恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

熱苦しい男

2005年04月28日 | 二輪/四輪車とか
バイトを終えて夜の十時過ぎごろに夕食調達へ出かけます。
前ならバイクで通勤していたのですが、事故を起こして以来、
電車通勤にシフトしたため、電車から降りて帰宅、バイクへ乗り換える、
という二度手間を踏むわけですが、まぁしゃあないことです。
なんせ地元の駅前にはam/pmしかないので、飯の調達のしようがないんです。
こんな独占企業を利するようなことはしたくないもので。

んで、昨日借りたDVDを返却に行き、その足で本八幡のなりたけに向かいます。
バイクで通ってた頃は足繁く通っていたわけなのですが、
電車ではとんと不便な所にあるので、最近ではご無沙汰気味。
なりたけを目指して夜の道を快調にバイクで飛ばしている時に、DQN遭遇。
2車線の道路で私の右手を走る大き目の外車と並走する状況になったのですが、
如何せんその車の前を走っていた車がトロトロと走っていたわけで、
外車はいつその車を抜かすかと業を煮やしていたようだったのですが、
さすがに真横に私が走っているのでまさか進路変更はしないだろう、
と読んでいたのですが、その読みは物の見事にはずされることになります。
なんかどっかで見た光景。
そうなんです、二ヶ月前に私が事故にあったときと同じ状況なんですよ。
さすがにあれ以来並走する時は車線のやや左側を走行していましたが、
真横でウインカーをつけて幅寄せしてこられると精神衛生上良くありません。
ましてやあの事故の記憶も冷め遣らぬ今日この頃では。

幅寄せしてくる瞬間にとっさにギアを落として急加速を行ない、
何とか接触は回避することは出来たのですが、私はもう怒り心頭です。
クラクション連打とアクセル空吹かしで必死に抗議をするのですが、
何を思ったかその外車は私の真後ろにつけて執拗に車間を詰めた煽り攻勢を開始。
とりあえずこの煽り攻勢は次の赤信号まで続くことになり、もはや一触即発。
信号待ちで、このまま後ろにつけられたままでは身が危険だ、と判断。
青信号と同時に私が車線変更をして後ろにつけていた外車をやり過ごすと、
またしても右手に私、左手に外車という並走状態になります。
怒り冷め遣らぬ私は左手に睨みをきかせて空ぶかしで抗議、抗議、抗議。
まぁ空ぶかしが抗議の意にとられることはなく、煽りととるのは一般的でしょうが。
すると外車の窓があき、サングラス着用の頭の足りなそうな兄ちゃんがお目見え。
こっちに向かって何かを叫んでいるようにも見えますが、当然聞こえません。
そんな恫喝に負けるのも癪なので、こっちもひたすら空ぶかしで応戦。
そうこうしているうちに、外車はスピードを上げて走り去っていきます。
私も熱くなるとなかなか冷めないので、今度は自ら車線変更し、
逆に外車の後ろにつけて車間を詰めて煽ってやる始末。本当に泥仕合。

結局こんな状態が相手が別方向に消えていくまで続けていたのですが、
バイクから降りた後になって思うのはやっぱり罪悪感ですね。
いくら相手が気に食わないからといっても熱くなってはいけませんなぁ。
車間詰めてるときに急ブレーキでもかけられたら追突必至だろうし、
中にいる人がそっち系の方々だったら東京湾の藻屑になる危険性も。
こんな不毛なことしてても周りから見たらどっちもどっちですから。
大人気ない、という言葉が全く身に染みます。
警視庁交通安全標語「スリルより マナーで示せ 君の腕」
事故らないようにこの標語を念頭において明日は安全運転、と言っておきます。
二度寝の癖を治すのとついつい熱くなる癖はどっちが先に治るのやら。

バイクが好きだからセーフティライド。
恐懼謹言。
コメント (2)
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