6時45分起床。
妻と娘を見送ってから朝食。昨日の帰りに妻がコンビニで買ってきてくれた菓子パンを食べる。そのうちのひとつが「クーベルチュール」というチョコレートの入ったパンだったのだが、この名前を聞いて馬を思い浮かべてしまう競馬ファンは多いのではないだろうか。富菜牧場の生産で現役時代はキーンランドカップ(G3)を勝つなど中央で5勝し、今は同牧場で繁殖牝馬として頑張っている馬の名前が「クーヴェルチュール」である。牧場の公式Twitterに頻繁に登場し、繁用されている馬の中で最も気が強く気性も荒いことから「親分」というあだ名で親しまれ、ファンがとても多い。親分の性格はかなりのピリ辛なので、この名前のチョコレートへの違和感がすごくある。実際今日もパンの名前を見た瞬間には菓子パンだと思えなかった。
9時過ぎに出勤。
今日は午後に半休を取ったので、13時まで通しで仕事をする。今日中にやっておきたかった作業は無事に片付いた。
休みを取った目的は、日本橋の高島屋でオーダーシャツを作ることである。新橋から日本橋までは電車に乗ればすぐだが、天気も良いしせっかくなので歩いて向かうことにする。
久しぶりに銀座を歩く。高級クラブが多く集まる並木通りの8丁目あたりは昼間なので静かだったが、中央通りに出ると多くの人で賑わっていた。観光客らしき人の姿もちらほら見られ、コロナ前の銀座が少し戻ってきたような気がする。一方で、以前はうじゃうじゃいた中国人観光客が全くいないのが逆に新鮮で、こういう言い方は良くないのかもしれないが、街全体の民度がかなり高く感じられた。銀座って本当はこんなに歩きやすい街だったんだ、というのが正直な感想である。
散策を中断し、「竹葉亭」で昼食。歩いている途中でここにこのお店があったことを思い出した。
注文は鯛茶漬け。本来このお店は鰻がメインなのだと思うが、一度は食べてみたいと思うものの、結局毎回こちらを注文してしまう。
まずは鯛をのまま2、3切れ食べる。鯛の食感と胡麻の風味がよく合っている。お酒を飲む人にとっては、つまみとしても最高だろう。お酒が飲めない私でも、これが日本酒とよく合うことくらいはわかる。
胡麻をすり、1膳目は漬け丼にしてみる。ご飯ともよく合う。このまま全て食べてしまいたい衝動に駆られる。
2膳目、3膳目でお茶漬けにする。胡麻の風味にわさびとお茶の香りが加わる。やはり美味しい。
会計を終え、再び銀ぶらに繰り出す。日本橋までは結構歩く。
日本橋高島屋に到着し、無事に目的のYシャツの注文を終える。去年のようなことがないように、生地が形状記憶であることを何度も確認してから注文した。出来上がりは約3週間後。デザインに少し遊び要素も入れたので、届くのが楽しみだ。そして何より、毎年誕生日に仕立て券を送ってくれる母に感謝である。ただ、昨年のこともあるので、今年は自分でも伊勢丹で1着作ろうかと思っている。あれだけの対応をしてもらっておいて、翌年注文しないというのは何とも居心地が悪い。
東京駅から新幹線に乗って帰宅する。東京駅から新幹線に乗るのも、明るい時間帯に乗るのも新鮮な感じがする。
コンビニで買い物をしてから帰宅。湯船にお湯をためてゆっくりと浸かってから、買ってきたたこ焼きを食べる。
毛布を居間へ持ってきて、電気カーペットの上で少し眠る。
娘を保育園へお迎えに行く。部屋をのぞくと、娘は真剣な表情でオセロをしていた。とはいってもルールがわかっているわけではなく、遠目で見る限り盤の上は白一色になっている。それでも相手をしてくれていた年長組のお姉さん、ありがとうございました。
妻も帰宅し、入浴と洗濯を片付けてから夕食。生協の長崎ちゃんぽんが美味しい。冷凍とは思えない美味しさである。
娘を寝かしつけている間に寝落ちしてしまい、気付いたら3時前だった。最初ちょっとだけと思って外干ししていた洗濯物を慌てて中へしまう。幸運にもまだ雨は降り出しておらず、洗濯物もほとんど乾いている。その後、歯磨きをしている時に雨が降り出したから、本当にぎりぎりセーフだった。
4時半過ぎに就寝。