恐懼に堪えない日々

【恐懼】(きょうく)・・・ おそれかしこまること。日々の生活は恐懼に堪えないことばかりですよね。

怒る技術

2005年04月17日 | 日記とか
毎年恒例のことではあるのですが、
バイト先でそれまでのスタッフが抜けると新人が入ってくるわけで、
当然その指導にあたるのは社員のみならず先輩スタッフの勤め。
しかしながらどうにも私は後輩への指導っていうのが苦手なんです。
高校時代の部活にしても、上級生として後輩に指導するっていう所から苦手で、
なんというか後輩に先輩風を吹かせて接するのが嫌なんですよ。
相手の心の中を無駄に探ってしまうという感じもあって、
自分がこういう風にいわれたらイヤだろうなぁ、とか、
なに偉そうにしてやがんだ、とか思われてたりしたらイヤだなぁって。
思い過ごしには違いない部分も多いんでしょうが、どうにもできないんです。

教師を目指す人間がこんなことでいいのか甚だ疑問ではありますが、
今日にしても後輩のミスを見ていながらも叱責をするわけでなく、
あとで自分でこっそりと手直ししてみたりそんな感じでした。
さすがにこれじゃ本人のためにならないだろうなぁ、と意を決し、
注意を与えたはいいものの、今の言い方はまずかったかなぁと自己嫌悪。
何で人のご機嫌を伺いながら接するんだろうなぁ、
と冷静に考えるとなんとも間抜けな話です。
でも何とか相手に悪い印象を与えないように注意しなきゃ、
と思案し、四苦八苦していたりすることによって精神的疲労も倍増です。

で、そんな感じで思うようにいかないとつい気分も殺伐としてしまい。
私からは近寄るなオ-ラが出てしまうらしく、
カウンターの中まで重苦しい空気になってしまうわけで、
さすがにこれは恐懼に堪えぬ次第であります。
とりあえず人を注意したり、怒ったりする所ではしっかりと怒る。
これこそが本当に相手のためを思った行為なんだろうと信じ、
今後は教育者を目指すものとしてしっかりと実行せねば。
ただ注意しなきゃいけないのは私情・私怨を持ち込んだり、
単なる好き嫌いを越えた上での行いでないといけませんね。
その思いさえ伝われば自ずと道は開けてくることを信じます。

恐懼謹言。
コメント (3)
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