教育勅語は、明治23年10月30日発布された。明治天皇が述べた教育に関するお言葉である。
実際は、当時の明治政府が、天皇の名を利用して、国民が意のままに動くよう教育勅語を作り、全国の学校に下賜した。教育勅語に、親孝行しろ、兄弟仲良く、夫婦も仲良く、友達は信じ合え、博愛を衆に及ぼせ・・・などとあるが、本音は、特に有事の際に、お国のために働くように仕向けるため、学生たちに暗唱させたのである。
現代に、このようなものを、教育の現場で暗唱させる幼稚園があるとは、実に驚きである。このことに最も困惑しているのは、きっと天皇陛下に違いない。
ホトケノザ(仏の座)