(サンテンイチイチ キュウテンイチイチ ナズナサク)
三陸沖地震による津波の被害は、平安時代の貞観地震から平成23年の東日本大震災まで、12回あった、という。およそ100年に1度だ。直近では、昭和8年の昭和三陸地震(死者3000人)があったが、どういう訳か歴史が全く役に立たなかった。
最近、発生が囁かれている東南海地震も、やはり100年に一度発生していて、直近では昭和19年の昭和東南海地震(死者1223名)がある。果たして次の地震に経験が役立つのだろうか。
一方、わずか71年前日本は戦争をしていた。第二次世界大戦、太平洋戦争である。死者は、世界全体では5000~8000万人、日本だけでも300万人。
いづれにしても、人間の歴史は繰り返している。地震は仕方ないとしても、戦争を止めることはできないのだろうか。現在、北朝鮮、韓国、アメリカ、そして日本にも戦争の危機が迫っている。
フクジュソウ(福寿草)