7人兄弟の中、長男として育ったバッキーと
アイオワのこの町に住む末っ子のトムは
14歳の年齢差があるのだけれど
電話やテキストメッセージで
常に連絡を取り合っている。
そのトムからボートショーに行く誘いがあり
けいちゃんの試合観戦を終えるや会場に車を飛ばした。

ミシシッピー川べりに建つ会場に使われたホテルに着くや
”景色が素晴らしいよ”、と
まず展望台に行く事をトムが勧めてくれた。

バッキーと結婚する前の事
何の話からか
乳児だった弟トムの世話をした事が話題になった。
”アル中の両親がバーに出掛けている間
自分が弟たちの世話をし
乳児だった末の弟を腕に抱いて眠らせたんだ、、、。”
あの時バッキーが両親の事を
アル中と表現したかどうかは
はっきりしないけれど

この話を聞きながら私の中で義父母は
テレビドラマに出て来る完全なアル中夫婦になっていた。
”まあ この人も暗い過去をしょってるんだわ、。”
そう思った私は
バッキーにより魅力を感じた事だった。

そんな話を思い出したワン