恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

全力疾走

2005年04月29日 | 日記とか
バイク用品店であるドライバースタンドが関東近郊の支店共同企画で、
スタンプラリーを開催するというので、何となく参加してみます。
本来なら今日は休日でどこか日帰りツーリングにでも行こうと思ったのですが、
突如として飲み会のお誘いがあったので、近距離を回るならこれが手頃かなって感じで、
千葉を中心とした短距離ツーリングに出かけます。
スタンプラリーといえば鉄道が相場なのですが、バイクで回るというのもいいものです。
全ての店舗を回りきれば賞品も出るということで、さらにやる気向上。
今回のスタンプラリーのポイントは幕張、千葉北、市原、一之江、足立。
どうせ行くならまずは遠くからってことで、幕張と市原へ向かいます。
ツーリングというにはあまりに市街地走行が多いので、特に楽しくもないのですが、
景品に目がくらんだ私は殺伐と東へ向けて走りつづけます。

順調にスタンプラリーの行程を消化し、市原を出た後で千葉北へ。
このペースなら夕方の飲み会までの時間に全ての店舗を回れると思っていた矢先に、
千葉北の到着後、バイクから降りた瞬間に一件の着信。
バイト先の退役社員からのお電話で、今から浅草橋に行くので一緒に来い、と。
正直微妙な申し出ではあったものの、さすがに世話になった人というだけあって、
断るに断れない雰囲気なんですよ。せっかくスタンプコンプリート寸前なのに。
まぁスタンプラリーの期限はまだ先まであるので、ここは臥薪嘗胆、お誘いを受諾。
今まで延々下道で来たのに時間の制約もあるので、高速を利用して全力で帰宅し、
自宅でバイク用装備からの着替えを済ませて電車で浅草橋へ。

浅草橋には私のバイト先の姉妹店があり、同行者の退役社員が、
仕事を辞めるにあたっての挨拶をしに行くのですが、一人では気まずいというので、
なぜか知りませんが一介のバイトである私がお供することになったわけです。
もっとも挨拶自体にそんな時間がかかるわけでもないので、3分程度で終了。
これだけで終わってしまったので、飲み会までの時間も中途半端なわけで、
どういうわけか新宿までお供することなり、買い物に付き合ったり奢ってもらったり。
なんかよーわからんですね。私もよくわかりません。
久々の再会で色々とお話できたのは良かったんですけどね。

午後七時からはこれまたよくわからない動機での飲み会が企画され、
ゲスト的な感じで参加することになりました。
基本的に英米文学専攻の方々が主要メンバーの飲み会であったので、
私のような日本史学専攻の人間が入り込んでいくのはいささか恐懼に堪えず。
しかもこの飲み会に誘ってくれた友人が時間に遅れて当初はアウェー感ゆんゆん。
知らない人々と酒を酌み交わすというのは考えようによっては、
教師に必要なコミュニケーション能力の訓練だと思えばいい経験です。
結局、私だけがアウェーかと思ったらどうもそういうわけではなく、
知り合いの知り合い的な繋がりの人々が多く参加した多国籍軍的な飲み会でした。
教職のゼミでもそうですが、自分と普段接する機会のない人たちと話すというのは、
色々と自分の視野を広げてくれるような気がしますね。

そこそこな盛り上がりを見せたこの飲み会も二次会まで発展し、
程よい酔い具合を残しつつ終電で帰宅いたしました。
しかしまぁ振り返ってみると東奔西走という言葉に相応しく、忙しい一日でした。
こんな一日もたまにはあり、かも。

恐懼謹言。
コメント (5)
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