土曜の夜 又 あの芝居小屋に行って来た。
今回見たのは コメデイー
"Foreigner"
この劇を書いた
Larry Shue は
80年に日本で暮らした体験を元に このストーりーを書かれたそうだ。
話しはチャーリーという病理学的に内気で
見知らぬ人と話しをするのが怖い男性が主人公になり、展開する。
ある日 アメリカ南部で宿舎を利用する事になった彼は 知人より
”英語の分からない外国人” と宿屋の主に紹介される。
これで人との会話から逃れられる訳だ。
英語が分らないふりをし 回りからもそのように扱われる。
面白いのが 彼がまるで耳が不自由かのように
宿主は大きな声でゆっくりと 簡単な英語を彼の耳元で話す。
又 彼がどんなおかしな行動をとっても
それは彼の国の習慣だと 回りは理解し受け入れる。
これらは 実際に ライターである
Larry Shue が日本で体験した事らしい。
ストーリーはその中で
KKK( Ku Klux Klan) の仲間による
悪魔的な計画が 明らかになっていくのをコメデイータッチで現わしていく。
話しは すべてこの宿屋である一室で展開する。
会話が南部の強いアクセントでおこなわれる事で私には 聞きづらかった。
仕事疲れもあったのか 最初の休憩がくるまで
重たい眼を開いているのがやっと。
”眠ったら 獏じいさんに 申し訳ない!!”
そればかり 自分に言い聞かせていた。
この日 仕事から帰宅した獏じいさんは 珍しく 上機嫌!
”芝居の券を買ったぞ!今晩は芝居を見に行こう!”
自分の為でない事は よく分っていた。
私の為に 楽しい土曜の夜を過ごそうと計画を立ててくれたんだ。
休憩中におおまかな話の内容を聞いたのが、救いとなり
2部は面白く見る事ができた。
この劇場は1962年にできた古いものだ。
プロをめざして 俳優やその卵たちがオーデイシオンを受けやって来る。
Ben Affleck の奥さん
Jennifer Garner も学生時代このステージに立った。
と
この中の誰かも いつか
レッドカーペット を踏むのかも知れない。
宿主の息子で 知能障害を持った役を演じた青年(写真右)
Zachery Gray の演技が最も印象的だった。
1部をほとんど見てなかったけど それでも面白かった劇だ。
”有り難う 獏じいさん”