一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

197 鶯や窯火に汗は湯気立ちぬ

2011年03月26日 | 

噴き出る汗が湯気立ち

 

投げ入れる薪は一瞬にして炎となる

 

窯中の壺たちは透き通って

 

炎と共にゆらめく

 

火を崇め火に祈る

 

獣たちが怖れるように

 


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