一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

515  梅二輪今朝の日射しに解かるる 

2012年03月06日 | 

(うめにりん けさのひざしに ほどかるる)

  今年の春は寒く、ようやく先日我が家の梅もほころんだ。おっとっと、そこで必ず思い浮かぶのが、嵐雪の「梅一輪一輪ほどの暖かさ」という句だ。有名だから、俳句をやらない人でも、知っているだろう。

  これを凌ぐ句など、凡俗の私にできるはずがない、と諦めてしまう。しかしよくよく見ると、一輪ではないぞ、二輪だ、それなら何とかしてみよう、という気になった。

  しかし、一輪も二輪もほとんど違いはなく、俳句的には一輪の方が良いに決まっているが、それでも二輪にこだわったのは、私の浅墓な意地に過ぎない。 



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2 コメント

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梅二輪 (照れまん)
2012-03-08 18:49:01
こんにちはー
梅二輪の句、ほんわかとしたいい句ですね。

梅一輪一輪ほどの暖かさ  嵐雪
の名句があるから、何となく作りにくいですよね。
梅は毎年咲いてくれるのに、私なんか とっくにアキラメテ・・・、

    梅七輪七輪ほどの暖かさ   ギャハ!

で、嵐雪さんに、「喝~~っ!」 って叱られそうですよ~★

    早梅の雪にふるへる朝かな   照れまん

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七輪 (issyo k)
2012-03-09 12:45:49
照れまんさま

こんにちわ

先日から、七輪の句を作ろうと考えていたところに、
梅七輪七輪ほどの暖かさ   ギャハ

同じ句ではありませんが、次回のブログに七輪をぱくらせていただきます。

有難うございました
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