30数万本はあるという、沼津市の千本松原。沼津港から原までの10㎞の千本浜は、松原越しに富士山を望むことが出来、数々の文人たちに愛されたことでも知られている。中でも、大正15年に沼津をこよなく愛した若山牧水が、静岡県の伐採計画に対し、新聞に計画反対を寄稿するなど運動の先頭に立ち、計画を断念させたことで有名。近くには、牧水記念館がある。
牧水は、昭和3年9月17日、沼津にて没す、酒が原因の肝硬変と言われている。享年43才。私が、牧水の歌を一首あげるとすれば、やはり・・・・
白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒はしづかに飲むべかりけり
この短歌を俳句にすると
秋の夜の酒はしづかに飲むべかり
で良いわけだが、「白玉の歯にしみとほる」を切り捨てると、間抜けの俳句になってしまう。さすが牧水。
サワギキョウ
その分、俳句には活力が期待される気がします。
すなのかつしこ‥でよろしくお願いします。
「すなのかつしこ」とお読みするのですか?
何か言われがありましたら、ご教示下さい。
「括絲子・かつしこ」は、なんとか読めますが
「輸那・すな(の)」は、読めませんね。