はちきんizyのアメリカ丼

料理にすると丼カップル
はちきんイジーとアメリカンいごっそうバッキーの
山あり谷ありの国際結婚ブログです。

自分の事しか

2019-08-23 | ホスピスボランティア

 

ホスピスボランティアになったのは

 

今年の初めだったと思うけれど

 

大した事もせず今になる。


 

参加している最期を看取るプログラムでは

 

3度連絡を頂いたけれど

 

3度とも他州にいた為お手伝いが出来なかった。

 

 

 

届いたメールに対して返事をするのは


お手伝いが出来る時だけ


出来ない時はメール返信をしないように言われている。



 

メールする側にとって一度のメールでも

 

貰う側にとっては数十件に達するからだ。

 

よく分かってはいるけれど

 

それが結構きつい。




”ごめんなさい


今他州にいるのでお手伝いできません”   

 

いい訳がしたい、、からだ。


 

まったく自分の事しか考えていないなぁー  と

 

ちょっと反省した。

 

 

水曜日の夜9時 無事イリノイの家に帰宅

留守中 家のインスペクション home inspectionがあったらしい

上手く運んでいるといい

あと 借りの引っ越し先が決まるかも知れない。

 

 

  写真は今年から高校生のコダ君

 今も私が頼むポーズをしてくれるのは嬉しい 

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素敵なイベントそして悔やまれる事は

2019-05-24 | ホスピスボランティア

 

 

火曜日の夜 

 

ホスピスの資金集めの一つであるメモリアルサービスが

 

街のビルの一つで催された。

 

 

この世を去った愛する家族や友人たちを偲ぶ催しで

 

ホスピスへの寄付金と一緒に故人の名を記し申し込める。

 

 

 

 

この催しは今年で24回目になり


この日は約300人の人達が集まったと知った。


今回始めてこの催しに参加した私は


それがどんなものなのかも全く検討が付かず


まずはフロアーに集まった多くの人々を目に圧倒された




愛する人を失った時の悲しみは深く


私たちはその人が生きていた過去を思い


取り戻せない悲しみにくれてしまう


先に進む為 その深い悲しみを乗り越えようとするのではなく


その悲しみと共に1歩づつ歩んでいく事だと思う。


そんな内容のお話もあった。



ミュージシャンによる歌もあり

 

20代で未亡人になった女性のスピーチもあり

 

濃い内容のイベントだった。



 

ホスピスケア―を受けた家族はこのイベントの手紙を受け取る筈だけれど

 

義母からそんな話を一度も聞いた事のなかった私は

 

ある事を思い出した。



 

義父も1日だけだったけれどホスピスケア―を受けた、、うーーん

 

ケアーを受けたというか

 

ケアーを受ける事になり


始めて3人のホスピスナースが義父を訪問したその日


 

それもナースたちが裏のドアからキッチンに入って来た時に

 

居間のチェアーに座っていた義父は吐血


義母の腕の中で亡くなった。

 

 

 

義父が他界し暫くしてから

 

”ホスピスのケアーは受けていないのにチャージされた”  と

 

義母が不満を言っていた事があり


その時は私も


”ほんとにたまりませんね お義母さん。”  と


一緒に不満を持ったけれど

 

今回ホスピスボランティアとして患者さんを訪問した数日前


家族がいた為

 

何もしないで老人ホームを出た日も

 

ワークシートには

 

15分間ケアーをしたとして記録するようになっていたので

 

義父を訪問したホスピスナースたちの場合も訪問しただけで

 

何分間か仕事をした事になったんだろう。

 

逆の立場になって 納得

     あの時はすみませんでした、、、。

 

 

それに突然自分の胸の中で夫が吐血した時の義母の動揺は大きかっただろうし

 

そこにナースがいた事で随分救われたとも想像できる。

 

 

 

 

ホスピスから費用を請求された事に不満を持った義母は

 

資金集めのこのイベントをも毛嫌いしたのだろうけど


 

そんな事で


過去何度も催されたこのイベントに参加しなかった義母の事も悔やまれる。

 

イベントに参加する事で義母が頂くものは大きかったように感じたから、、、。

 

 

一緒に行きたかったね、、、お義母さん

 

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頂いたものは、、

2019-05-23 | ホスピスボランティア

こうして患者さんを頂いた私は


火曜の午後、老人ホームを訪問すると

 

ベッドサイドに彼女のご家族が2人座っておられた。



 

 ”ホスピスから来ました。” と伝えると


納得したかのように


患者さんの義姉だと言う婦人が頷き


 

”夕べ急に具合が悪くなったんですよ

 

今日は私たちがいますので、、、。”  と

 

 

しっかりした口調で私に言った。



 

部屋にいたもう一人は

 

その婦人の旦那様で患者さんのお兄さんだった。

 

 

認知症を持っておられるように感じられたその男性は

 

私の方にゆっくりと顔を向け微笑みを浮かべたまま

 

また自分の妹である患者さんを見つめはじめた。

 

 

ベッドで横になっていた患者さんは見るからに小柄

 

毛布から出た頭がそれは小さく

 

寝ぐせのついた髪の毛が顔にかかったまま眠っておられた。

 

 

 

 

”分かりました。今日はこれで失礼します

 

また 訪問しますね。”  と


言って部屋を出た。

 

 

老人ホームを出る前に

 

患者さんを訪問するベストな時間をナースに訊くと


”Late morning”  と言われたので


翌日の10時か11時に訪問する事を約束した。

 

 

 

老人ホームの廊下を出口に向かって歩いていると

 

何やら胸が一杯になって来た。


 

上手く説明が出来ないけれど

 

一人では抱えきれない程の強いエネルギー、、、のようなものに包まれたような

 

そんな状態に陥り

 

暫く駐車場に止めた車の中でじっと座っているしかなかった。



それは 悲しみではなく


どちらかと言うと 喜びに近いものだった。

 

 

妹さんを想うお兄さんのに包まれたような気がする。

 

  ( ↑ おかしな話ですが この表現がぴったり来るので、、、)

 

 

”家族に見守られ 何と恵まれた患者さんなんだろう。”

 

そんな言葉が頭の中を巡ってもいた。

  

 

 

翌日約束した時間に訪問すると

 

義姉さんである婦人とナースが患者さんのベッドサイドに座っていた。

 

 

患者さんが危篤状態である事から

 

ホスピスケアーはもう必要ない事を伝えられた。

 

 

患者さんとの時間を持つ事が出来なかったけれど

 

訪問を試みた  とペーパーワークに記し


この患者さんのケアーはこれで終了した。


 

コーディネーターのステイシーさんは

 

こんな結果になった事を私に謝るけれど

 

何のケアーもしていないのに

 

あの何とも強い愛のエネルギーに包まれた私は

 

逆に恐縮するばかりだった。



そう言えば


このところ人と交流している時に


その人の優しさがスローモーションで流れて来て


心地よい想いにさせてくれる事も多くなった。


あの時に受けた愛が関係しているのかも知れない、、と解釈すると

 

 頂いたものが大きすぎる。

 

  写真は野菜の苗を買いに行ったガーデンセンター。

 

  今年は裏庭に小さなガーデンを作る事にした。

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患者さんがついた

2019-05-22 | ホスピスボランティア

月曜日 ホスピスのボランティアコーディネーターから連絡が入った。

 

ボランティアとして認められてから4か月後にして

 

やっと患者さんを頂く事が出来たのだ。

 

 

 

 

患者さんはこの町の老人ホームにいる78歳の婦人

 

70代という若さに ドキッとした。

 

私たち夫婦にとっても70代と言う年齢は


そう遠い日の事ではないから、、、。

 

 

未亡人であるその婦人にはお子さんもおらず

 

婦人のご兄弟がホスピスボランティアをリクエストされたようだ。

 

 ホスピスケア―を受けると言うのは

 

余命六か月以内と診断された患者さんになる。



 

”お前に患者さんがついて嬉しいけど

 

それと同時に 患者さんがあまりに若いんで悲しい気持もある。”  と

 

バッキーからテキストメッセージがあったように

 

私も複雑な思い。



 

婦人は耳が遠く

 

認知症 (dementia)も出ておられるそうだ。


患者さんを訪問する数


月 最低2回以上で4回以上にならない事  と少ないけれど


その設定を変える事は出来ると言う事。


訪問する度にその内容を簡単に記し


翌月の初めに今月の報告書を提出する事にもなっている。



5月ももう半ばを過ぎたので


火曜日の午後 患者さんを訪問して来た。

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ずっと断り続けたけれど

2019-05-14 | ホスピスボランティア

ホスピスから受け取るメールは

 
患者さんのケアーではなく
 
 
封筒に便箋を詰めるとか、、、そういった雑用ばかり
 
 
その為に自分の日程を変えてまで
 
 
お手伝いをする気持ちになれない私は
 
 
毎回断りのメールを返していた。
 
 
 
 
でも今週から暫くの間
 
 
週2日しか仕事のスケジュールが入らない事もあり
 
 
木曜、ホスピスのお手伝いに行く事にした。



雑用 ↑ なんて表現したけれど


ホスピスを運営する為に


毎月のように催される資金集め準備で


今回はツリーに紐で紙をくくりつける作業になる。



 



 ボランティア  と言うと

 
何か社会に役立つ事をする  ような響きがあるけれど

 
私がホスピスボランティアを始めようと思ったのは

 
そういう事ではなく

 
その逆、、だ。
 
 
 
死を迎える人の傍にいたい、、、と云う思いはあるけれど
 
 
その職に就くため
 

資格を取る程の意欲がない私は
 
 
最も簡単な”ボランティア”と言う方法を選んだのだ。
 
 
 

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多いんですよ

2019-04-11 | ホスピスボランティア

老人ホームで働いていた90年代

 

私が受け持っていた一人の婦人が亡くなられ

 

婦人の遺体を清拭する事になった。


 

忙しいランチタイムと重なり

 

一人で清拭をする事になった為か


昨日のことのように記憶に残っている。

 

 

 

 

バイタルをとる為頻繁にナースが出入りしてはいたけれど

 

その婦人が息をひきとられた時、

 

家族は勿論介護士も誰もそこにいなかった。

 

 





その婦人だけでなく


私が働いていた老人ホームでは

 

臨終が近い老人たちの傍に

 

家族や友人が駆け付けるケースは少なかったように思う。


普段から意思疎通が出来ない障害を持った老人たちを訪問する人は


非常に少なかったし、、、。

 

 


 

 今回ホスピスが始めた”最期を看取るプログラム”は

 

特にそう言う方たちの為にスタートしたんだと思う。

 

想像以上に誰にも看取られずに旅立つ老人は多い

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一人で死を迎えない為に

2019-04-10 | ホスピスボランティア

ホスピスボランティアをさせてもらおうと

 トレーニングクラスも取り正式に認められたものの

 未だに患者さんをもつこともなく2か月以上が経っている。

 
 
 
 
 
 
 
そんな今日 ”最期を看取るプログラム” に関するメールを受け取った。


 
 
 
このプログラムはこのホスピスで

  今回初めての試みになることもあり

 
 今回のメールでやっとその具体的な説明をして頂く事が出来た。



 
 
まずはその連絡からスケジュールが組まれるまで、、、、

 
 
死を48時間から72時間前にした患者さんの傍に

家族や友人がいられない場合

ホスピスからコーディネーターに連絡が入り
 
彼女からプログラム参加を希望する全員のボランティアに連絡が送られ
 
ボランティアたちは自分が希望する時間を伝え
 
スケジュールが組まれるようになっているようだ。

 
 
 
 
 
因みにこのプログラムのコーディネーターは
 
私と同じトレーニングクラスをとったボランティアの方

彼女の強い希望でこのプログラムが始められる事になったらしい

 
それこそいつ 

患者さんが死を前にしていると言う連絡が入るか分からないし

ボランティアでここまで責任を持つ事は私には出来そうにない。 
 
 
 
 
 
ボランティアをする時間帯は

朝の6時から夜の10時までで
 
出来れば一人2時間 患者さんのベッドサイドにいる事が求められている。
 
 
 
 患者さんの傍にいる時に患者さんの家族や友人が訪れたら
 
私たちボランティアはその場を去り
 
その時点でその患者さんの最期を看取る仕事は終了になる。

 

 
そんな流れのようだ。

 
 
 
 
自分の家族を誰一人として看取った事がない私は
 
このプログラム参加を強く望んでいる。
 

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33番目だった

2019-02-14 | ホスピスボランティア

ボランティアとして町のホスピスでお手伝いが出来る事になったものの


待てども待てども


スケジュールを組む連絡が来ない事と



2週間前にホスピスから送られてきたメール

 

”11th hour Vigil (最期を看取る)プログラム” に興味を持っていた私は


ホスピスのコーディネーター(ステイシーさん仮名)に連絡を入れ


火曜日の午後、彼女と話をする予約を入れた。



積雪量が多かったことから休校になった火曜日



ドライブが困難だったら電話で済まそうと思っていたけれど


一旦除雪がされると運転に問題がなかったので出かけた。



因みに青い家が建つ集落は


郡道の除雪は朝早く行われるけれど


その道から家までは私道なので郡によっての除雪がない。



その上青い家のドライブウェイは広く長いので


火曜日のように重い雪が多く積もった場合


トラクターを持った近所の人にその作業をしてもらうしかないので


それまで待つ必要がある。

 

そんな天候の日は

 

教師であるニックママも仕事が休みなので


その点助かるけど、、ね。







 

コーディネーターのステイシーさんは


人をジャッジしないそれは話しやすい方


友達の少ない私は


”彼女のような人と気軽にランチにでも行けると最高やなぁ――”  


何てステイシーさんと話をする度に思う事だ。




私のスケジュールが未だ組まれていないのは


ボランティアの必要が現在ない為、、との事


私と一緒にトレーニングクラスをとったグループの中でも


ボランティアを始めた人は2名しかいないと言う事だった。




”最期を看取るプログラム” に参加するにあたって


急にその知らせを受け取っても


家族が何よりも大切なので


いつでもそれに応える事が出来ない、、と伝えると


全く問題ない という事だったので


リストに加えて頂いた。

 

私は希望した参加者の中33番目だった。




このプログラムのボランティアたちは


個人の家を訪問するのではなく


老人ホームを訪問する事になるので


連絡が入りお手伝いが出来る場合


自宅から施設に向かう事になる


前もって


町にある老人ホームの住所をスマホに入れておこうと


リストを貰うと18件の施設があり


思ったより多く驚いた。


 


火曜の夜


夕飯を済ませてから又始めた雪の砦


午前中のくっつきやすい雪と違い水分がなくサラサラ


これ以上大きく出来なくここで終了



 

風で雪が吹き上げられる drifting snowの為

 

2時間遅れで始まる筈だった学校は水曜も休校。  

 

先生もそれを考え合わせ


宿題を出せばいいのに、、、


カメ君は宿題なし


けいちゃんはリーディングのペーパー1枚っきり


ポチっとね

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最期を看取る

2019-02-01 | ホスピスボランティア

 

 

結核でない事を胸部レントゲンで証明出来

 

正式にホスピスボランティアとして

 

患者さんのケアーをさせてもらえるようになった。

 

、、と言っても まだスケジュールは組まれていないんだけれど、、、

 

 

 

そんな今日ホスピスから

 

”11th hour Vigil (最期を看取る)プログラム” への

 

 参加希望者を集めている内容のメールが届いた。

 

 

たった一人で人が死を迎えないようにする事が目的のこのプログラムは

 

家族が一人で看取る事に不安を持ち

 

誰かに傍にいてもらいたい場合なども含まれるみたい。

 

 ただボランティアたちは自宅を訪問するのでなく

 

老人ホームでのケアーになるだろうと言う事だった。

 

ケアーと言っても

 

何かをするのでなく

 

死を直前にした方の傍にいる と言う事なのだけれど、、、

 

 

 

 

このプログラムに最も興味を持つけれど

 

ホスピスにはいる依頼もになるだろうし

 

今の生活の中で

 

それに応えられるかどうか分からない事が気になり

 

返事が出来ないでいる。

 

今度コーディネーターと話してこようと思う。

 

 

写真がないので昨日の朝食を、、、

 

 

 

       フレンチトーストのイチゴはさみ

 

ポチっと、、ね

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インタビューも終了し

2018-11-16 | ホスピスボランティア


火曜日の午後は 

待ちに待ったホスピスボランティアーのインタビュー。



係りの人、、ステイシーさんの部屋に通されるや

”私のボスがイジーさんに挨拶をしたいそうです”  と


ボスであるナンシーさんに連絡を入れると

 数分もしないうちにナンシーさんがいらっしゃり

彼女の口から

ホスピスボランティアとして受け入れてもらえた事を知らされる。



こんな形でステイシーさんとのインタビューが始まったので気持ちも楽

緊張する事もなくステイシーさんの質問に答えたり

  書類にサインしたりしその日は終了した。






受入れられてはいるけれど

これから行われるバックグラウンドチェック(background check)と

その後の2段階ツベルクリン反応検査に

問題がなければスタート出来る。





最初のツベルクリンから2週間後に

 2度目のツベルクリンがあるので

早くても仕事は来年に入ってからになるようだ。


12月は仕事が忙しく

1月から就業時間がカットされるので

 私には都合が良い。





ボランティアは一人1日2-3時間以上出来ないらしく

週1日でも十分と言う事なので

パートの仕事をしている今でも無理なく出来そうではある。




出来る限り長い年月続けられたらと

   今はそれを一番に願う。










ステイシーさんと話し合い

まずは

 老人ホームに住む女性の患者さんから始める事にした。



 ”メントァ― (Mentor)はいりますか?”  と

 ステイシーさんに訊かれた私は即座に

  ”お願いします。” と返事した。






”貴方の仕事ぶりをメントァーが見て指導するのでなく

  貴方がメントァーの仕事ぶりを見ながら学べる形にしますからね。”
  と

ステイシーさんは細かい配慮までされる。



ステイシーさんはとても話しやすい方なので

患者さんとの間に

何か問題が起こったとしても相談しやすそうだ。


これって大きいよね。

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健康診断書の事で、、

2018-11-05 | ホスピスボランティア

ホスピスのボランティアとして働くのに

 問題がない健康状態である事を証明してもらう為

医者からのサインが必要になったけれど

最後に医者にかかったのが

 何時だったかも記憶にないほど以前になる私は

医者の診察を受ける必要が出来た。


まず

アイオワの街にある予約なしで診てもらえるクリニックに行くと

”ここではサインは出来ません。”  と

 断られる。


そのクリニックを選んだのは予約なしだけでなく

  診察料も安いからだったので

他に安い所はあるか訊ね

 別のクリニックを教えてもらった。



始めて訪れるそのクリニックは

 この町でも低所得者が住む地域にあった。




約30年前に私たち夫婦がこの町に住んでいた頃は

 街の治安も悪くはなかったのだけれど

 いつしか発砲事件が起こったりと

低所得者が住む地域は貧しさだけでなく

   危険な地域にもなり始めている。


汗ばむ手でハンドルを握り通りを走った。





思ったより大きなクリニックに入ると

予約を入れる事から始まると言われ

 係りの窓口に行き事情を話した。





診察日には

私たち夫婦の所得を証明するものが必要である と

言われ

所得額で料金が変わる事を察した私は

 ディスカウントが受けられない場合の診察料金を訊いた。



 ”150ドル(約1万5千円)程だろう” と言われ

 値段の高さにがっかりした私に


”これでも他よりは安いですよ。” と

受付嬢がそう付け加える。






医療費の支払いだけに使用できる医療貯蓄口座には

バッキーの会社が毎月いくらか振り込んでくれ

十分な貯蓄はある。




150ドルなど大した額ではないのだけれど

健康である事を証明してもらう為だけに使うのが勿体なく

あちこちのクリニックを訪れ

 金曜の午後をそんな風に使ってしまった。

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今日で終了

2018-10-30 | ホスピスボランティア


今日で8週間のホスピストレーニングクラスが終了した。



2週間後にあるインタビューまでに

身体検査をし運転記録の証明書を取り寄せ

バックグラウンドチェックとツベルクリン反応検査などをへて

 すべてに問題がなければ

ボランティアの仕事につける。

  







今日はホスピスで音楽療法をされる

    ミュージックセラピストの方と

長い年数ホスピスボランティアをされている方々からお話があった。




ミュージックセラピストの方が

今日紹介してくださった楽器 Reverie Harp は


  

 楽譜もなく

弦を指で好きなように弾くだけで

   素敵な音色を出す楽器だった。


これにリズムをつけ弾くと

 素人でも途端に作曲家になるほどの不思議な楽器



音色があまりにも素敵で

 それを耳にするだけで癒されもする


希望すれば患者さんを訪問する時に

  自由にその楽器を使う事も出来るらしい。








8週間のトレーニングクラスを終え


昔ナースエイドとしてこの国で働いた時の経験や知識が

 ホスピスボランティアの仕事に役立つと思う事も多かったけれど

  
宗教や文化の違いが大きな壁になるようにも感じた。


大きな壁というか、、、



患者さんの苦痛を緩和する為に

 どんなことが出来るか を考え付くにも

これらの違いは少ない方がいい、、と思うので、、。


まあ

心配してもきりがないけど、、、。


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ナチュラル埋葬もいいな

2018-10-22 | ホスピスボランティア


先週あったホスピストレーニングクラスには

 葬儀社の方が来られお話をして下さった。


葬儀に関しては 関心も高いのか

  沢山の質問が出た中

green burial は可能か   と

 言う質問をした人がいた。


周りから

”えっ?何 それ”  と

一斉に声がたったgreen burial

土壌を汚染しない事を目的にした埋葬方法のようで



 死体に化学的な防腐処理をしない


  (アメリカは土葬がまだ多いので防腐処理がされる)



 化学塗料が使われたお棺を使わない。

 などなどが

この席では話されていた。



この埋葬に使われるお棺は木の他

籠のお棺があったり

お棺を使わず死体を毛布で包んで土葬したりするらしい。




私は火葬に決めていたけれど

こういう選択もあるんだ  と

  興味を持った。

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私ヤバイ

2018-10-09 | ホスピスボランティア


今日、中華で働いていると

店に置かれている電動カートmotorized shopping cart

買い物をしていた高齢の男性が

中華のオーダーにやって来た。






男性は非常に痩せており

鼻に通ったチューブは携帯用の酸素ボンベに通じていた。




眉間にくっきりと縦皺のあるその男性が

 気難しそうな人である事は

中華のオーダーを取っているだけで感じられた


”レストランで食べる” と言うので

 料理をテーブルまで運んだ。



暫くすると 

電動カートに乗って中華のオーダーに再度やって来る

食べ放題のバッフェを注文されていたので

何皿食べてもOKなのだけれど

注文した量が多く 

あの痩せた身体でどうやってこれだけの量をこなすんだろう  と


 疑問に思いながら料理をよそった






それから暫くしてレストランのマネージャーから

この男性はバッフェの料理を全部食べずに

  家から持って来た袋に入れ持ち帰るので

これ以上与えないでくれ   と言われる。



(バッフェの料理は持ち帰り禁止)




注文を取りながら感じたその男性の気難しさや

  料理を袋に入れ持ち帰る行動などから

その男性をジャッジし始めた私は

彼が持つ身体的な問題を

自業自得でもあるかのようにさえ捉えはじめ

ハッとし

そんな事が頭の中を巡った自分が怖くもなった







終末期を迎えられた方々が

 ひと時でも安らかに過ごせるように、、、と

  介助をするホスピスボランティアを希望した自分は


患者さんの性格や

どのような人生を歩んできたかなどで

  その方をジャッジしてはいけないし

 病を自業自得などと捉えるなどもっての外、、、だ。






深く反省


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厳しい調査や検査も受けなくてはいけない

2018-10-06 | ホスピスボランティア


ホスピスボランティア希望者は

8週間のトレーニングクラスを受けるだけでなく


バックグラウンドチェック


クレジットスコアーのチェック

借金の額




車両保険を持ち

ライアビリティー カバー Liability Coverage が10万ドル以上である事



健康診断を受ける必要もあり

TB スキンテスト (ツベルクリン?)もしなくてはいけない



日本でBCGを受けた私はこのテストで陽性になり

それが問題になった事が

以前 アメリカであったので

一応それを伝えると


“何か問題になったら

レントゲン検査もありますし、、、” と言われる


その時から又

何十年も経っているからスキンテストに関しては

問題はないだろうけれど



思ったより色々と手間もかかるなぁ〜


終末期を迎えられている方と

その方の自宅で数時間過ごす者の調査は

それだけ厳しいものであるべきだとは分かっているけど



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