという。

 下町と地方の酒場と秘湯を40年数前より放浪し10数年前からのブログに開始したオジン、吉田類氏の放映に「同感」あるいは興味を持ちつつ、気に入った店があるとテレビの影響が薄れた頃に密かに訪れてはいる。その吉田氏が地元「新橋」にそれも公開で来るとあっては行かずばなるまい。6時からのイベント開始と聞き、はるばる仕事で京都から来た「浪速のドクター」を誘い新橋の人気の路地居酒屋「野焼」で暖気運転。串焼きを肴に梅ベースの酎ハイ「バイス」で小一時間を潰し、始動OKと「いざ汽車ポッポへ!!」。

 汽車ポッポ広場では既に満席状態、仕事仲間がおかあちゃんと席を確保し、既に1時間は吞っているという。チケットは一枚200円、5枚綴りだが吟醸以上の酒はポリおちょこに七分目ほどで2枚使用。なんのこっちゃと驚くがしょうがない。相棒夫婦はあっという間に5000円分を消費。こちらもチケット二枚購入するもあっと言う間に蒸発。まだまだ吉田氏の出番は先のようなので、近くのコンビにで越後の酒(ふくしまの酒がなかった!)の四合瓶を買出し。テーブルに置いて飲むわけにはいかないとの「極めて良心的な判断」からバッグの中からお酌する。全銘柄を利酒をする気は毛頭ない。折角の福島の酒造の勢揃いなのだから思う存分安く振舞うことが、振興につながる「ふくしま酒まつり」ではないかと思う所存。

 吉田氏のトークが終わって会場周りを期待するも、いつの間にかお帰り。近くで見る機会もなく残念。「酒まつり」2日目の遅くにはチケット一枚で全種類の酒で提供したというが、最初からやればよい。次回は「スタートからチケット一枚で全種が吞めること、カップをもう少し大きめに」を希望する次第。その後、新橋第一ビルBF1の中華で水餃子を肴にビールとハイボール飲み直す。


船橋の路地裏の親父居酒屋「登幸トン」、「一平」

2017年07月19日 | 居酒屋

   平日の夕方早い時間に仕事が終了、久しぶりに船橋でやろうかと西船端でレンタカーを返し仲間とJR船橋に降りる。久しぶりの船橋。まずは京成船橋駅手前の路地の「もつ焼きホルモン 登幸とん」へ。周辺は区画整理も進み昔の面影はないが、店の周辺だけは僅かに面影を残している。30年くらい前だが船橋勤務時代の駅前開発の前、店の二階のちょっとこ綺麗な店もあり、両方度々寄った記憶がある。懐かしい店も数件残っているが区画整理で閉店真近な店もある。

 四時からの開店の店で、五時前だというが客は多い。立ち飲みスペースとテーブル席があり常連さんが多く店員さんと気楽に会話している。親父さんたちには居心地がよい。テーブルに落ち着き、生ビールを注文。もつ焼き、ハラミなど店の自慢のメニューに舌鼓。隣のテーブルには元気のいいオバサン二人と殆ど喋らないオジサンの不思議な三人組と意気投合。焼酎が倍近く入っている「登幸トンハイボール」で益々盛り上がる。値段も安く、メニューも豊富、昔の船橋の賑わいを残している貴重な店である。

 次の店は、京成船橋駅ビルを大通り方面に抜けて飲み屋の多い一角の「一平」に。ここは昔ながらのオーソドックスな「コの字カウンター」の作りの店。「肉豆腐」が人気メニューである。日本酒も充実し、前年には和歌山県海南市の銘酒黒牛」を飲んだ記憶がある。店のメニューを見るとやはりあった。後ほど

 二時から開店の店で、既に常連さんで満席に近く入り口のカウンター席がかろうじて空いていた。座れるだけで十分と、早速に「肉豆腐」と「酎ハイ」を注文。多くは一人飲みの常連さん、もくもくと飲み食べている。リーズナブルな店なので客の入れ替わりは少なく席は中々空かないようだ。平均すると二時間くらいは飲んでいるようだ。「酒場放浪記の吉田類」が紹介したそうだ。頷ける。

相棒の奥方も駆けつけてきた、船橋の夜の街は、まだまだ奥が深い。そこで「一句」・・・・・・・・・・・・・ 


有楽町ガード下のすし屋「旨い酒とマグロの中落で満腹」

2017年07月13日 | 居酒屋

  七夕の夜、晴海通りの有楽町JRガード下のJR系列店のすし屋「まぐろ一代」でハナ垂れ小僧時代仲間の暑気払い。仕事場から銀座線「銀座」で降りて、銀座四丁目の雑踏をかき分け待ち合わせの日比谷のガード下へ。六時半ピッタリ到着、既に仲間六人は席に着きお待ちかね。ここは仲間の一人が馴染みの店、月一回の金曜日の「特別サービス」があるというのでやってきた。

  ビールで乾杯のあと、「純米大吟醸 越後鶴亀」の四合瓶の差し入れを有難くいただく。初めての酒だがすっきりした旨い酒だ。あっという間に空になる。次は飲み放題メニューの「八海山」も旨い。コース料理の途中で「特別サービス」がテーブルへ。60cm以上はあるだろうか「キハダまぐろの中落ち前」がドーンと置かれる。さて、中落ちはハマグリの貝でこそぎ落とすとのこと。両面をセッセとコソギ落としに精を出すが、量が多くて六人では到底食べきれない。次の料理のためのスペース確保のため、必死にどんぶりに中落ちを作るがはみ出す。もったいないが身付のままご退陣願う。結局、どんぶりいっぱいの中落ちはお引き取り願った。

 「まぐろ一代」は寿司がメインのようだが、居酒屋としての肴も揃っている。銀座に近いがリーズナブルに寿司も楽しめることからか、カウンターに女性客や外人客も多い。会社の帰り道、一駅歩いて一人飲みでもするか !(^^)!

 


何の騒ぎだ!!アキバに「安部首相」

2017年07月02日 | 政治評論

 ヘリがブンブンと飛び回っていたので、多分来ているのかと野次馬気分でアキバ駅前へ。選挙最終日の何時ものセレモニーの「自民党」アキバの街頭演説。街頭は「二世議員 小泉進次郎」にブン投げていた「安部 三世議員」がアキバにやってきた。すでに安部演説の佳境に入りボルテージが上がっていた。「自民党青年部」と「警視庁」が回りを固めてガードはきつい。「安部やめろ!!」のヤジが飛び交う中、いつもの通りヤジに過敏に反応し、相手をこき下ろすことしかできない国会とも同じ「安部演説」のパターン。自民党青年部の妨害の中の「ヤジ」を密かに応援。そして神田の風呂屋でひとっ風呂浴びにウォーキング。

 風呂帰りには、行きつけの飲み屋でビールで咽を潤しつつ、常連さんと政治談議。演説会場には籠池氏もいたそうな。気づかなかった。籠池問題も行政の闇は深い。ウヤムヤにしてはいけない。

 早期の豊洲移転と豊洲に機能集中がオジンの主張。しかし、都民ファーストの「小池劇場」も戴けない。自民時代は森元首相の派閥に属しオリンピックでは「根」は同じ。この先、経費削減も掛け声倒れだろう。小池劇場は「大阪維新の会」を彷彿とさせる。ムードに弱い都民のレベルが試されているといってよいだろう。自民復党、首相を夢見ている小池ちゃん。ちゃんと見ていきましょうネ!!

 それ以上に、国民騙しの「テロ等準備法」の強硬採決、自分の疑惑のために国会を強制閉幕した「安部疑惑」は議会軽視と私物化である。さらに、自衛隊を私物化した「稲田防衛大臣」を罷免できない自民の驕りは呆れるばかり。首相の責任は大きく、韓国だったらとっくに罷免されている。

 少なくとも政治のセンスがある有権者は、都議会ならずとも今の自民党には投票しないだろう。都議選は、自民崩壊の始まりか? このブログは選挙後にアップする。せめてもの思いやりである。

 追: 結果は劇場型選挙で自民・民主惨敗、公明の変わり身の早さの上手さ。次は小泉進次郎劇場を予感する。それにしても、安部疑惑追及、テロ準備法阻止など追及の急先鋒だった民進党「お疲れさんでした・・」。選挙とはそういうものだと反省したほうがいい。

 


吉田類をトレース、向島の隠れ家「かどや」へ

2017年07月02日 | 居酒屋

 浅草は隅田川に架る徒歩専用のX橋の「桜橋」、その向島側の住宅街にその「かどや」ある。酒場放浪記の放映か二年近く経過したか、そろそろテレビの影響も薄れた頃と見計らい「青山の仙人」にお声をかけさせてもらう。

 傘寿を超えた「青山の仙人」、午後三時過ぎからの誘いだが快く同行をご承諾。東部鉄道「曳舟駅」で待ち合わせる。静かな町中を歩くこと10数分、桜橋を目の前にして左折。目的の赤提灯を発見し、ビル一階の「かどや」へ戸惑うことなく入店。入り口から7~8人のカウンター席があり、奥にテーブル席が5つばかりか。店内には日本酒、料理の豊富なメニューが所狭しかかっている。

 まずはビールから。肴は「枝豆」、「きんめ、しめ鯖、・・」三種盛り、「ゴーヤ」「鳥串盛り」、「やげん軟骨串」、「白レバー串」。日本酒は、福島「純米吟醸 奈良萬」400円、京都「純米吟醸 伝匠」450円、福島「純米 天明」350円など、肴、酒もいずれもリーズナブルな価格帯。早い時間帯にもかからず五時には、ほぼ満席。カップルや若い客も多く放映の影響かと思うが、鳥中心の料理だが酒も純米以上の酒で十分に満足した。人気があるのも頷ける。


美味なるかな「イノシシ肉」と沖縄「三線」

2017年06月17日 | 日本の森と酒

 群馬の山奥で足掛け6日間の山林の調査研究の仕事を終えた。帰り際に鳥獣被害の相談にお邪魔した地元の猟友会員さん宅で「イノシシ肉」を分けて貰う。今回も山仕事の現地社員と個人的にと頂いた。山の事務所の冷蔵庫の冷凍庫からはみ出した分を、アキバに持って帰ってきたが、まだ相当の量である。

 アキバでは何時もの「しづか」で、昨年末以来(2016.12.31blogUP)で久しぶり「猪肉」のすき焼きパーティ。今回のメンバーは、地元企業のOBさんや個性的な若手諸々の集まり。他メンバー合わせて三回目だが、相変わらず臭みもまったく無く、柔らかい「猪肉」には頭が下がる。「しづか」のママさんの自家製「溜り醤油」のタレがしし肉の「うまさ」を更に引き立てる。飲み会は5時半頃から逐次参加、お酒はビール焼酎の「黒霧島」、そして泡盛「白百合」と日本酒はなしだが、途中、沖縄三味線「三線」のプロの緊急参加もあり大いに盛り上がり、気づけば10時半過ぎていた。

 臭みの無い獣肉は、捕獲後の獣肉を調理する時に秘訣がある。トドメの時期・方法や山の中での解体仕事、残った骨や内臓の廃棄処理など、素人には相当に困難である。まだ販売不可の獣肉のため、猟師さん達のインセンティブ低下と高齢化のため最近は猪や鹿が増えている。農産物や森の被害が多く、獣(熊、鹿、イノシシ、サル)の捕獲は地域にとって緊急課題だ。しかし、群馬は放射能や獣肉処理施設の問題で、まだ正式には地域によっては「群馬産獣肉」の販売が許可されていない。しかし、個人的に食用にするにはまったく問題がなく、今回も、お願いして譲っていただいた。

 野生の獣肉にはミネラル、微小金属(亜鉛等)が豊富で、食した後数日は目がしゃきっとする。土の中の虫や草の芽、樹木の皮など土と一緒に体内に入りこんでいるためだろう。今年になって現地社員がまとまって地元猟友会に加入した。しばらくは「ワナ免許」のみだが今後が楽しみである。免許は住所地なのでオジンは東京都の猟友会なのだそうだ。飲むと危ない話がつい出てしまうオジンとしては、テロ等準備罪で捕まるのゴメンなので、ご馳走になるだけにしよう・・・

 


甲州路・大柳川渓谷と桃の里の名湯

2017年05月27日 | 秘湯と名所

 懐かしい甲州路、どんづまり秘湯行脚で10数年前に仲間と訪れた「十谷温泉」に再来。前はアキバから車でワゴンで往復だが、今回は新宿から特急「かいじ」で甲府まで。まずは、甲府駅前のB1グランプリ「鳥モツ煮」の発祥の店「奥藤本店」へ。ソバと山菜天ぷら、そして「鳥モツ煮」を注文。甘いたれの鳥モツは二人で一つが適当だったか。

 食後甲府駅前の「武田信玄像」に挨拶の後、甲府の駅レンタカーで「セレナ」をレンタル。借りたセレナは実質6人乗りタイプ。昨秋の御宿泊りの南房総の旅で借りたセレナは広い7人乗りだったので疑いもなくオーダー。後の祭りだが、7人乗っても違反ではないそうなので「まっ・いいか!!」

 甲府から身延街道を走り、まずは旅館呑みの地酒を購入のため市川大門の酒蔵「春鶯轉」へ。与謝野鉄幹・晶子ゆかりの酒造である。酒蔵が資料館で500円払えば全種類の利き酒が可能。当然、運転は人に任せて旅館での酒選びのため?に利き酒に挑戦。

   市川大門から身延街道へ入り、富士川沿いの快適なドライブで大柳川渓谷の入り口の鰍沢から右折。いよいよ十谷への道に入る。昔のままだ。どこにも立ち寄らずに一気に「十谷温泉」に到着した。宿では女将が出迎えてくれた。十年前の部屋と同じである。部屋に落ち着き、まずは吊り橋の連続で有名な大柳川渓谷の散歩へと出る。歩道や吊り橋が大分整備されているが上り降りは厳しい。激しい急流と渓谷美を背景に、秋はさぞや美しいと思うが深緑の四月も十分に美しい。まだまだ歩きたい気分だが、宿への戻りの上り坂を考えて途中で引き返す。

   自慢の天狗風呂は宿の外、4~5分の大きな堰堤の脇に突き出るように立っている六角堂風の木造の建物だ。天狗風呂は女性の専用時間はあるが、それ以外は混浴である。湯船に突き出すような巨大な天狗の鼻から、温めてはいるが豊富な温泉(単純硫黄冷鉱泉)が噴出している。もちろんヒノキの内風呂もある。

 客は我々だけ、女将との会話を楽しみながら豊富な山菜中心の食事をとる。女将が地酒という宿の日本酒を注文する。仲間が女将にどこの地酒かと聞くと「地酒は地酒じゃ!!」といなされる。そのとおり!!。

  翌日は朝一から富士川沿いに一路、百名山の「甘利山」へ。途中かICから高速に乗り、八ヶ岳の雄姿を正面に見て快適なドライブ。ICで降り、甘利山に向かうが山開きまで一週間早く、無情にもゲートは閉鎖中。すぐさま方針転換、立ち寄り湯の名湯「韮崎旭温泉」へ。畑の真ん中の一軒家の趣。老人ホームの井戸堀の時に掘り当てた「炭酸泉」。細かい泡が体にびっしりと纏わりつく、気持ちが良いことこの上ない。しかし、風呂場まで付いてきて解説するオジサンには、有難いやら鬱陶しいやら。

 「韮崎旭温泉」から韮崎の「武田八幡宮」へ。この地は武田家発祥の地であり終焉の地でもある。その後、新府城址周辺の「新府の桃源郷」へと向かい、しばし南アルプスを背景に終わりかけた桃畑と菜の花の群落に目の保養をする。

 街道沿いのホウトウの「小作」で昼食、自分は「冷やしホウトウ」を注文。食後、甲府市内に戻り特急列車の指定時刻まで「武田神社」へ。「水琴窟」の微かに「キーン」と響く水音を聞く。列車の旅と駅レンタカーのセットでの旅行も疲れなくてよい。

 


烏森の女子の天国「馬力」

2017年04月26日 | 居酒屋

 桜の花も散り、新社会人は研修で缶詰だろう午後4時近く。訪問先からの帰り道の新橋・烏森、相棒と阿吽の呼吸で途中立ち寄り。いつもの「まこちゃん」は準備中の模様。早めの開店の客引きもあるが、親父で混雑まで時間もある。ブラブラと5時前の烏森の飲み屋を物色。

 一軒の飲み屋の前で足が止まる。店中は女子の比率が高く賑わっている。馬肉メインの居酒屋のようだが躊躇なく入り、四人掛けテーブルで如何にも貫禄のアラサー風女子二人組と相席となる。「爺さんラッキー!!」。乾いた喉に、まずは生ビールで乾杯。肴は馬ホルモンの刺身、スタミナ豆腐を注文。よくよく眺むればビールケースの椅子、懐かしくも嬉しい。ニンニクのガッツリ効いたスタミナ豆腐を肴にビールが進む。お隣さんに「病院の夜勤明けの一杯ですか?」と声をかけると、即座の「YES!!」とのお答え。嬉しい時代になったと実感。

 

 王道の金宮でホッピーに切り替え、串ものでは人気メニューの「丸チョー」を食べつつ、テーブルの上をふと見ると「神田明神の大熊手」が飾ってあるではないか。益々嬉しくなって烏森に乾杯!!