近所の小さな農場は 職場に行く道に沿ってある
雪が溶け 春めいて来てから
羊や牛たちが
外で草を食べる姿を目にするようになった。
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土曜日は気温も高かったので
帰宅途中 動物たちの写真を撮っていると
そこのオーナーであるチャーリーおじさんがやって来た。
チャーリーおじさんが飼っている家畜は 少なく
家族が食べる ラム肉や牛肉 になるそうだ。
ガチョウや鶏 七面鳥ほかもおり
自給自足に近い生活をされている。
”子羊も1匹いるんだよ
見に来るかい” と
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初対面の私を農場の中に入れてくれた。
私たちが農場に入るや
真っ黒い アンガス(Angus)牛が
ドスンドスン と 足早に
私たちのほうに向かって来る。
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一瞬 びくりともしたが
とても人慣れした牛で
チャーリーおじさんは 彼をエイティーン と呼ぶ。
登録しているナンバーが ”1118” だからと言うが
まるで ペットにでも話しかけるように
”おい エイティーン 俺に触らせてくれるか” と言って
牛の頭をなでるチャーリーおじさん、、、。
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すると
よだれや 鼻水で ぐちゅぐちゅになった顔を
チャーリーおじさんの胸に
埋めるように くっつけて来る 牛君、、。
”おめえ 汚い奴や あっちいけ、、” と
チャーリーおじさんが
子供のように ふざけて 牛君の頭を押す。
暖かいお陽さまと一緒に
何か ぬくぬくした一瞬 だった。
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肉牛として産まれた ”エイティーン”
ペットのように 愛らしい瞳 をしているのは
こんな 触れあい があるからだろう。
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まだちょっと ガスが貯まりやすいですが
胃腸の具合は随分良くなりました
ご心配ありがとう