今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

勝田台「菊よし」でお別れ会

2006年04月01日 | 居酒屋

 1年間一緒に仕事していた仲間数人と、勝田台でお別れ会をやろうと駅前へ。勝田台駅周辺の飲み屋は、勝田台を仕事の根拠にしていた平成の2~3年頃とあまり変わっていない。敢えてあげると大型チェーン店の「魚民」、「炎」、「月の雫」などが駅前ビルに出店していることか。あまり代わり映えしない街ではあるが落ち着いた雰囲気が生まれている。古い住宅地であるため住民層が高齢化していることか。

 桜満開まであと僅かだが冷たい夜風がひゅーひゅーと唸りをあげている。早く店に駆け込みたい気分。40半ばの独身飲ん兵のN君のお奨めの駅前リプレの裏の炉ばた「菊よし」に入る。店はカウンター、追い込み座敷、奥には座敷もある。確認はしなかったが2階にも座敷はあるらしい。

 さて、ここ数日続いた現場での夜更けまでの事故対応に、ひとまずビールでお疲れ様でスタート。あっという間に飲み干し、次なる酒は何にしようかと迷うが、久しぶりに焼酎にする。「吉兆宝山」があるというが生憎一杯分しかない。仕方ないので別の芋(名前は忘れた)をボトルで頼む。定番の焼き鳥とあと数品の肴を注文し、この間の一年の出来事を肴に賑やかに飲む。この店の焼き鳥は、お神のかあちゃんご愛用の「粟国の塩」で焼いているらしい。健康志向でよろしい。最近、塩やタレにこだわりを持っているいる店が多くなってきた。タレの味も良い。つまみも数が豊富で迷うぐらいだ。そうこうする内にボトル2本を空けて燗酒に切り替える。年度末、飲み会が多いこの頃後ろ髪引かれる思いでさようならする。

 来週からは通勤時間1時間短くなる。電車で本が読むのが辛い年(判るかな若い衆?)には通勤に要する時間が少なくなるということは実に嬉しいことだ。

 初めての製造現場の仕事や仲間と分かれるにはちと寂しいが、今度の営業最前線もまたやり甲斐がある。新しいとこは昔のフィールド。開発し残した飲み屋さんボチボチやりますかな。