プリミティヴクール

シーカヤック海洋冒険家で、アイランドストリーム代表である、平田 毅(ひらた つよし)のブログ。海、自然、旅の話満載。

白崎海岸ツアー

2015-09-25 13:25:58 | 湯浅湾ツアー

 シルバーウィーク最終日に催行しました湯浅湾南端・白崎海岸ツアー
 なにげにこんな場所がある和歌山の海岸線はすごい。
 そして湯浅湾はすごい。

 たぶん他の観光立国だったら国を代表する景勝地になっていたりするだろう。
 スリランカでもタイでもタンザニアでもオマーンでもフィジーでもニュージーランドでもな。
 そんなスポットが、マイナーな感じでシレッと存在している日本の自然の底力。
 こんな場所をもっと遊ばなきゃ。

 やはり当アイランドストリームは、
 紀伊半島のアウトドアフィールドの玄関口・ハブ空港として、
 艇庫サービスや情報収集空間としても、
 利用していただく価値大ですね。
 こういう「離れた近場」をゆくと、ますますそう感じます。

 たとえば艇をうちに置いておき、
 日ごろ湯浅湾内で練習して腕を上げ、ここからさらに
 南紀・熊野方面の各スポットに足を延ばすこともできれば、
 白崎や黒島、産湯海岸、みなべ海岸、田辺湾あたりを
 日帰りで楽しむこともできる(カートップして運べばすぐだからね)。
 あるいは逆に北に行き、下津の沖ノ島や地の島、
 和歌浦、友が島あたりを行くこともできる。
 
 海、川、山全部楽しめるのが和歌山のフィールド。
 そして最も自然の息吹に敏感な乗り物がカヤック。
 関西に住む人こそ、カヤックをやると、
 一生心豊かな生活ができるといっても過言ではないでしょう。
 (関東近辺は、カヤックフィールドとして少々劣る)
 まあぼくは、ごく一般の人達にそういうライフスタイルを少しずつ、
 まるっで岩に水を染み入らせるように浸透させていきたいから、
 ずっとここでやってるんだけどね。 

 まだまだ見知らぬフィールドはたくさん眠っています。
 遊ばなきゃ、もったいないですね。


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あぶないくらい美しい

2015-09-25 12:39:49 | 湯浅湾ツアー

  シルバーウィークの中日に催行した、
 「サンセット&夜光虫ナイトツアー」も最高でした。

 海の向こうに沈んでゆく夕日。
 湯浅湾の対岸は徳島。
 いつも最後はギリギリのラインで、
 海ではなく、徳島の山の方に沈んでゆくのですが、
 この日はちょうど角度的に、
 淡路島と徳島との絶妙な隙間を通る軌道で、
 鳴門海峡の向こうに沈みましたので、
 「海に沈む夕日」として拝むことができました。
 (レア事象) 

 沈んでからの黄昏の美しいひととき。
 オレンジ、ピンク、シルバー、紫と刻一刻表情を変える色彩。
 いったん別の浜に上陸し、浜に横たわって見上げる星と月。
 耳元でささやく潮騒。

 まっくらになると再び海上に漕ぎ出でる。
 四方できらめく夜光虫に囲まれながら、
 夜独特の、カヤックを揺らす波のゆりかご。

 パーフェクトなひとときを送ることができました。
 もう、あぶないくらい美しかったですね。 

 この日、内モンゴル出身で日本の大学院に留学しているお客様が参加されましたが、
 感慨深く、「一生忘れないよ」と言っておられました。 


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悩ましい季節

2015-09-25 12:20:34 | 湯浅湾ツアー

 今年のシルバーウィークは天候にも恵まれ、
 湯浅湾シーカヤックツアーも連日にぎわいました。

 やはりこの時期はいいですね。
 太陽光線の角度と
 それが生み出す海景全体のたそがれ感。 
 空気の透明さ。心地よい潮風。
 西日に照らし出された岩ひとつひとつの存在感。
 
 汗だくになることなく、
 純粋にシーカヤックツーリングを楽しめるのは、
 自然がぼくたちの心の奥底に色んなことを語り掛けてくれるのは、
 真夏より、春と秋。
  
 この紀州において一番長い季節は秋。
 8月終わりから12月半ばくらいまで、
 秋特有の空気感が漂っている紀伊半島の海岸線。
 何とも悩ましい季節に入ってきました。 
 
 個人的にはカヤックのハッチにキャンプ用品を積み込んで、 
 ちょっと遠出に出かけてみたい気分です。 


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素晴らしい野外ライヴ

2015-09-25 12:05:45 | イベント

 シルバーウィーク初日の「濱口祐自ギターライヴ」
 天候にも恵まれ、大盛況にて無事終了しました。

 夕暮れと潮騒とコオロギの鳴き声と、
 最高のギタープレイ。
 やはり祐自さんの演奏は野外にて、
 海や風を感じながら味わうのが素晴らしい。

 毎年の恒例にしようと思っているので、
 今回見逃した方はまた次回によろしくお願いいたします。 


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