散日拾遺

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この人知ってる ~ 牧師ROCKS / 死生学の夏

2015-07-12 18:21:38 | 日記

2015年7月12日(日)

 10日(金)の朝刊、「ひと」欄に紹介された関野和寛(せきの・かずひろ)氏、日本福音ルーテル東京教会の牧師である。

「ふだんは聖書の言葉を静かに伝えている」が、ライブ会場に移ると「長い髪を振り乱して絶叫する、♪ ぶっ飛ばそうぜ天国のハイウェー」、客のノリが悪いと挑発する云々・・・

 家内がおもしろがっていたら、覗き込んだ次男が「あ、知ってる」、教会の若者たちの間でちょっと話題なんだそうだ。

 でも、最初に知ってたのは僕なんだぜ!2月にルーテル大学で行われた牧会セミナーに出講したとき、元気の良さそうな若い人がいるなと思ったのだ。面白いのは、ルーテルの群れのなかにいると全然浮いてないことである。懇親会の司会なんか任されて、先輩たちからかわいがられている。和気藹々と、実に仲の良い家族的な教会なのだ。

 ルーテルの特徴はいくつかあって、たとえば教会堂をほどほどに飾り ~ カトリックほどゴテゴテしておらず、長老派ほど殺風景でない ~ その趣味が概してとても良いのである。関野師の召し物の、水色と金の取り合わせを見ても分かるだろう。

 しかし何といっても忘れてならないのは、自身が多くの曲を作ったマルチン・ルターの末らしく、音楽に秀でていることである。そのルーテルの牧師たちの ROCKS だから、この記事はいっそう楽しめる訳なのだった。

 

 

 それにしても、ものすごい暑さ、しかも突然の襲来である。夏に強い人は羨ましい。僕は悲しいかな逆変温動物なので、土曜日から日中の活動がぴたりと止まってしまった。今朝は礼拝には出かけたものの、公文和子ちゃんのケニア活動報告も聞かず、這々の体で帰宅してスルメみたいに伸びている。帰り際に、

 「日経新聞に出てたわよ」とAさん。

 「誰がですか?」

 「あなたよ!」

 特に個人的な何かではなく、放送大学の『死生学入門』が流れの一環として取り上げられたらしい。といっても一行だけだが、日経さん、よくぞ注目してくださった。先日来、文京SCやNHK柏から講演の引き合いがあり、いずれも「死生学」がテーマである。さすがにオーバーフローで、僕にしては珍しく断ったが、ちょっともったいなかったかな・・・

 東は三春から、西は小豆島から、それぞれ土地のお素麺が届いた。絹糸のような麺の一本一本が、しっかりしろと活を入れているようである。

 明日は頑張って、早起きしてみよう。