毎年の御用納め当日に、アキバの飲み屋でいつもの仲間と恒例の「一年ご苦労さん会」
今回は、昨年末に「イノシシ鍋」メイン。群馬の山の知り合いから頂いた肉3kgを約10人で平らげる。獣肉の調理師資格を持っている知人の捌いた肉は、相変わらず臭みもなく、煮込んでも柔らかく実に旨いのである。
猪鍋に合わせるのは、オジンの選ぶ拘りの日本酒。山口の「純米 貴」、同じく「純米 あらばし 五橋」、和歌山の「純米吟醸 黒牛」で揃えた。銘酒を揃えている台東の酒屋で定価で購入したものだ。何れも知る人ぞ知る酒飲みにはたまらない酒である。
さて、山に猪の肉を貰った時に、庭にウリ坊がうずくまっていた。その朝、前日に捕った「猪」の肉を捌いたと言っていた。多分、その猪の子供だろう。母猪の匂いに誘われのだろう。しかし、感傷は不要だ。山は猪、鹿、熊、猿で危機的状況である。晴れて公にジビエ料理として普通に食せる時が待ち遠しい。