恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

接客の真髄

2005年04月22日 | 日記とか
何かしら買い物や食事をしに店に入る時に、
その店の店員という要素というのは非常に重要なポイントを占めます。
商品がいかに素晴らしいものであってもそこの店員の態度が×なら、
もう一度行こうかなぁ、という気にはならなくなってしまうのが人の常。
例えば昨日行った勢得にしても味は申し分ないものの、
さすがに人気店というだけあって客をさばくことに必死になった結果、
その接客が疎かになってしまっている感じは否めませんでした。
美味しいものを食べには行きたいけど、店員が殺伐としていると、
どうしても足繁く通おうかなぁという気持ちにならないわけです。

それに比して私の地元である平井には接客の真髄を見せてくれる店があります。
千成飯店という昔ながらの中華料理屋なのですが、とにかくすごい。
まず店に入ると威勢のいいおばちゃんの「いらっしゃいませ」攻勢。
このおばちゃんが何といってもこの店の魅力の最大ポイント。
常に明るく活気に満ち溢れた接客で対応されると、
こちらも元気になるというのはあながち本当かも、と思ってしまうぐらいに。
店内は決して綺麗ではないながらも、程よい小汚さが逆にアットホーム感を演出。
価格設定もおおよそ良心的な価格で、私は主に焼肉定食630円を注文します。
安い割にボリューム感たっぷりというのはある意味で商品の魅力。
そこに人の魅力であるおばちゃんの要素を加えることによって、
私の中ではかなりのお気に入りポイントとなっております。
酒を片手に独り言をグダグダ喋りつづけているようなオッサンにも、
無視することなく暖かく受け応えするおばちゃんはまさに神の領域だな~。
かなり足繁く通っているのに、未だに常連としての証しである、
「毎度どうも」という声をかけてもらえないのが残念でなりませんが、
ここは意地でも常連として認識して戴けるようになるまで通うぞ、となるぐらい。
どの時間帯に行ってもいつも人が大勢いるのは、それなりに理由があるんですね。

振り返ってみるに今日の私はバイト先で色々とマシントラブルもあり、
自分の仕事を終わらせることばっかりに集中力が行ってしまい、
接客が疎かになってしまったような感覚が否めません。
そんな仕事のあとにこの店で夕食をとったわけですが、
接客とはかくあるべし、ということをひしひしと身に染みて感じました。
接客の真髄を会得するためにぜひとも訪問してみることをお奨めします。
場所はこの辺

恐懼謹言。
コメント
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