はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

当てはまる理由は、、

2018-09-29 | ホスピスボランティア


”何故 人は食べるのでしょう?”  と言う質問に


多くの応えがあった。


1、 空腹だから

2、 健康の為

3、 癒す為

4、 退屈だから

5、 気持が沈んでいるから

6、 ストレスから

7、 罪悪感から

8、 義務感から

9、 家族や知人たちとの集まりで



もっとあったけれど  思い出せるのはこれだけ、、。


 すぐ忘れる私にしては十分な量だけれど、、、笑


これも皆が参加する形式であった事や

 皆からの声を講師が黒板に書き記した事  などからだろう。









9番目の食べる理由

 ”家族や知人たちとの集まりで、、” は

死を前にした患者さんにとっても食べる理由の一つになる、、、と



孫やひ孫の結婚式に出席出来た患者さんが

 ウエディングケーキを口にした話や

それと同じように

家族が集まり会食を共にするイースターやクリスマスなどの席でも

 食される事は多い  と話された。




孫やひ孫の結婚式に出席する事は

  老人にとって一つの目標のようなもの


将来 私も

そんな日を目標に生きていたい   と思うんだろうなぁ――







家族と過ごすホリデーには沢山の思い出もある

会食を共にする事でそれらの日が蘇り

 それは患者さんが今生きている事を

  実感出来るのにも繋がるんだろう。



追記


死を前にした人、、、と言う表現は

危篤状態の人をイメージさせてしまいそうなので

終末期を迎えた方とする事にします。



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何故食べるんですか

2018-09-27 | ホスピスボランティア


今週のホスピストレーニングクラスもとても楽しかった。



2時間のクラスでは毎週

 2人の講師によって1時間ずつのクラスがもたれる。


今週は

家族や患者さんの教育に携わる講師1

栄養士であられる講師2 によって話があった。



 講師1は 人が亡くなる前の身体的な変化


 講師2は 死を前にした人に必要な栄養


、、、、と言っても

患者さんに栄養をつけさせるのではないです




講師1のクラスについていくのは大変だった


伝えたい事を1時間に絞って話すのは

講師1にとって難しかったのもあるだろうね




シャベル シャベル シャベル、、、事


 話を聞いても 聞く先から忘れる私は

   不安も起こって来た。


かと言って

  ”早すぎます。”  と言う度胸もない。




話の途中で数回

”何か質問はありますか?”   と


聞いてはくれたけれど

皆  しーーーーーーーーん


 
 (あっ  もしかして 皆も私と一緒でついていけないから

   質問もないのかな、、)
、と


  勝手な想像をして安心したり、、、、^0^





多分私よりは

いくつか年齢の低い講師1の話を聞きながら


長い経験と多くの知識で頭の中が一杯なんだろうな、、、と

  関心もした事だ。






講師2のクラスは非常に好感が持てるものだった。



翌々日になった今も講師2の顔も覚えているし

  話の内容もいくつか記憶に残っている



まず

”人は何故食べる、、、食事をする んだと思いますか?”   という質問をされ

一人一人が言う”食べる、、食事をする理由” を

 黒板に書きながら話を進められた。



そして黒板に書かれたそれらの食べる理由

死を前にした人にあてはまらないものを

順に消していき

患者さんや家族の方の心身の状態などを聞かせてくださった。



   
 ”貴方は何故食べるんですか?”
   と


  質問を受けたら どんな理由が浮かびますか?


   お腹が空いたから、、、、以外の理由で、、、。^0^





 カテゴリーに ”ホスピスボランティア”を加えた。


これは定年後にしたい事であったので

  ”定年後の暮らし”に入れていたけれど

   別にした方が読みやすい事もあり、、、。



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良きリスナー

2018-09-20 | ホスピスボランティア


ホスピスボランティアのクラスも

今週の月曜で2回目になる


今回のクラスは前回の3分の2程に参加者が減っていた






今回習ったのは

   患者さんやその家族の方たちとの接し方

   感染予防方法や予防具の着脱方法





 死を前にされた患者さん他

 ご家族の方たちとの接し方へのアドバイスはとても勉強になる


まず 良きリスナーである事



患者さんが話す事一つ一つに耳を傾け

 頷きながら聞いたり

“ああそうですか” と 相槌を打ち

 自分がその話を聞いている事をそういった方法で知らせる






彼らの発言に対して

アドバイスや励ましの言葉を与えようと

聞くのではなく

彼らが言わんとしている事を聞こうとする事


 患者さんや家族が自分が持つ心の痛みを

聞いてくれる人、、分かってくれる人が

傍にいると感じられる事は

患者さんや家族にとって支えになる




話を聞く時の注意すべきバディーラングイッジや

相手と同じ目の位置でいる事 などの話もあった


目の位置に関しては子供に話す時もそうだし

犬に接する時もそれは勧められているよね





この町のホスピスは35年ほど前にスタート

その頃の患者さんは

90%以上はを患われていたけれど

今、癌を患われている患者さんは約40%


殆どは高齢の方たちとの話、、でした。

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通知が来た

2018-08-30 | ホスピスボランティア


ホスピスでのボランティアを希望する人たちの為に開かれる

 トレーニングクラスが

9月10日から始まる通知

数週間前に受け取った


クラスは8週間続くけれど

週1日で それも2時間と短い。






そんなある日

中華のオーダーに高齢の婦人が店にやって来た。


婦人 ” 半分の量でオーダー出来ますか?”



私  ”子供用のセットなら半分の量です

  ただお値段は1ドルしか変わらないんですけれど、、、”



婦人  ”それで頂くわ”



料理とチケットを手渡し


私 ”Have a good day" (いい日を)


婦人 ”I am working on it (そうなるよう 頑張ってんのよ)


   You too” (貴方もいい日を、、、)


    
力ない声で小さな微笑みと一緒にそう言い残し

婦人が去って行った。




ゆっくりとした足取り、、丸くなった小さな背中、、、、



カートにもたれかかるようにして婦人が歩く姿を

じっと追っていると


いつかホスピスのボランティアとして

 この婦人に接する日が来るといい、、と

   そんな願いが心にわいた事だった。


そういったダイレクトケアーを、、、、

特に自分一人で与えられるようになるには

多くの体験も必要だろうし

その中で触れ合う先輩方への興味も深く

そんな新しい出会いにワクワクもする事だ。


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