2018年1月2日(火)
> 私はイタリア語で歌うために勉強しています。
おお、素晴らしいですね!
ひょっとしてオペラ歌手でいらっしゃる?
触発され、またちょっとおしゃべりを。
中学校の音楽教科書だか副教材だかに、外国の歌曲の原歌詞がカタカナで表記されていました。邪道かもしれませんが、おかげで今でも鼻歌するんです。
"スル・マーレ・ルツィカ、ラストロ・ダルジェント" とか、"ケ・ベラ・コーザ" とか ♪
高校音楽では "カロ・ミオ・ベン"、これはちゃんとアルファベットで表記されていましたよ。
それから大学でフランス語をかじった時「argent = 銀・金銭」と教わって、ある日の午後ぼんやりしてると空中にイメージが浮かんだんですね。
argent(仏)と、Argentina(アルゼンチン < 西)と、l'astro d'argento(伊)はすべて同根だと。
大げさみたいですけど、生きてて良かったと思いました。
歌曲についてはワグナーの楽劇にまず夢中になったんですが、賢そうな友人から「イタリア・オペラ聞かなきゃダメでしょ」と言われ、「へん、そうかい」とか反発しながらやっぱりそうかなと。
ちょうど私らの高校時代でしょう、『カヴァレリア・ルスティカーナ』や『道化師』が紹介されて評判になったのは。
母校の音楽部がさっそく文化祭で前者に取り組んで、死を覚悟した主人公の『マンマ・ルツィア』の絶唱、惜しいかなテノール君の高音が伸びきらず・・・
そうそう「イタリア人の人生は三つの動詞でできている」っていうのは、どこで聞いたんだったか。
mangiare, cantare, amare ですよね?来世は日本人でなければイタリア人に生まれたい。
イタリア語で歌うTさん、あとの二つも充実した人生をお送りのことでしょう。
> なので文学はさっぱりです…。
そうなんですか?音楽と文学って相当かさなりませんか?
先に書いた『イタリア民話集』など、ぜひお楽しみ頂きたいなと思います。
> 近過去と遠過去は表していることは同じですが、後者の方が文語的に使われたりするようです。
ははあ、するとフランス語の複合過去と単純過去みたいなものでしょうか。
> 迷っていらしたならぜひイタリア語を!
承知しました。2018年の最初の決意、「今年はイタリア語入門」で参ります。
Buon anno!
Ω