恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

恐懼の窓口対応

2005年04月13日 | 所感とか
大学の奨学金申請ミスで、八割方もらえたであろう金を不意に。
諸注意を見落としていた私に100%非があるのは当然ながら、
それに勝って印象に残るのは事務員の悪しき態度ですな。
例えば今回のように自分に非があるわけでもなく、
履修のことに関して質問に行ったときもやたらと高圧的な態度で、
なぜかこちらが恐縮してしまうということが多々あります。
仮に事務員よりもひと回り以上年齢が下であったとしても、
事務員という仕事は所詮はサービス業に属するわけです。
そんな数ある職の中で事務員と言う仕事を自分で選んだにもかかわらず、
学生への対応をめんどくさそうに行なうのは如何なものか、と常々思うわけです。
確かに大挙して掲示板を見ればわかるような質問を延々とされていては、
事務員としても辟易とするものがあるのは何となくわかります。
でもやっぱりそれも仕事と言えば仕事の一貫なわけで、
学生に対してあからさまに面倒そうな態度をしていい理由にはなりません。
他大にいった友人の話を聞いてみれば大学の事務員なんてものは、
どこも大同小異であると聞きますが果たしてこれで本当にいいのか。

あるべき事務員の姿とは、学生に対して親身になって対応し、
その学生のより良い生活をサポートするための存在ではないかと。
さすがに大学生という社会人予備軍にあっては、何でもかんでも事務員がやる、
というようではいつまでたっても学生が自立できないという面もあり、
事務員と学生の掛け合いと言うのは一種の社会に出る前の鍛錬だ、
という感じで、社会の諸手続の過程がどのようなものか知る格好の機会にもなる、と
こんな風にポジティブな考え方を述べる方もおり、確かにそういう面もあるのですが、
第一義に考えるべきは事務というのはサービス業と言う観念。

私も恥ずかしながら数年間アルバイトではあるもののサービス業に従事する人間。
自分の仕事の効率のことは考えるものの、やはり第一は御客様。
で、比してみるに事務員の仕事というのはまさに自分の仕事効率優先がメイン。
これは学生が一番事務室に足を運ぶ時間帯でもある昼休みに事務室を閉鎖している、
ということからも明らかではないかと思うわけです。
事務員は各部署に一人というわけでなく、数人で受け持っているわけなのだから、
事務員の昼休みもずらして最低でも一人は学生対応に置くべきでは、
ということは痛切に思います。
事務員と言えど、所詮は学生の学費で給料を貰ってるんだから、
学生はあくまで顧客という扱いになるといっても過言ではありません。
あからさまに「俺は客なんだ」という態度でくる客ほどウザいものはありませんが、
それでも少なからず事務員にはそういう意識を持ってほしいと思います。
事務に相談したいことがあるのにそこで対応する人のことを考えると足が遠のく、
そしてよくわからないままになって不備がでて、事務に行くと詰られる。
こんな悪循環を是正するためにぜひとも改革を行なってほしいものです。

大学の事務という役職が競合する相手がいないために、
旧態依然の体質がいまだに罷り通っているという現実があることは確かでしょう。
あの国鉄ですら民営化されてJRになったあとは格段にサービスが向上したわけで。
いっそのこと大学の事務職は民営企業に委託してしまっては、と思います。

いやぁ、本当に最近は愚痴だらけで自分が嫌になりますわ。
恐懼謹言。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする