一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

2160  待つわなど軽く言ひしが秋の雨  さくら

2020年10月06日 | 

 秋彼岸が過ぎて、夏が終わった。これからは、一雨ごとに寒くなる。そして、室内の気温が18度を下回ると、薪ストーブを点けるのが、我が家の習わしである。

  それよりも、気掛かりなのが、昨日台風14号が発生したことだ。進路はまだ定かではないが、たぶん発達して関東方面に来るだろう。

 さてこの句、「1時間ほど遅れる」と言われ、何気なく「待つわ」と言ったものの、寒くさえ感じられる秋雨の中、どこで時間をつぶせば良いか、迷っている作者が目に浮かぶ。喫茶店とか図書館とか、デパート、まあ色々あるけれど、近くに適当なものがないのだろう。

タムラソウ(田村草)

 

コメント
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