神からのギフト

人生には考えもしないことがおこる。

大きな壁にぶつかり　行き先が見えず　

過去の自分を振り返り　間違った選択をしてしまったことを悔やむ

相手を攻める。

なぜ自分なんだと　やり場のない思いに苦しむ。

過ぎてしまった過去は変えられない。

相手の気持ちも変えられない。

襲ってきた状況も変えられない。

自分のコントロールできない事にエネルギーを使ってもこの壁はやぶれない。

苦労することで人は　強く賢くなる。

つらい思いの中で　おもいやりが生まれる。

涙はやさしい笑顔を作る。

そう考えると　この災難も　”神からのギフト”　なのかも知れない。



ゆっくりと紅葉をはじめたこの頃、多くの人々から愛されるこの季節、

突然　次女が災難に襲われた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

長女の産休

フルタイムで働く長女は３ヶ月の産休（マタニテイー　リーブ）を取っている。

アメリカではFMLA(family Medical Leave Act)で、

従業員は１２週間の休暇が取れるようになっている。

ただし　５０人以上の従業員のいる企業のみで、

その間の給与は義務つけられていない。

これは出産だけでなく、子供や夫、妻　また両親の看護の必要がある時も含まれている。

職を失う恐れはないが、この期間の給与がないのはちょっときつい。

会社によってあるところもあるようだが、、、、。

ちなみに夫がとるパタニテイー　リーブというのもあるらしい

裕福であれば夫も休暇をとり　育児を楽しむ家庭もあるという


婿は自営業で収入が一定していない。
忙しいときは収入は多いが暇なときは長女の収入に頼る。
 

出産後に３ヶ月の産休を取りたかった彼女は、出産ぎりぎりまで働いた。

当日も軽い陣痛の中働き、その夜　朝の１時過ぎに出産した。

長女の収入なしで３ヶ月をおくるのは　大変なので　病欠でとれる有給休暇２週間をあて、

あとの４週間 はDisabillity Insurance で６０％の収入を受けることができるようにしているらしい。

日本のように社会医療保険のないこの国。

自営業の婿には医療保険もない。

 

個人で医療保険にはいるには多額の支払いが必要になる。

長女の会社の医療保険なしでは　小さな子供を持つ彼らにとっては大変である。

この休暇期間も、医療保険は保険料を会社に支払う事で

変わりなく受けられるようにはなっているという。



新しいコンピューターを使い始めたが、まだ調子がのらず　

何をするにも　時間がかかってしまっている。

今回　デスクタップから　ラップタップに変更

　慣れれば　どの部屋でも使えるようになるし　

一人　部屋にこもる事もなく便利になるとは思うが、

そうなるまで　しばらく時間がかかりそうだ。

更新や訪問もゆっくりペースになりそうだが、

皆さんからのコメントはなによりもの楽しみなので、これからもよるしく！

コメントへの返信もゆっくりですが、していきますね。

写真はこだ君の始めてのハロウイーン。 スクビードウーとその仲間たちです

                                                    

How Old Is UR Brain?

Try this brain exercise,

and find out how old your brain is

It will drive you nuts!!

Don't forget to let me know your number

Be honest!

Mine is ,,,,,, 34!   Wow

http://flashfabrica.com/f_learning/brain/brain.html

This site is in Japanese.

                                                      

Oh No!

Our PC is broken!!

Without PC,

I feel out of sort, out of touch,

like eating Sushi without Wasabi,

or drinking soda with no Fizz.

I hope I can get a new one A.S.A.P ( as soon as posible)

Untill then,



Hope to hear from you.     

美容の大敵

美容の大敵は 何と言っても ”睡眠不足”

こんな日が続くと 鏡に映る自分の姿に ギョッ とする。

そのまま ハロウイーン パーテイーに行けそう！な 顔になる。

若い頃はそれでも 翌日に十分な睡眠をとれば すぐに元に戻っていたが、

この年になると まるで伸び切った古いパンツのゴムのように

弾力性に欠け なかなか元に戻らない。

なかなかじゃなく 元に戻るのは 不可能に近い、、、んじゃないか

どんな高価な化粧品より どんなに技術の進んだエステより

十分な睡眠に優るものはないだろう。

夜も１０時前に就寝し、毎日８時間の睡眠をとるのが もっとも理想的らしい。

なんて言いながら こんな時間になっても こんな事をしている自分、、、。

こうなると ブログホリック だ。

私は眠りにつくのが下手だった。

若い頃からアレルギーの薬や 睡眠薬を摂っていた。

この数年は 毎晩 Melatonin メラトニンを摂る。

日中に出されるホルモンがセラトニン、

夜 出されるのが 睡眠を促すメラトニン。

これも年齢と共に減少するらしい。

メラトニンは睡眠薬と違って 翌日 眠気が残らない。

深い眠りに入るのか 短時間の睡眠でも 充分だ。

病院に勤めていた頃 タイ国出身の優れたＤｒ．が勧めていた事もあり

副作用を気にする事もなく摂っているが、、、。

あったら 教えてね。 

”メラトニンで若返ろー” そんな本もあったっけ、、、。 

   今日も元気に行こう！                 

弟誕生

”リーン ”

高い電話の音に目を醒ますと 辺りは まだ真っ暗だった。

寝ぼけながらも電話を探し当て 返事をすると

やわらかい女の人の声が返ってきた。

寝ぼけた頭で会話をしながら 誰だか 聞くと 長女からだった。

さっと頭の中の霧が晴れる。

”産まれた？”

１９日の夜中の１時過ぎ 無事に男子出産。

身長 ５０、６センチ、体重 ３６２８グラム、頭囲 ３２、５センチ

”頭の大きい子で出難かった って先生が言ってた。” と長女

”私の血や” と 私

それから陣痛や分娩、子の様子の話をしながら

 新しい命を この手に感じる思いだった。

いつもと違った長女の穏やかな声色に 彼女の幸福を感じ、

２７年前 長女を産んだ後、病室に戻り横になっていた私の顔を見ながら

獏じいさんが囁いた

"You look like an angel" の言葉を思い出した。

コダ君のブログを開けると すでにこのニュースが更新されていた。

婿の絶頂の喜びを感じた。 

                                          

日本式 米式 家事の分担と家計

木曜の午後 けいちゃんとカメ君を連れ戻す為 次女とガリーナで待ち合わせた。

素敵なお店が６０件ぐらい 一つの通りに立ち並ぶこの町は

１年中 観光客で賑わう。

ここにあるゴルフ場の住宅地には

その昔シカゴ ブルズで活躍した マイケル ジョーダンや

俳優 ハリスン フオードも家を持っていたと聞く。

               

今日から獏じいさんが出張なので 帰宅時間も気にする必要ないし

ちょっとゆっくり 好きな事でもしていこうと 一人でぶらぶら 歩いてきた。

考えてみれば 獏じいさんがいても 結構 好きな事はできる。

多分 私が一人で気にしているだけの事だろう。

自分の時間は自由に使える



うちの主人は

一人でご飯も作れる。

残り物でも文句を言わずに食べる。

休みの日に予定がなく私が働いていると

掃除 洗濯 夕飯の支度もする

掃除は私より上手だ。

恥ずかしい話だが 私は彼に掃除を習った。

高校の１年と大学の１年 寮暮らしをしていた私は その時

’部屋が最も散らかってるで賞” をもらった程だ。

                    

家事の分担 を皆さんはどうしてるんだろう？

うちでは芝刈り 雪かき ごみを外に出す のは主人の仕事

家の中での仕事 食事の支度 掃除 洗濯 は

彼の方が多く働いているので 一応私の仕事だが、

たとえば 食事を私が作ったら彼が後かたずけをするとか、

掃除 洗濯は 時間があれば 彼もするように 自然になっている。

すると家事はアメリカ式 と言っていいのかなあ

この生活に慣れてしまった私は日本人の人と結婚したら きっと 妻失格だ。

                  


じゃあ 私だけがする家の仕事はというと、、、。

家計のやりくり だろうか、、。

聞く所によると 人によっては

夫と妻が別々の口座を持ち 出費を分担している家庭もあるらしい。

末っ子の義弟夫婦がそうだ。

又 夫が妻に毎月決められた家計費を渡す家庭

そして 全額の収入を妻に渡し 妻からお子づかいをもらう家庭 などがあるように思う。

うちは最後の例で 銀行の口座の残高を知っているのは 私

彼はネットでするバンキングのパスワードさえ知らない。

これって どちらかと言うと日本式の家計 の仕方になるかなあ

かと言って

お金は自由に使っていない。

貯蓄を重要に考える獏じいさんの事は良く分っているんで

なるだけ無駄使いはしないようにしている。

”なるだけ”、、、、。

 写真は photobucket.com より        

二人の（１才と０才）日々とフードART

毎朝 獏じいさんは職場から電話を入れてくる。

晩御飯の話をしたり けいちゃん達がいる時は どんな様子かを聞く。

いつも２泊で家に帰る二人は今週３泊する事になっており それを言うと、

”えー ３泊もするのかあー” と少々嘆きの声だった。

もちろん孫たちとの時間を楽しんではいるが、、、。


             

この二日間 私たちはあまり寝ていない。

私は家でごろごろしたり うとうとする時間も持てるが

獏じいさんは朝も４時半に起き仕事に行く。 さぞ大変な事だろう。

まあ カメ君 はまだ２ヶ月になってないし

３ー４時間毎に起きるのは 普通の事だが、

私たちと同じ寝室で寝ている為

彼のだす小さな音も聞こえ どうもそれが気になって 二人とも眠れない。

カメ君は喉の奥の方から奇妙な音をだし

両腕をよく動かしながらうとうとする事が多い。

それをしばらくして（長い時は１時間） 泣き声をあげ始める。


               



風邪ぎみのけいちゃん 今週は少し回復に向っているようにも見られる。

ただ 先週も今週も 何故か 夜中に目を醒ます。

泣きじゃくる事はなく 薄暗い 廊下に一人で立って

ブツブツ言って私を呼ぶ。

又 朝が早い。今朝は５時すぎに起きた。

機嫌は良く 私が忙しい時は一人で遊んでいるが、、、。


            


カメ君との一時 で一番幸せを感じるのは やっぱり彼の笑顔を見るときだろう。

話をすると じっと聞き ニッコリ微笑む。

なるだけ細い声を出し 話し掛ける。 楽しくて仕方がない。


けいちゃんとの時間 はカメ君が誕生してから少なくなったが、


カメ君が眠っているときに 二人で遊びながら 

同じ次元の中で一つになったような そんな心の通じ合いが流れた時、

それは大きな幸福感を感じる事だ。

そこで時間を止めてしまいたい という思いにかられる。

             


疲れ果てる時 は やっぱり睡眠不足だが、

二人が同時に注意を必要とするときもそうだ。

いたずらっ子のけいちゃんをカメ君にミルクをあげながら

追い掛け回す事はよくある。



写真は長女が送ってきたもので 何かのサイトに載っていたようだ。

 一つ試してみたくなるような 楽しいフードアートだ。

                              

ワン君 ON パレード

夕べ けいちゃんとカメ君を連れ帰宅すると もう９時を過ぎていた。

グラージに車を停めるや ニコニコ顔で出てきた獏じいさんが、

ベビーシートに座っているカメ君を見て

"He has got so big! He’s almost as big as Coda”

確かにカメ君は数日みないうちに 一回り大きくなっていた。

顔つきもはっきりしてきた。

獏じいさんは気をきかし 部屋中に 掃除機を奇麗にかけていた。



私たちが飼っているミックス犬のチャンスは短毛だが

たくさんの量の毛がぬける。

ちょっと掃除機をかけないと 彼の毛でどこも一杯になってしまう。

上の写真が ”チャンス”

母親はビーグル犬で父親は分からない。

母犬が庭に出ていた時に何かがおこったらしい。

小犬の行き先を探していた飼い主から 次女がもらってきた。

猟犬であるビーグルの血を引いたチャンス君

時々狂ったようにもぐらや鳥を追い 外を駆け回る。

一時は４匹の犬たちがいた時もあったが、

今うちで飼っているのはこのチャンス君だけだ。

私がいない時は私の変りにチャンスが獏じいさんとベッドで寝る。

獏じいさんが 朝 仕事に出かけるや チャンスは私が寝ているベッドにジャンプ イン。 





      


彼もこんなに大きくなった。

可愛い顔に寸胴の身体をしたチャンス君

背が高かったら なかなかのハンサムボーイだ。

              

これは１８年近く飼っていたイングリッシュ スプリングスパニエルの親子

茶色いのが母親の”サマンサ” サムと呼んでいた。

黒いのは息子の”カオ（ＣＯＷ）”

サムが６匹の小犬を出産したとき 夜中だったことにもかかわらず

まだ小さかった娘たちも一緒に その様子を見ていた。

黒と白のカオが出て来るや 二人が ”牛みたいや” と言った事から

この名が付いた。

２匹とも すでに 亡くなった。



          



これは前にも話した ラットテリアの”高知”

高知を手放すのは辛い事ではあったが

子供に恵まれない夫婦（時々でてくるFat Jack夫婦）に

とても可愛がってもらっている高知を見て

仕事で忙しくしている私たちといるより

こうして始終誰かといられるほうが彼にとっては良かっただろうと思う。

高知の今のオーナーの奥さんは 特殊学級の先生

時々高知をクラスに連れて行くと言う。

子供たちに大人気の高知が来ると 子供達の目の色が変るらしい。

そして 先生は 子供達に高知の名前の由来を話し

日本の国の事を教えるらしい。

高知が 子供たちと 日本との架け橋になってるようで

何か それを聞いて嬉しかった。

同じ町に住んでいるので高知には時々会っている。

＜おまけ＞

こだ君のパパ方のおばあちゃんの犬のオデイーが

１才のこだ君を散歩に連れていった

          

先日の野外コンサートに来ていたサングラスをかけた犬は

飼い主のバイクに乗ってやって来た。

       


長女一家が数日前に飼い主のいないネコをアダプト(adopt)したという。



                



こだ君に遊び友達が出来たようだ。 

                                         

満月とワイルドな老人達

仕事を終え、けいちゃんとカメ君を迎えに

次女とあるレストランで待ち合わせた。

急いでオーダーしたタコピザを食べ、

泣きじゃくるカメ君と 眠そうなけいちゃんを車に入れて

家に急ぐ夜道、 ふと見上げると 満月が夜空を照らしていた。

老人ホームで働いていた頃、こんな事をよく耳にした。

’今晩は満月だから おじいちゃんたち ワイルドになるよー。”

満月の夜は 引力が強くなるのか （？）

特にアルツハイマーの病棟は いつもより 賑やかになる。

元 神父さんだった Ｋ氏は声高らかに お説教を始める。

この時 口をだすと Ｋ氏は攻撃的になるので 一人にしておく。

愛犬家のＭおばあちゃんは 私たちには見えない犬君と いつも会話をしているが

満月の夜は 犬まで駆け回ってる様子だ。

細くて高い笑い声をだして 駆け回る犬を指差しその名を呼ぶ。

”こっちにおいで、、。”

と 私も 口笛をふきながら 幻の犬に 話しかけると

その時始めて おばあちゃんが 私の目を見、ニッコリ微笑む。

犬が一緒だと おばあちゃんと会話ができた。

満月を見る度に 私はこの老人ホームでの一時を思い出す。




丸い月の中では 長い耳をしたウサギが横になっていた。 

                                           

おまけ

所や季節によって月には違ったものが見えるんですね。

  

ＮＯの言えない主人の買い物

マーケテイング関係の電話が入ると つい話しを聞いてしまう私に

獏じいさんは ”Noと言って すぐに切れ！” とすぐ傍から大きな声をたてる。

そんな彼だが 知ってる人が物を売ってると

絶対に NO が言えず 高い買い物をしてしまう事が多い。

２０年以上も前の事だが 掃除機を売りに来たセールスマンの奥さんを知っていた事で

５００ドルもする掃除機を買い あげくのはてには

"Happy Mother's Day"

と言って 私に渡した。

その頃の５００ドルは私たちにとっては大金だった。

掃除機は持っていたし そんな高い物は必要もなかった。

セールスマンの話を聞きながら 断るつもりだったのが

奥さんを知っている事が分り 急に態度を変えた。

それからも いくつか ＮＯが言えない為に

そんな買い物をしては 私への贈り物にする。

言い迷惑だ！

先日いった野外コンサート場で 最近 直接販売？（ホームビジネス）で

大きくなっている"Cookie Lee" のアクセサリーを知人が売っていた。


    



私はアクセサリーが好きだが、その割に数を持っていない。

自分のお小遣いで買うには ちょっと高価に思え

なかなか買う事ができないし、

根気よく こういった小さな物を見て回るのが下手だ。

が この夜 彼女の夜店を見ていると ひとつ目に止まった。

値段は３２ドル 自分の小遣いで買うには 高すぎるので 首にかけ

”ちょっとこれ素敵じゃない？”

と甘い声をだし 獏じいさんに聞いた。すると、

"Happy Birthday" と言って彼がしぶしぶお金を出す。

私の甘い声がきいたのでなく

後ろで目を輝かせ ネックレスを褒めちぎっていた知人の姿に

ＮＯが言えなかっただけの話だ。

何か欲しいものがあったら この手に限る。 

                                                 

してきた仕事

コロラドの長女も ２児出産まで秒読みの状態だ。

お腹もこんなに大きくなっている。

               

今日は彼女の写真や孫こだ君の小さい頃の写真を入れ

私がこの国でしてきた仕事 の話しをしよう。

今日 ハプニングがありながらも 何とか ウエデイングケーキを仕上げ

披露宴の会場に行った所、

ケータリングをするテイムさんが 披露宴の準備をしていた。

二人で ケーキのテーブルを飾り付けながら

こんな仕事も楽しいなーと思った事だった。

今パートでしているケーキデコ の仕事は、この国に来て始めた仕事では ４つ目の職種。

              

アメリカでの最初の仕事は チャイニーズレストランでのウエイトレス 業

この仕事は一番長く続けた。

子供が学校に行っている間の数時間のランチタイムと週末の夜の デイナータイムに働いた。

ウエイトレスはチップ制なので 収入がいい事もあり 続いたようだ。

その頃でもチップを入れると時給 １０ドル以上にはなった。

ちなみにその頃 洲で決められていた最低賃金は５ドル以下だったかも知れない。

これといってしたい仕事もなく

又 英語も達者でない なんの経験もない私の出来る仕事がもともとなかった事もある。

子育てや家事 そんな毎日に 学校に行くような そんな気持ちの余裕はなかったし、

収入を得る為の仕事として割り切っていた。

アメリカンレストランや披露宴などでの仕事もした。

                    


そんな時 確か８０年代のあの留学ブームの頃だったと思う。


アジアの留学生を対象にした会社ができ

そこにあった旅行会社で トラベルコンサルタント として働ける機会に巡り合った。

収入はウエイトレスの時より少なく

その上 週４０時間以上働かなければいけなかったが、

”デスクの仕事だ。 ちょっとカッコイイじゃない。”

何て あさはかな気持ちで飛びついた。

普通 この仕事につくには 皆 専門学校に行くが

幸運な事に私はそこで働く女性に１から教えてもらった。

彼女は長い間 ”ユナイテッド航空 ”で働いていたベテランさん。

仕事は楽しかった、、、が その会社は２年もしないうちに倒産した。

（私のせいじゃないですよ）


              

結局 又 元のウエイトレス業に戻ったが

ちょっとした事がきっかけになり、

町にあった大学で アシスタントナース のコースを受けその資格を取り、

老人ホームや病院で何年か働いた。

肥満とその合併症で寝たっきりの女性のホームケアーをした事もあった。

アシスタントナースは患者さんの身の回りのお世話をする人で

血圧や体温を計ったり 食事や排泄の介助をする。

字のごとく 忙しいナースを手伝う助手。


             

その仕事も楽しかったが 引越し先にいい職場がなかった事や

今の仕事につけた事から 又 職種変えになった。

それが今している ケーキデコ の仕事だ。

たぶん 健康な限り いくつになっても 何かをして 働いていたいと思う。

次は 何しようかなあー             

”泣き虫けい”と”笑顔のカメ”にハロウイーンケーキ

カメラが壊れたままなので 以前に出したカップケーキの寄せ集めの写真を

載せながら 今週のけいちゃんとカメ君の話をしたいと思う。

まずカメ君 （生後５週間）

笑顔がよく見られた。

特にミルクをあげた後 ニターと微笑む。

話しかけても じっと人の顔を見るようにして ニタッ と笑う。

カメラがなくて残念だった。

昼間１ー２時間 続けて ウトウトしながら起きている。

オムツも奇麗で お腹も一杯 げっぷもでてすっきりしていると

一人で横になって しばらく モービルを見たり 音楽を聞いたりしている。

黒と白でつくられた模様の絵を見るのも好きだ。

夜の睡眠は３ー４時間毎に起きる。

        

次は けいちゃん （１６ヶ月）

良く 泣いた！

カメ君とけいちゃんは週に数日 託児所に行きはじめた。

季節の変わり目もあるのかもしれないが、

託児所で風邪をもらったのか 鼻風邪をひいてしまったけいちゃん

一日中 鼻ズルズル。

その上 奥歯がはえ始めているようで ヨダレも出

指を奥歯のほうに入れ噛みながら泣く。

玩具で遊びながら 自分の思うどおりにいかないと

すぐに大きな叫び声を出し 泣く！

さあ ここでチャンスに登場してもらおう と

カメ君を抱いてミルクをあげていた私は彼の名を呼んだ

、、、と こんな日にかぎって チャンスは物凄い勢いでかけて来て

けいちゃんを押し倒してしまった。

もちろんその後は 大泣き！

               


２時間も昼寝をした後も 具合が悪くて 私の胸の中でじっと抱かれて

コアラべアーのようにしてたね。

カメ君の泣き声に悲しくなって けいちゃんも泣き出し

二人で順番に泣いてた夜もあったね。

そうかと思うと、機嫌の良いときは

なんでもない事でケラケラ ケラケラ 大声だして笑う。

おかしなけいちゃん

私はそんなけいちゃんを抱けるだけ抱いていた。

             

  （ フインガークッキー、ビーフジャーキー、 チョコに ガミ  ）    

火曜日にケーキのセミナーがあり 二人を連れて行ってきた。

カメ君はベビーシートの中でずっと眠っていた。

シャイなけいちゃんはしばらく私の膝の上に座っていたが、

そのうち場になれたのか 会場の中を歩き出し、、、

走り出し、、、、

二人で追いかけごっこをしてしまった。

皆から ”可愛いね。こっちにいらっしゃい”と言われると

首を横に振って "No No No " と言う。

知らない人には抱かれようとしない。



明日までに完成しなくてはいけないウエデイングケーキがあり

今日は１２時間働いた。 こういう所 日本人だなあー

今回は四角いケーキを重ねあわせたシンプルなデザインのもの。

その分ごまかしがきかないので ちょっと神経使う。

明日もがんばるぞー！            
   

地下鉄とサンド屋 二つの”Ｓｕｂｗａｙ”珍話

何年か前にこちらにある Subway というサンドウイッチ屋さんのサンドを

毎日食べ減量した男性 Jared Fogleさんが現れ

それからここの店は それを売り込みにしてきたようにも思う。

                

職場の前にこの店があるので ここで６インチの（１５センチ）ターキーサンドをつくってもらい

二つに切って 休憩時間に分けて食べるようにしている。

Subway というと やっぱり 皆さんは”地下鉄”を思うんでしょうね。

市バスも電車も走らないこんな田舎に住んでいる私は

サブウエイと聞くと真っ先に思うのはこのサンドウイッチ屋さんなんですが、、、

ちょっとそれにまつわる珍話しがあります。



何年か前に会社の人の計画でバスを借り切り

シカゴにカッブズの試合を見に行った。

バスからおり 獏じいさんと球場に向う時 方向音痴の私は 回りの景色を見回し

”あの角にsubway があるから それを目安にここを見つけるといいね。

でも 方向音痴だし 私を置いて先に帰ったりしないでよ！”

と 彼に念をおした。

”そんな事する訳ないだろー”

という彼の言葉を信じた私が甘かった。

一緒に来ていた若者たちと 私たちの席より離れた場所で 試合観戦をしていた獏じいさん

騒ぎすぎて係り員の人から 退場 させられた。

試合に没頭していた私はそんな事も知らず、

９回戦が終わり ふと回りを見回すと 皆 いなくなり 私一人が残っていた。

バスの運転手が試合終了後 １時間後には出発する と確認をとっていたのを 思い出し、足早に球場を出た。

球場を中心に いくつかの道が別れ出ている。

どの道だったか すでに自信のなかった私は

通りを行く人 に尋ね その人の指す方向に向って歩いていった。

、、、が どうも様子がちがうので

今度は 通りでTシャツを売っていた人 に サブウエイ がどこなのか 尋ね、

彼女のさす 別の方向 に向った。

何ブロックか歩いていくと ここもどうも様子が違うように感じられる。

今度は 元に引き返し 球場で働いている人に尋ねた。

そして彼らがさした 別の方向に向って 又 何ブロックか歩いた。

、、、が そこも 又 様子がちがって見える。

ふと見ると パトカー が止まっており

”おまわりさんなら 間違いなく知ってるだろう ”と

おまわりさん に聞いてみた。

"Ｗould you tell me where the subway is?'

"Ｙou mean the train station?"

"No, I meant sandwich shop."

そうか サブウエイと聞くと 地下鉄を思う人がいるんだ。

と想っているや 警官がこう続けた。

"We have got two subways in this area.

Which subway are you looking for it?"

なんとサブウエイのサンドウイッチ屋さんも２件このまわりにはあったらしい。

親切な事に この警官 どっちのサブウエイの店か分からない私をパトカーに乗せ バスの待合所を探してくれた。

今日も訪問ありがとう                                                     

心が風邪を引くと

コロラドで二人の可愛い男の子を育てているお母さん

gokiemi さん （こちら）がこんなに素敵なカレンダーを作られました。


若い頃にかかってしまっていた拒食症の事で

書き忘れた事の一つが ”どうやって それから開放されたか、、、”

高校時代に”痩せた方がいい”といわれ

はじめた”健康なものであるべき ダイエット” が 拒食症になったのは

体重をコントロールする事で その頃の生活で感じていた寂しさを埋めたり

子供の頃にできた傷を癒したりしていたからのようだった。

ちょっとした出来事や、誰かからの なにげない言葉で

”心が風邪をひいてしまった” ようになり、

食べ物を使って それを癒す人は多いんじゃないかなあー。

人によっては 食べ過ぎ たり、又 反対に食事拒否 をおこしたりして、、。

私の拒食症は２０才前後の数年間 だったと思う。

毎日ではなかったが、良くなったかと想うと又 ちょっとした事で現れた。

それから 開放 されたのは ある人が どんな時にも 私に

”君は奇麗だ！” と言ってくれたからだ。

その事で私は 自分が自分である事に自信を持ち 何もかもが大丈夫な

そんな気持ちになる事ができた。

   

健康作りを目指す”花咲組” の発端者である さりすけさん blog （こちら）は

ポジテイブ思考のパワーママさん。

たくさんの人たちが彼女から元気をもらっている。

彼女のお母さんは彼女にずっとどんな時も

”オマエは奇麗や！” と語り掛けていた という。

それが こんなにも元気で飾りっ気のない彼女をうんだんだろう。

”奇麗だよ””いい子だね””素敵だ”

こんな言葉を子供たちや 自分の回りの大切な人に 毎日 かけてあげる事は

何よりも大切な事のように思う。

きっとこれが 心の風邪にもっともいい良薬 になるんだろう。


今日も訪問ありがとう。