大衆演劇とはテレビ以外は関係ない思ってはいたが、地元の集まりで初めての浅草「木馬館」での観劇。席は満席、おばちゃん達が舞台の袖に。演し物はチャンバラだと思ってはいたが、予想は外れ終戦時のお涙物である。大衆演劇の濃厚な演技と無理なストーリーに一寸疲れた。
後半に入り、狭い舞台での踊りが始まる。袖のおばちゃんのおヒネリ合戦、1万、3万、5万円と着物の襟にこれぞとクリップで留められる。負けじと舞台の反対の袖に陣取るオバンからも。老婆心ながらお金の出どころが気になる。一人1600円の入場料、約200名の定員を凌駕するオヒネリに溜息・・・
3時間半の狭くて硬い席に疲れたが、それなりに面白い。帰りの「木馬館」前、煌びやかな衣装の子役のチビタマ君など役者勢揃いの出待ちに思わず握手。春節の中国人や中東の観光客が不思議そうに写真を撮っていた。
二次会は浅草のもんじゃ屋「七五三」。国際通りの「今半」の角を上野方面に入った左側のある。「もんじゃ」や「お好み焼き」を焼くのは全て店員さんがやってくれる。失敗がなく手間がないのが嬉しい。カレーもんじゃ、三元豚トンテキも美味しい。ビールとハイボール、久しぶりのバイスも旨い。店は満席で賑わっているが、我々が一番に騒さかったのではと反省。