一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

少年は真面目に蜂と話しをり

2011年04月02日 | 

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少年は真面目に蜂と話しをり

 

以下の詩は、26才の若さで、亡くなった「金子みすず」作。

死後ますます作品の評価が高まっている。

 

蜂はお花のなかに
お花はお庭のなかに
お庭は土塀のなかに
土塀は町の中に
町は日本の中に
日本は世界の中に
世界は神さまの中に
さうして さうして
神さまは
小ちゃな蜂の中に

フキノトウ(蕗の薹)


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