3日間に及ぶ業界の研究発表会が仙台で開催された。開催前日に仙台に到着し、昼に一人で牛タンの「利久」へ。1.5人前の定食を肴に生ビールを片手に、肉厚でジューシィな本場の牛タンに感激。結構なボリュームに満足する。
翌日からの研究発表会の前に地元での一仕事終える。夜は地元社員の案内で、地下鉄仙台駅を出たすぐの駅前GSビル5階の「Kingyoの庭」へ。ちょっと若者向き店なである。個室中心で階段や廊下の配置が複雑、眼の悪い爺さん連中には躓きそうな作りである。
メニューには、当たり前の肴を一工夫したような洒落た名前が並んでいる。こういう店は案外と日本酒の銘柄は少ない。あっても吟醸や大吟醸など高価な酒がメインだが、メニューにある特別純米酒(山形の?)を燗酒で頼む。あっさりした刺身などにちょうどあっている。
二日目は、いよいよ国分町に。会社仲間4人と翌日の別グループの宴会の下見に国分町のはずれ仙台市役所近くの「おしか」へ。パークビルB1の純日本風の入り口は高級感が漂っている。前日の「Kingyoの庭」よりは明るい雰囲気。メニューは場所柄官庁に近く年齢層を高めに旨そうな酒と肴が揃えている。
下見の目的は忘れることにして、個人的に店の酒と肴を楽しむことにした。日本酒も地元宮城の「於茂多加 特別純米」、「阿部勘 特別純米」、福島は「飛露喜 特別純米」、山形は「九郎左右衛門 裏 雅山流」。いずれも東北を代表する旨い地酒もある。その中でも値段が比較的リーズナブルな「九郎左右衛門」を注文。淡麗にして旨口、しっかりとした呑み口である。旨い日本酒と焼酎「中々」のボトルを前に、会社の仲間とあれこれ仕事談義。あっという間に閉店近くにラストオーダーまでいてしまった。