今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

昔の行きつけの復活

2006年12月19日 | お酒

 何かと忙しい年の瀬。幕張へ午前・午後2回目のお勤め。会議も終わった夕刻、会議の流れで幕張駅東口「菜の花」へ。刺身と鳥串を肴に芋一本を空けた後、皆さんとバイしてアキバへ。

 10~15年前頃によく顔を出していた浅草橋「明よし」。バブル期後半に浅草橋、秋葉原寄りのガード際の店を閉めて以来、音沙汰なし。最近、仲間から浅草橋西口近くに「明よし」という同名の店があると言われて気になっていた。

 そこで浅草橋で途中下車、目指す「明よし」へ。浅草橋西口を出て1分のビルの2階。間口は狭いが中は30人くらいが入れる。テーブル席に20~24人、カウンターに7~8人の席がある。結構賑わっている。

 カウンター中で威勢のいい掛け声が響いていた。紛れもなくあの福島出身の大将だ。久しぶりと挨拶を交わして「栄川」の燗酒(大)を注文。昔からこの店は大将の出身地の「栄川」が売りだ。その昔、日刊ゲンダイに「栄川」を飲ませる店で紹介されていた時もあった。

 繁盛しているようでなによりだ。客層は若い連中や親父やらで結構広そうだ。肴も魚系が強く昔と変わらない。酒は各地の日本酒も揃えているが、焼酎に注力しているようだ。「明よし」なる芋焼酎がずらり並んでいた。一番高い焼酎だがボトルで2600円。他は2100~2300円前後、リーズナブルである。

 早速、温泉・酒蔵旅仲間との忘年会を「明よし」でやらないかと仲間に電話。仲間の入れた秋葉原ガード下の開店早々のチェーン寿司屋での予約をキャンセルして貰う。

 実は前夜、かあちゃんとその寿司屋の下見をしていた。「しめ鯖」を食せば分かる。「明よし」の自家製しめ鯖、新鮮さシメ具合から断然の差である。肴、日本酒などメニュー数量、値段とも勝っている。客が入っている理由が分かる。

 かつてのオートバイの大将、このご時世今は電車でとのことなど四方山話をしながら、白子ポン酢、しめ鯖を肴に栄川燗酒を3合飲む。10時も回った頃2千と5百円程支払い、忘年会の約束をして店を出る。

 秋葉原への薄暗いガード沿いの道、最近親父狩りが出没するので、ランナウェーを口ずさみながら一直線?に元気よく歩いて帰る。


脳は溶けてなかった!!

2006年12月19日 | お酒

 そろそろ体のオーバーホールと二日間の人間ドッグ。脳CT、胸部CT、頸動脈エコー等々オプションを追加して徹底的に調査する。7~8年前にも同じ医院で受診した。手際がいいのが良い。

 CT,血液、心電図など一日目の検診も早く終わり、海浜幕張の知り合いの職場に表敬訪問。懐かしい顔と暫し話し込む。その後、京葉線で相棒の待つ東京駅に5時チョット前ぐらいに着く。当初の目的通り速やかに八重洲の地下街に潜行。

 「日本海庄や」の純米吟醸の吉乃川で翌日の胃検診の前洗浄。9時頃までは飲食い宜しいとのことで、お次ぎは秋葉原「あさちゃん」へ。おでんを肴に芋焼酎で胃検診前の腹ごしらえ。ついつい10時近く・・まあいいや。

 翌朝、二日続きの朝飯抜きでバリューム検査。エコーも終わり早めの検査終了。 

 7年前の検診結果を持参し先生に比較をお願いする。血液検査の結果は後日待ちだが、断層撮影やエコーの結果は異常なしとの有り難いご宣託。若干の梗塞はあるが以前と同じで年相応と有り難いやら悲しいやら複雑な思い。心配していた脳の真ん中ぽっかり酒で溶けて空洞てなことはないらしい。

 人様より飲むのを励み、運動は全くのゼロの生活。それでもCT、エコーは異常なしとは毎日のウコンやビタミンEなどのサプリのお陰か。それとも、かあちゃんの作る毎朝の玄米ご飯のお陰か。しかし、自覚はないが糖や肝臓の検査結果が目に浮かぶ。

 早めに検査終了したので休暇を取っている職場に仕事の片づけ。すかさず退院祝い?をやろうじゃないかとのお誘いに、新検見川の蕎麦居酒屋「斉とう」へ。我が家から遠ざかるが、検査明け蕎麦を肴に旨い日本酒は格別だ。