一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1934   第260回 4月 岩戸句会

2018年04月30日 | 

茶畑のうねり遥かに紅襷      薪  

春耕や心ほぐるる疲れかな 

   

道無きほど著莪咲き乱る法の山   稱子

聞き分けの無い子憎しやつくしんぼ

 

春耕や辿り辿れば弥生人      海人

春耕や恵の大地目覚めけり

 

シュレッダーされた記憶や花吹雪  炎火

大地駆け大空駆ける桜かな

 

ぼんぼりの連なる河畔花は葉に   歩智

テーブルの薄き埃や花曇り

 

卯の花や打ち重なりて波の音    洋子

春祭化粧える稚児のすまし顔

    

谷に垂る瓔珞と化す藤の花     豊春

著莪光る谷に繋がるけもの道

   

温暖化東京砂漠蝶が舞う      余白

花粉消え空澄みわたり深呼吸

 

雑草に隠れて都忘れおり      雲水

野良猫も通う道なり花の下 

クレソン  30センチの小さな鉢に植えたクレソン。大きくはなれませんでしたが、可愛い花を咲かせました。有難う。

もう少し大きな鉢に植え替えたら、葉っぱが食べられるかな?なんて、身勝手な!!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする