恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

三浦半島バイク×2

2005年04月07日 | 二輪/四輪車とか
暖かくなるとふと走りたくなります。
そしてライダーというものはふと海が見たくなるもの、らしいです。
最近、大学の友人で二輪免許を取得した輩がいたことを思い出し、
たまには一人じゃなくて同行者があるのもいいなぁと、
唐突に誘ってみたところ、うれしいことに参加快諾されましたので、
三浦半島一周を企ててツーリングへといってまいりました。
私にしてみればバイク同士でツーリングというのは初の経験です。
いつもバイクで出かける時は一人ですから。
そのほうが気楽といえば気楽ですが、果たしてどう転ぶか。

午前11時に私と彼の家の中間地点である高井戸に集合し、
環八を南下して第三京浜から三浦半島を目指します。
環八は大型車の通行も多く、走っていてストレスの溜まる道路ですが、
有料道路である第三京浜に乗ってしまえば後はもう快適に進行。
この日はやたら風が強かったので250CCのバイクを操る友人は、
かなり不安定な走行で命まで覚悟したということですが、
確かに風の強い日にバイクで高速走行は私もキッツイですね。
関係ないけどPAでバイクで二人乗りの人がけっこういたのが印象的でした。
大型で二人乗りの人はいいけど、250で二人乗りの人はきつそうだったなぁ。
私はまだ免許取ってから1年半なのでそのうち一度は経験してもいいかな、と。

三浦半島へのアクセスは第三京浜→横浜新道→横横道路が最短ですが、
ここはなるべく金を節約していこうということで、
玉川~保土ヶ谷の料金200円だけで有料道路の使用は控えることに。
第三京浜から国道16号に移動する際に道を誤り、少々の時間のロスはありましたが、
順調に横浜から横須賀、逗子、三崎を経由して最初の目的地、城ヶ島へ。
この辺りの名物はまぐろ料理なのですが、これを食べるのも一つの目的。
誘っておきながら友人がシーフードがあまり好きでないことを知りますが、
ここまできたらもう引き返すにも行きません。
というわけで城ヶ島の港にある料理屋で昼飯にしては異例の1000円という大枚を叩き、
赤身まぐろ丼を注文。観光地の料理なので質は推して知るべし。
今後は駿河台下にあるまぐろ市場でまぐろは戴くことにします。

城ヶ島では荒波とたわむれたり公園をウロウロしたりしながら海を満喫し、
三浦半島一周を完遂すべく、海沿いを久里浜方面へ向けて走り出します。
暖かい季節に白波の立つ海を見ながら走るのは気持ちの良いものです。
久里浜港周辺で、あのペリー提督が上陸したとされるペリー公園で一服しつつ、
二台のバイクはひたすら海沿いの道を走りつづけます。
横須賀の近辺で三笠記念公園にもいこうと思ったのですが、
道がわからずやり過ごしてしまうという失態を犯してしまい、通過。
その埋め合わせといってはなんですが、帰路の途中にある金沢文庫へ。
日本史を専攻する学生にとってはニヤリな場所なのですが、
初の長距離ツーリングに疲れた相方はもうそれどころではなく、
称名寺境内に見事に咲き乱れた桜の鑑賞もそこそこに、走り去りました。

二人でツーリングというのはお互いのライダーとしての技量もありますが、
バイクの排気量という問題もありました。私が400で相方は250。
大型から見ればたいしたことはありませんが、発進時などには差が出てしまいます。
そこらへんは先に述べた技量でカバーすることもできるのですが、
私もいうほどのベテランではなく、ましてや取得したてではそれも困難。
お互いの差を考慮して一緒にツーリングという難しさを知りました。
やはり好きなところへ好きな時間にいけるというのが一人の魅力であり、
行った場所で感想を共有できるというのが複数であることのメリットかと。
どちらも一長一短ですね。

恐懼謹言。
コメント
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