下津・沖ノ島の船着き場付近。
湯浅湾最北部・宮崎の鼻近辺の洞窟(この付近も洞窟多い)
下津・かるも島。湯浅湾だけではなく下津にもかるも島がある。キャンプするにもいい。
下津・沖ノ島の数少ない砂浜のひとつ。
下津・沖ノ島から臨む宮崎の鼻。その向こうは白崎海岸。木々がうっそうと茂る紀州にあって、
このさわやかな景観で異彩を放つ島。
下津・沖ノ島の灯台。この島には背高い木がほとんどなく、クマザサに覆われていて、
北方系、あるいは高山系、はたまたこの近所の生石高原にも似ている。
和歌山マリーナシティ・ポルトヨーロッパの観覧車。
ゴール地点・浜の宮近くのリゾートマンションの夕景。
先日、湯浅湾アイランドストリームベースから和歌山・浜の宮ビーチまで漕ぎました。
直線距離にして30キロ弱ですが、沖ノ島、地の島、下津・かもる島、マリーナシティなどを丹念に廻ったので、40キロほどの漕行距離になるだろうか。
このルートはバラエティに富んでいて、トリップ感が深いコースです。
ただ一個一個見どころが離れているため、ある程度の漕力が必要。
シーカヤッキングって実は、景色をゆっくり愛でながら漕ぎたい派の人ほど、漕ぐ力があった方がいいんですね。単調な所はサーっと漕ぎ、美しい場所ではじっくりひとつひとつの洞窟や入り江の中に入り、進んでいけるから。漕ぐ力がないと、単調な場所も美しく入り組んだ場所も、ただただ闇雲に一生懸命漕ぐだけになってしまうんですね。地形に関係なく最短ルートで一直線に漕ごうとしてしまう。そうすると景色なんかに意識を持っていく余裕がなくなる。
実はこういうことを忘れがちなんですが、
一個一個の島、岩、洞窟、入り江などを丹念にめぐると、
結果として累計で、結構な距離を漕ぐことになる。
だから景色をゆっくり愛でる派の人ほど、
余裕のある漕力キャパを持っておく必要があります。
むしろレース派や漕行距離にこだわる人以上に、キャパシティを持っておいた方がよい。
このコースは初級から中級者クラスに脱皮するための、
ひとつのバロメーター的なルートともいえるでしょう。
ここを漕げるくらいのレベルに脱皮すると、
海岸線の隠されたたくさんの秘境を巡ることができ、
世界が変わるくらい面白くなってくることでしょう。
ツアー、あるいはパドリング/ナヴィ講習実践編スクールとしての、
リクエストも受け付けます。