期待期待

 

日曜日、理髪店のサインポールを取り外す予定を入れていたら

 

都合よく、春を感じるような陽気だった。

 

 

はしごに登って作業をするバッキーが落ちないように

私は両手ではしごを抑えながらも

時々離れてパチリ　

 

 

世界共通というこのポールを欲しがる人もいるようで

ジェイク君はこれを単品で売ろうと考えているようだ。

 

 

 

この店の新しいオーナーは理髪店として店を使わないので

店内にあるバーバーチェアーも処分する事になっている。

 

 

 

バッキーが務める会社の役員の一人が

ホームパーティーに使っている自宅のバーンに

このバーバーチェアーを置きたいらしく、買うことになってるらしい。

 

 

 

一体この店でこれからどんなビジネスが始まるんだろうなぁ。

 

ミシシッピー川沿いにあるこの小さな町にも、

何やら活気立ってくるような変化が起こり始めているように感じる。

 

アメリカの田舎では珍しいような

おしゃれな店になるかもねぇ。　　期待期待である。

 

 

 

 

テキサスに発つ前に物の片付けをしていたジェイク君が

両親の家に行く物を部屋の一角にまとめていた。

 

 

なんでもお母さんからの贈り物は処分できず、

お母さんの元に戻るようになっているらしい。

 

 

 

その一角にあったアルバムに目を通していたら、

ジェイク君のご両親も入れ

知人宅であったクリスマスパーティーに行った時の写真があった。

 

ゲーム好きな知人家族が　クリスマス・イブの夜に、

ゲームパーティーを開き、私達を招待してくれたんだった。

 

犬連れでホームパーティーに行くことは

まずないのだけど、レイラとチャンスもいる。　　なぜだぁ　笑

 

 

 

女性と結婚した娘さん、

高校でカウンセラーをするスポーツ好きなお父さん、

中学でカウンセラーをするお酒好きのお母さん、

マリーン（海兵隊員）でハワイやプエルトリコ他を

転々とするシングルの息子さんが順に並んでいる。

 

 

写真をプリントする事って、もうない上、ボケた写真のせいか

随分昔の写真のように感じ、しんみり。

 

 

 

毎年クリスマス時期に、

この知人家族のゲームパーティーに行っていたけど

コロナでパーティーはなくなり、

この家族にも２年以上は会っていない。

 

 

 

こちらはジェイク君が小学生？ぐらいの写真

 

 

勝手に写真撮ってブログに載せたけど、

理髪店も処分出来、かなり気分が軽くなっている彼は

そんな事など気にしないだろう。

 

ぽちっとね

 

今日の作業

土曜日は午後から理髪店の片付けをした。

 

 

息子のような年齢の友人ジェイク君が、この街で経営していた理髪店を売ったので

この冬、テキサス州に滞在しているジェイク君の代わりに

夫婦で理髪店の片付けをしている。

 

 

 

理髪店のドアを開けると

沢山のダンボールの空き箱が窓際に積まれていた。

 

 

バッキーが一人で運んできた空箱の量の多さに驚いた。

 

 

 

私は理髪店のバックルームを、

 

バッキーは理髪店内の片付けをした。

 

 

 

今日の作業を終えてから

テキサス州にいるジェイク君とビデオ通話。

 

 

 

私達の作業に彼も満足そうで声に活気があった。

 

 

 

 

理髪店を片付け中、目についたものをいくつか貰ってきた。

 

 

一つはメタルで出来た船長さん

 

 

 

家に持ち帰ったものの

見れば見るほど　必要のない物に見えてくる。　　笑

 

 

もう一つは風景画。

 

この街からミシシッピー川にかかる橋が描かれている。

 

この橋を新しくする為、売りだされたこともあったけど

買われる事なく橋は爆破解体された。

 

 

 

早速　ダイニングルームの壁にかけた。

 

 

 

 

理髪店の壁に取り付けられているこのキャビネット　↓

 

 

 

ドアについた金具が

 

 

 

なんともいい感じ。

 

 

ぽちっとね

 

一度で決まった

ジェイク君の理髪店は売りに出すや　

トントン拍子に話が進み

 

本日

 

 

 

 

 

 

この私でさえ、なんだかしんみりした気持ちになるのだから

当人のジェイク君など重ーーい胸して,

ため息ついているかも。

 

 

いやいや

目の前に開いた自由な道を想像して

ニタついているかも

 

 

 

 

 

明日　バッキーは理髪店に行き、ビデオ通話で

テキサスのジェイク君と片付けの事などを話すらしい。

 

持って出るものがとても少ないので、彼がいなくとも

バッキーが全てしうるだろう。

 

 

 

ジェイク君がテキサスに出る前に

床屋でバッキーのヘアカットをしている写真があった。

 

 

妙に懐かしい思いに覆われる。

 

 

数ヶ月前なのに、なんだか数年前のような気にもなる。

 

 

 

 

 

今晩の夕飯は

 

 

 

モンゴリアンソースを使って　”モンゴリアンチキン”

 

二人で満足した。

 

 

難を言えば

 

ピリッとした分、ご飯が進むことかなぁ。

 

明日は忙しい水曜日だ。

 

　　　　　がんばりまぁーす

 

ぽちっとね

 

元気出せ

テキサスへの空港チケットをオーダーするにあたって、

まずはテキサスにいるジェイクくんの都合を聞こう　　とビデオ通話で連絡を取った。

 

暫く出なかった彼が何やらボソボソ言い始めたかと思うや、

暗くて顔も見えないスクリーンは

あちこち動いて　まるでスマホを持った彼の足元がふらついているようでもあった。

 

”あんた　酔ってんの？”　　と

そんな言葉をついかけてしまった。

 

 

 

少し　ジェイクくんと話をしていて気がついたのは　

彼は酔っていたのではなく　

ちょっと鬱ぎみだったことだ。

 

それはバッキーも同じように感じていたようだった。

 

３月にテキサスを訪問しようと思っている事をジェイクくんに話し

どの日が彼にとって都合が良いのか　を訊き

ビデオ通話を切った。

 

 

その後、旅券の予約を入れようとした私たちが

どのフライトにするか決めるのにもたついていると

 

”また　明日にでもするか？”　と

バッキーが言う。

 

 

”今晩中にしなくては駄目よ”　と

思わずそう強く返したのは

私達がテキサスに行く話しが口だけでない事を

一時も早くジェイクくんに知らせたほうが良いと思ったからだ。

 

バッキーが来ることが彼にとって光になる　と

そう思えるほど落ち込んでいたように感じたから、、、。

 

フライトの予約を入れた時、その連絡先に私、バッキー、そしてジェイクくんのメールアドレスを入れた。

 

”私達の旅程が貴方のメールに送信されるからチェックしてね。”　と

 

テキストメッセージでジェイクくんに知らせたら

 

彼からの返信に　元気が感じられホッとした。

 

良かったぁ

 

 

 

 

ぽちっとね

 

楽しんでるよ

テキサスにカメくんが行って以来、ビデオ通話で毎晩その日の様子を聞かせてもらっている。

今日はジェイク君と二人で船に乗ってメキシコ湾にフィッシングトリップに行って来たらしくて多くの写真も送ってくれた。

 

 

まだ暗い時間にキャンプ場を出たんだろうね。

 

日の出の写真まで送ってくれた。

 

 

あ～～まるで別世界のよう

写真だけでも圧倒される。

 

 

目的地に着くや、皆で一斉に釣り開始

 

 

結構沢山の魚が釣れたらしい。

 

美男子とはとても言えないガマアンコー君もその中の一匹

 

 

フィッシングトリップから帰ってきてからも　いつもの場所で釣りをしていたカメくんがこんな大きなブラックドラムを釣った。

 

 

軽々と持っているように見えるけど　１３キロはあるらしいよ。

 

 

 

釣った魚を持っていくと、調理してくれるバーが街には多く並んでいるらしくて、早速この夜はバーに行って魚をフライしてもらったんだって

 

 

こんな写真を見ていたら

私達も冬の間はテキサスで過ごしたいなぁ　なんて思ってしまう。

 

ジェイク君が滞在しているキャンプ場にはヒーティングプールがあったり　シャワー他　設備が整っているから　この私も暮らせそう。笑

 

彼の話では滞在費は１ヶ月４５０ドル程で、それに光熱費が加わるらしい。

 

キャンピング生活を楽しめるのも元気なうちだ。

 

バッキーは身体

私は頭がボケないように鍛えなきゃねぇ。

 

 

 

私達が住む中西部は過ごしやすい冬を迎えてはいるけれど、野外を楽しむには気温が低すぎる。

バッキーの足の事もあるけど　もっぱら家の中でテレビを観て過ごす毎日だ。

 

７時頃夕飯を食べながら映画やシリーズものを９時頃まで観るのが日課になっている。

 

こんな日々も結構楽しくてね。

仕事が終わってから、ワクワクしながら家路を急ぐ私です。

 

今晩観た映画でかかった曲の一つは

ジョニミッチェルのBoth Sides Now

 

 

さあ　今週は明日働いたら来週の火曜日まで休みでぇーす。

土曜日はクリスマスなんですよね

早いなぁ。

 

ぽちっとね

良かった 良かった

快晴の月曜日、久しぶりに川べりに出ると

以前に比べ　川べりに並ぶメモリアルベンチの数が多くなっていた。

 

メモリアルベンチと呼ばれるものは、家族、親戚や友人が故人を偲んでその人の思い出のある場所に贈られたベンチで　背もたれに故人の名がしるされている。

 

 

知らない名でもそれを目にすると　しんみりした想いになる。

 

 

 

土曜日にテキサスロードハウスで食べたバーガーがあたってかどうか

 

 

その夜下痢に嘔吐までしたバッキーは、日曜日のほとんどをベッドで過ごし、元気もなかった。

 

今朝、私が目を醒ます前に仕事に出かけていたバッキーは、ランチに帰宅

 

すっかり体調は戻ったとの事に一安心

私だけでなく当人のバッキーも力が戻った自分に嬉しそうだった。

 

そうやって気持ちが上がることで、益々身体は力をつけることだろう。

 

 

夜、テキサスにいるジェイク君とカメ君にビデオ通話。

 

 

画像も悪いけど声も聞き取りにくい。

 

でもスクリーンに映る笑顔で元気な様子は伝わってくる。

 

ブログのネタにする為　写真の注文をつけると、２−３センチのエビを餌にして釣りをしているので、　手がぬるぬるしてスマホを取り出して写真など撮れる状況じゃない、、と断られたけど　彼のこと、きっと写真を数枚は送ってくれるだろう。

 

 

 

月曜日は朝から陽が落ちるまで釣りをしていたらしくて、

帰り際に撮った写真を送ってくれた。

 

いいなぁ

素足でビーチを歩いて　深呼吸したいねぇ。

 

 

明日も私は仕事が休み

 

ぽちっとね

無事到着

日曜の真夜中、カメくんを連れアイオワを発ったニックママは３時間先にあるシカゴ　ミドウェイ空港に無事着き、ゲイトまでカメくんを見送ることも出来た。

 

　　　　　　　　　　　　　

 

その３時間後、フライトは無事にテキサスに到着

 

ゲイトで待っていたジェイク君とも会うことが出来、只今　テキサス州南部にあるキャンピング場に滞在中のカメ君だ。

 

 

　　　

 

今回の旅を一番押していたのはニックママ（娘２）だろう。

娘２はバッキーに似て心配性で不安になり安いタイプ。

 

その彼女が１３歳の可愛い息子を一人旅に出せたのは、それだけ床屋のジェイク君を信頼しているからだ。

 

 

ジェイク君の魅力がやっと娘２にも見え始めたようで　

 

 

私は嬉しい。

 

理科の先生のような彼から多くを学んでいることだろう。

 

早速、大好きな釣りを楽しむカメ君

 

 

水槽に入れて飼いたくなるような魚を釣った。

 

 

 

　　　訪問ありがとうございます。

ぽちっとね

１３歳の一人旅

数週間前の事、

”クリスマスプレゼントはテキサスまでの航空チケットが良いなぁ”　と

カメくん（次女の息子）から、クリスマスプレゼントのリクエストがあった。

 

勿論、

行き先は床屋のジェイク君が滞在しているテキサス州にあるキャンプ場　

目的は、釣りをする事。

 

 

この夏、ボートでミシシッピー川に出て、それは大きなサイズの魚を何十匹も釣り上げたカメくんは、そんなエキサイティングな時間を求めているのかも知れない。

 

それにテキサスでは川魚とは違う種類の魚も釣れるだろうしねぇ。

 

そんなカメくんの思いを感じると、その願いを叶えてあげたく

グランパバッキーは早速チケット探しを始めた。

 

キャンプ場から車で３時間先にはなるけど、シカゴからサンアントニオって言うテキサス州にある都市までの往復チケットが３２０ドルであったのでそれをオーダーした。

 

１９日から２６日まで、クリスマスを挟んだ１週間をテキサスで過ごす事になったカメくんだ。

 

 

飛行機での初めての一人旅にもなる。

 

アイオワの家からシカゴの空港まで車で３時間

シカゴからサンアントニオまで飛行機で３時間

そうして、サンアントニオからジェイク君が滞在しているキャンプ場まで車で３時間

 

半日かけての大移動　　笑

 

 

乗り換えがなく　空港には床屋のジェイク君が迎えに来てくれるので心配はないだろう。

 

ただ　空港まで３時間X2も運転しなくてはいけないジェイク君には、ちょっと申し訳ない気もする。

でも、ジェイク君がカメ君の訪問を心から楽しみにしているのも強く感じる。

 

子供が大好きな人だからねぇ。

この旅はカメ君にとっていい体験になるだろうなぁ。

 

あー

二人の楽しい時間を想像しただけで、私までワクワクしてくるよ。　笑

 

このプレゼントはクリスマスプレゼントでなく　この夏に我が家のガレージの片付けを手伝ってくれたカメくんへの報酬　と話している。

 

ぽちっとね

おーのー

数年間　冬の間だけ我が家に住んでいた床屋のジェイク君は今回の旅に出る前に、街の郵便局に私書箱を持った。

 

　　　　　　

　　　　私書箱　↓　（写真はお借りしました）

　　　　　　　　

                               

彼が旅先のテキサスにいる間、バッキーが彼の郵便物の管理をしていて　１週間に１度ぐらいの割合で　郵便局にある彼の私書箱から郵便物を取り出している。

 

それら一つ一つの郵便物に目を通し、広告など必要ないものはバッキーの判断で捨て　大事なものはジェイク君にテキストメッセージで知らせるようにもしている。

 

今週の日曜日、いつものように床屋にフットボールの観戦に行った私達はその前に郵便局に寄りジェイク君宛の郵便物を取ってきた。

 

いつものように　一つ一つの郵便を開け、残すものと捨てるものに分別していたバッキーが一つの郵便を開封した後で、ジェイク君宛の郵便でないことに気づいた。　

 

 

その上、ナイフで綺麗に開封すれば良いのもを、手でびりびりと破いたその封筒の中には　Ballot　（投票用紙）が入っていたんです。

 

寄りにも寄って、そんな大切な郵便が間違った私書箱に入っているとは、、。

 

もう　こういうとこ　アメリカ！

 

高い給料もらってるんだから　しっかり目を開けて仕事して頂戴。　笑

　

 

 

 

開封してしまった郵便を目の前に

 

バッキー　”このままの状態で郵便ポストに投函しよう。”

 

私　”でも　破れた封筒を手にした局員が疑問に思うんじゃないの”

 

バッキー　”詳しい事情を話したら面倒な事になるかも知れんぞ”

 

 

そんな事をあれこれ話した私達は破いた封筒にメモ書きを添え　

間違ったPOBoxに入っていたと知らず開封してしまった事を詫た。

 

 

こういう場合　郵便局は

局員の間違いから人の手に渡り開封された　と伝えるのでしょうかねぇ。

 

　

ぽちっとね

 

 

会話に飢えているのに

金曜日の夜　ジェイクくんと初めてのビデオ通話をした。

 

 

 

 

 

ジェイク君が旅に出る前の週末

キャンプ場の写真を何枚か撮っていた私はグラジオラスの球根が木にぶら下がっているのに気づいた。

 

 

来年の春まで我が家の地下に保存しようか　その時、彼に訊くのを忘れた私は気になって木曜の午後、キャンプ場に行った。

 

数日前まで、木にぶら下がっていた球根はそこから姿を消していて、その行方が気になったので、今晩　ビデオ通話中　彼に訊くと

”理髪店の地下に保存している。”　と知って一安心。

 

 

 

只今彼はオクラホマでキャンプ中らしい。

 

旅先でインディアンのreservationにも行くのか尋ねた時、オクラホマにはリザベーションが沢山あるように言っていたから　寄るかもねぇ。

 

 

　　　　　　　

 

今晩の夕飯はバッキーがブリートを作った。

 

そのブリートを食べ始める寸前に　何を思ったかバッキーがジェイク君にビデオ通話をしたんで、ゆっくり話もできずに切らなくてはいけなかった。

なんだ　ありゃぁ

話好きのジェイク君のことだから会話に飢えていると思うのに　バッキーったら

”今から夕飯食べるから　　又な。”　って５分もしないうちに切りやがる。

 

男友達なんてこんなものなんだねぇ。

 

 

 

今週の金曜日も仕事を終えてからアジアンマーケットに行った。

この日の目的は野菜と柿

 

 

 

今晩、シリーズ物のテレビ番組を観ながら、口が寂しくなったバッキーが取り出したのはブラックオリーブの缶詰

 

　

 

 

”健康志向の高いアメリカ人たちもこの柿には注目しててね。柿を使ったレシピーとかも出してるのよ。”　と言ったのが良かったのか　バッキーもいくつか柿を頬張っていた。

 

 

 

では　おやすみなさい。　良い週末を

 

ぽちっとね