今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

やっちゃ場の風情「鳥庄」

2007年11月17日 | お酒

 久しぶりの早い帰宅。鞄を置いて青山の仙人に電話。まだ千葉に居るとのこと。秋葉原で待ち合わせ鳥と日本酒で一杯遣ろうということでUDXと中央通りの間の狭い路地の「鳥庄」へ直行。なにせここの焼き鳥は柔らかく大ぶりでジューシーである。秋葉原の西口ではここが一番だろう。ここの焼き鳥は日本酒との相性が実にいい。

 焼き鳥は7本セットを注文、酒は「住吉」の純米。琥珀色した「住吉」は冷やして佳し、燗で更に佳しの通好みの酒である。旨口タイプの酒にはタレで焼いた鳥が合う。二杯目は、この店ならではの福島の「奈良萬」を注文するが品切れとのこと。しからば「手取川山廃」を注文。この酒、燗酒で呑みたいが、この店は大目玉のぐい呑みで冷やが基本の飲み方。しかし、十分旨い。

 ここの店には絶品の「おしんこ」がある。丁度いい漬け具合で焼き鳥によく合う。セットの最期にはスープが付く。さっぱりしたスープを飲んでお終いである。唯一、昔の青果市場の風情を残している路地裏の名店である。