今日も駅前(AKIBAオジン)

ツクバEX開業日から始めた親父居酒屋の放浪記。下町の居酒屋、旅先の地酒・酒蔵・秘湯、森と水の話や、たまには政治談義など。

ガラスキのゴールデンウイーク・湯河原

2011年05月15日 | お酒

 ゴールデンウイークの後半5月5日のこどもの日の午後、義母の入院先から直接四つ木ICから高速に乗り東名高速に乗る。家族同伴、行き先はいつもの奥湯河原温泉の2泊3日の旅行。連休明けの会議資料作成のためにパソコン同伴。途中、部屋飲み用にと山口の「吟醸純米 山猿」を購入。首都高を抜け東名高速へ入るがガラスキの状態。対抗車線には延々と続く渋滞。時期をズラセバ楽なもの。

 家族が是非に見たいと小田原城へ向かう。小田原の祭の最中。小田原城で着くなり、城の広場でアントニオ古賀のライブを横目に目の前の食堂に入る。後一つという小田原丼を注文。家紋に因んだ三角おむすびと名物の梅干のお茶漬けである。小田原城天守閣からの眺めはまあまあである。

 小田原を後にして海岸通りの一般道を走る。またまた対抗車線は延々と渋滞。着いた晩に宿のカラオケで居合わせた横浜の方から聞くと伊東から渋滞と聞いた。

 夕刻近くに奥湯河原に着く。元職の囲碁会でも度々世話になっているので顔なじみだ。まずは部屋に落ち着き、ひとっ風呂。いつもながらいいお湯である。食事を終え100円玉10曲分を丹前の袂にぶち込みカラオケルームへ。先客がいるから楽しい。ビール、「山猿」を持込み先客や後客と盛り上がりながら歌いこむ。皆さん、相当にお上手である。当然、翌晩も一人カラオケへ直行。後から入ってきた女学生時代の同級生という85歳の四人組の操作タブレットのカラオケ手配士に徹する。皆さん声が出ていて伸びている。大変お元気で感動ものだ。一人ひとりの歌メニュー10数曲を記した準備している手書きの紙を渡される。流石であるお母様方。

 翌日、昼食は湯河原市内のバス通りの魚屋の二階「魚繁」。サザエや白魚などを組み込んだ昼食後、幕山公園に行く。湯河原へは何度も訪れてはいるが初めてである。囲碁の名将藤沢秀行の定宿といわれてる「杉の宿」の少し先だ。現役時代に囲碁合宿で泊まったことを思い出す。幕山公園は期待以上のものである。さつきとつつじの合間で、石楠花も終わりに近いがそれなりに落ち着いて綺麗な公園だ。

 翌々日の午前、小雨降る西湘バイパスを鎌倉へ。ゴールデンウィークにもかかわらずガラスキ状態。茅ヶ崎から江ノ島へ。江ノ島の駐車場にスムースに入り、初めて島のエスカーで頂上を目指す。単なる三回乗り換えのエスカレーターに350円支払い頂上の江ノ島神社へ。晴れていれば海より鎌倉市街が見たかったが残念である。歩いて下り、20数年ぶりの鶴が丘八幡宮へ向かう。

 鶴ヶ岡八幡宮の駐車場もガラスキ状態。横からお参りと結婚式を眺めつつ、相当に変わった沿道の蕎麦屋「峰本」に。店お薦めの特別メニューの昼食。一寸お高いが趣向が凝らして美味であった。

 天気があまり芳しくなかったとは言え、ゴールデンウィークにしては意外な静けさの行楽地。震災後遺症というかマインドの低下の影響は相当なものだ。