「松の内」とは、元旦より7日、10日、15日などと地域によって、まちまちのようである。松の内が終われば、門松や注連飾りをはずし、鏡餅などの正月飾りを片付ける。その正月飾りを焼くのが、どんど焼き(左義長)、鏡餅を食べるのが鏡開き。
日本の各家庭から、餅搗きの音が聞こえなくなって久しい。残念無念ながら、我が家も御多分に洩れず、ここ数年餅を搗いていない。杵と臼がホコリを被って泣いている。それにしても、スーパーのうず高く積まれた、プラスチックに入った鏡餅を見て嘆く人は、年々減っているに違いない。
ロウバイ(蝋梅)