一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

合歓の花散り敷く庭に迎えけり

2018年07月07日 | 

 庭に合歓の木を見つけて、ほぼ18年経った。今では、太さは25センチを越え、高さは10メートルはありそうだ。有難くも、適度な木陰を作ってくれている。

 見上げれば、葉は、広々と均等に空一杯に広がっている。その隙間から、赤い花がかすかに見える。その花が、先日からの強風に煽られて、次々と地面に落ちている。鮮明な色は変わらず、踏むのをためらわずにはいられない。

ところで、今までに作ったこの合歓の木の句は、意外に少なくて以下のたった3句だった。

今年また咲かざる合歓を脅しけり

合歓の花脅しが効きて咲きにけり

合歓の花私を抱く母若し

合歓の木

コメント
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