一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

16   目を立てた両刃ノコギリ残暑かな   炎火

2010年09月26日 | 

今年の夏は、本当に暑かった。そして長かった。夏が大好きな私も、芯から参ってしまった。この句は、それを主題としていると思う。

木を切る鋸(のこぎり)には、両刃と片刃があるが、両刃が一般的。しかし、最近は、電動の丸のこ、チェンソーなど、機械化が進んでいる。私も薪割り機や草刈り機、ブロワーがなくては、悔しいけれどやっていけない。実に、情けないことだ。

さて、作者は、目立ての済んだよく切れるはずの鋸とにらめっこをしているのだ。
To go or not to go 暑さに参っている作者の逡巡している様子が、目に浮かぶではないか。

結果は、取り止めたのだから熱中症にならないで済んだし、句会にも参加できたのだ。とにかく還暦を過ぎたら、やせ我慢はしないに限る。お互い、のんびりやりましょう。但し、テニス以外はね。

それにしても、この2,3日なんと急に寒くなったことか。


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