一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2086  庭石の海こひしがる残暑かな   一慶

2019年08月26日 | 

 ようやく酷暑が収まってきた。とは言っても、最高温度が35度を下回り、30度ほどになった程度であるが。まだまだ残暑は厳しい。

 さて、現在の日本列島のほとんどは、元海底だったから、庭に据えられた石が残暑厳しい太陽に熱せられ暑がっていて、あの冷たい海底を懐かしく恋しがっている、というのは納得できる話だ。

  その根拠としては、大陸移動説(プレートテクトニクス理論)がある。地球は、40億年前に誕生して以来、表面の地殻であるプレートが年間数センチ移動し続けているからだ。

  大陸が移動しているという理論は、南北アメリカ大陸の東岸とヨーロッパ・アフリカ大陸の西岸を合わせると、ぴったり合うことから発見したのだという。

センニンソウ(仙人草)