こんな理由で 骨折と脱臼をしたジェイク君の足首は
専門医のいないERでは元の位置に戻す事も出来ず
医者から
”3か所骨折もしているので12時間以内に手術が必要だ。” と
それこそ脅されるように言われ
手術を引き受けてくれた2時間先の病院にその夜行く事にした。
ジェイク君が木から飛び降り骨折と脱臼をしたのは午後2時頃
ERでの診察がすみ、引受先の病院が決まったのは6時過ぎ
自営業のジェイク君は医療保険に加入していない。
2軒の病院に手術を断られたのは
それが関係しているのかな と
そんな事を思った。
保険を持っていても保険によっては
してもらえない検査や治療があったりもするし、、。
手術が出来る2時間先の病院のERに着いたのは9時近く。
ナースによる問診を終え待合室に戻ったジェイク君と
次のコールを待てども一向に声がかかって来ない。
その時点で11時を過ぎた事もあり
手術は翌日の早朝になるのでは、、、と
思ったバッキーは
ジェイク君を残し借家に帰る事にした。
私たちがERのビル内に入った時は
セキュリティーチェックはなかったけれど
待合室で座っていると警官が数人入って来て
それ以後のセキュリティーチェックが厳しくなり
訪問者は持ち物の中まで一つ一つ検査されていた。
ジェイク君によるとその夜9時半にその町で発砲事件があり
その犠牲者か犯人が
このERに担ぎ込まれた事と関係しているように話していた。
私たちがERを去ってから暫くして
専門医の診察を受けたジェイク君は
専門医によって骨を元の位置に戻してもらうことが出来たらしい。
、、と言っても、かなり手こずったらしく
激痛の中での治療だった、、、と涙を潤ませてジェイ君が話していた。
専門医による治療を終えたのが真夜中の上、
私たちが帰った後だったのにも関わらず
入院は出来ずタクシーを使ってジェイク君は朝方借家に帰宅。
その日の午後、病院から連絡が入り
手術は翌日の朝に決まった。
保険がない事からか
その費用の確認も担当者からあった。
手術だけでも300万円を超えるらしい。
バッキーは明日、仕事なので私の運転で早朝病院に向かう。
”僕が手術を受けている間、買い物にでも行くといいよ。” と言われたけど
知らない街だし
ドライブしていて治安の悪い地域に入ったりする恐れもある。
それにショッピング欲が薄れている私は買い物に興味もない。
ラップトップやクリスマスプレゼントで貰ったキンドルを持って行けば
何時間でも退屈する事はないので病院で待つ事にしている。
手術後 1日入院となった場合
私も病院に1泊する事にした。
6時半には家を出るので今からパッキングでもします。
手術がうまく運ぶ事をお祈りください。
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