2015年2月16日(月)
52日ぶりの千字文、まだ200字ほども残っている。
悪いクセだ。途中で止めてしまう。
親戚故舊 老少異糧
「親類縁者や古くからの知り合いがある / 老人と若者は食べ物を異にする」
後段について、『礼記(らいき)』王制からの引用が面白い。
五十にして糧を異にし、
六十にして肉を宿(よべに)し ← 前夜から肉を用意していつでも食べられるようにし
七十にして弐膳(そいのぜん)あり ← 副食が付き
八十にして常に珍あり ← 珍しい美味しいものがあり
九十にして飲食は寝を離れず ← 寝床の側にいつも用意しておく
九十までの楽しみを全部前倒しに楽しんでしまって、困ったことだ。衣食足りて礼節を知るって、本当かな?