零下の今日は風も強かったので
新居に持っていった荷物は1度だけにした。

2番目の寄港地はプエルトリコのサンファンだった。

クルーズラインを通してツワーの予約を入れてなかった私達は
港を出てから少々途方に暮れた。
クルーズに一緒に行った友人がプエルトリコ出身の人から
サンファンは街を歩くだけで楽しいわ と言われたものの
どの方角に行けば良いのかも分からなかったからだ。
4人共何も言わずにキョロキョロ。
すると

黄緑色のポロシャツを着たヒスパニックの男性が
旗か何かを持って
街のツワーに行かないか と訊いてきた。

まず私はその人を疑った。
最近 詐欺が多いので
ついそんな思いが先に頭に浮かんでしまう。苦笑

サンファンで有名な要塞にも行き、
街を回って丘の上で下ろすので
ショップが並ぶ通りを歩いて降りてくれば良い。
丘から港までは歩いて10分ぐらいの距離だ。
と そんな内容でガイドさんが話した。
マイアミに着いてからと言うもの
母国語がスペイン語の人が多くて
片事の英語しか話せない人や
強いアクセントを持った英語ばかりを耳にしていた私は
このガイドさんの英語が流暢なのに関心はしていた。
でも
”そんな人ほど頭が働きそうだから 騙されるなよ” と
そう言い聞かせる自分もいた。 苦笑

ガイド料金が一人20ドルで 後払いだったこと。
クルーズラインを通して買うツワーが高かったので20ドルは安く感じた。
その上 後払い
ガイドさんが必要だったこと。

乗る車が今まで乗ったトラックの荷台のようなものでない事から
それなりのツワー会社だと思えた事。
そんな理由でこのガイドさんのツワーにしようと思った。

友人も彼にガイドしてもらおう と
同じ意見だったので皆でバスに乗った。
これが大当たり!!

このガイドさんは英語が流暢なので
街の中を走っていても
細かく説明をしてくれ なにより聞き取りやすかった。

記憶に残っている話に

Wマートもあるサンファンにターゲットがないのは
プエルトリコにはターゲットと商標が同じレンタカーの会社がある為
この島で営業するには高額な料金を支払わないといけないから

プエルトリコの住民はアメリカの大統領選挙に参加できない。

プエルトリコの子供は皆、
親に連れられエルモロに行き凧揚げをする。

女性の壁画がある通りを走っていると
子供の教育に力を入れた知事さんであると説明があった。

この島の母語はスペイン語で
英語は小学1年生の時から習う。

ガソリンスタンドにあるガソリンの値段を指して
安いだろう と言ったガイドさんが
この島ではアメリカのようにガロンでなく
リットルが使われるから
ガソリンの値段はアメリカと変わりはない と
皆を笑わせたり、、、。

ツワー時間が短く
広いエルモロ要塞を ⇑
ゆっくり歩けなかったのは残念だったけれど
このガイドさんには大満足だった。
ガイドさんと別れて4人でブラブラ

スペイン領だったここにはその頃の建物が
多く建ち並ぶ。

抗生物質を飲み終えた事もあって
この日からお酒を飲み始めた私のお気に入りカクテルは

キューバ生まれの モヒート
